犬の病気と予防


ここでは、犬がかかりやすい病気とその予防・健康のことを載せています。
今では、ワクチンもあり恐ろしい伝染病もかなり予防できるようになりました。
大切な愛犬のためにワクチン接種について知っておいてください。


★外部・内部寄生虫〜犬猫に共通した寄生虫にについて
寄生虫名 症状 予防法 体験談
フィラリア イヌ糸状虫症とも言われ、蚊の媒介によってフィラリアがイヌからイヌへと感染しておこる病気。フィラリアは主に心臓と肺静脈に住み付き、心臓、肺、肝臓、腎臓などにさまざまなダメージを与える。症状が出るまでに通常数年かかる。
慢性フィラリア症の主な症状は、肺のうっ血のための軽いせき、体重減少、皮膚のかゆみ、脱毛。さらに症状が進むと少しでも激しい運動をすると呼吸が荒くなり心臓肥大や腹水がたまるようになる。ここまでくると命を落とす事につながるので、早期の治療が必要。
急性フィラリア症は、心臓の右心室から肺静脈にかけて寄生しているフィラリアが移動をして、右心房、大静脈へと寄生が広がる。突然元気がなくなり、呼吸困難、黄疸、コーヒーか醤油のような赤褐色の尿をする。発見したらただちに手術でフィラリアを取り出さないと死に至る。
蚊の出ている季節に毎月イヌの体重に合わせた分量の予防薬をきちんと飲ませていればほぼ100%予防できる。投与期間は地域によって異なるので病院の問い合わせる事。
予防薬はイヌが蚊に刺されてからフィラリア子虫が心臓に達するまでの1〜2ヶ月の間に毎月子虫を駆除することで予防している。冬の間投薬を休み、春からまた始める場合も血液検査で感染の有無を確認した方が安心。

2ヶ月以上投与を忘れると感染の危険性があるので、決して忘れずに!
昔はフィラリアで多くのイヌが亡くなりました。今では飼い主の心がけで愛犬のを守ってあげられます。フィラリアだけは、絶対に予防してあげてください!


犬のフィラリア注射について
ココアは、毎月15日ごろにシステックというフィラリア予防薬を飲んでいます。
システックは、フィラリア、ノミの卵と消化管内寄生虫を駆虫してくれます。
フィラリアの薬は数種類あり、病院によって処方される薬が違います。
体重によって薬の投与量がかわりますので、子犬の成長期は毎月体重を測定して薬をもらってください。
ノミ、
ダニ、耳ダニ
ノミ〜イヌ・ネコに寄生したノミによる皮膚炎・かゆみ・発疹。
マダニ〜公園の植え込み、芝生などからイヌの毛に付着し、吸血。小豆大に膨らむ。マダニを取る時は決してつぶさないようにする。地域によっては、バべシアや野兎病などの中間宿主となる。
耳ダニ〜耳垢を食べるダニが寄生し、黒褐色の悪臭ある耳垢がたまる。イヌ・ネコはかゆみのために耳をかいたり、振ったりする。
ノミ、ダニの駆除薬には、毎月皮膚に滴下するタイプがおすすめ。皮膚に浸透して1ヶ月有効。卵と成虫の両方を予防する。
ノミとり首輪、ノミ取り粉は、イヌ・ネコが誤ってなめたり、食べたりして中毒を起こしたり、死亡する事故につながることもあるので注意が必要。
耳ダニは、感染している動物と接触することで移るので接触を避け、病院で耳掃除をしてもらい駆除薬を入れてもらう。根気よく通院が必要。
ココアは、上記のシステックを飲んでいて、一応ノミの卵も駆除、フロントラインを滴下して、ダニ、ノミの成虫も予防しています(毎月)
ノエルは黒くて大きくて、なかなかダニが分からず、おまけによく成虫につかれていたので(草むらで遊ぶ子だったんで・・^^;)、春から秋にかけては毎月フロントラインを滴下してました。
大きいと肩と腰の2箇所に滴下します。(1本を分けて)

(注)アドバンテージはノミのみ予防(成虫、卵)、フロントラインはノミ、マダニの予防(成虫、卵)、プログラムはノミの卵、幼虫を駆除して予防するそうです。
消化管内
寄生虫
回虫〜ミミズを白くしたような5〜7センチの丸みをびた虫。子犬、子猫のおなかのふくらみや糞便中に排出。嘔吐、下痢など。
鉤虫〜糸くずのような1〜2センチの白い虫が小腸に寄生。重い腸炎と貧血。
鞭虫〜長さ5〜7センチで盲腸に寄生。軟便、貧血、脱水。
条虫〜ノミが媒介。便やお尻ににごま(ウリ)のような変節がみられることで唯一肉眼で発見できる。猫にも多い。
お尻を地面につけて前進したり、しきりに気にする。
全て検便によって虫卵の有無を確認後、それぞれに合わせた駆虫薬や皮下注射によって駆除する。
子犬、子猫の場合、母親から胎盤感染によって生まれつき虫をもっている場合もあるため、新しく家族に迎えたときは、健康診断時に検便がおススメ。
ココアが生後2ヶ月の時に検便はマイナスだったのですが、4ヶ月のときに、システックを飲んだ次の日にうんちから元気な回虫がにょろにょろ!ぎょえ〜!先生にTELしたら、多分システックで駆虫したから大丈夫ですよ〜。
2,3日虫でてました・・。検便でもたまたま見つからないときがあります。
ノエルが生後4ヶ月で家に来た翌日に回虫がでて、ぎょえ〜!
そう言えばよく遊んでたダルメシアンが回虫いたっけ〜!
移ってた!と慌てて駆虫。


犬の病気の予防

予防に勝る治療法はないとある本に書いてありました。
今では、混合ワクチンによって命にかかわる恐ろしい伝染病から愛犬・愛猫を守る事が
できるようになりました。ここからは、ワクチンで予防できる病気についてお話したいと思います。
簡単な犬の健康を守るための方程式です。ココアの通ってる病院の診察手帳に書いてあったものです。

犬の健康方程式

生後日数   備考
30日目 離乳開始→55日目くらいまでに終わらせる。  
40日目 検便  
50〜60日目 5種または7種混合ワクチン1回目接種(ジステンパー、レストスピラ症、パルボ腸炎、パラインフルエンザ)
ココアの場合、初めてなので5種を接種。
高齢だったり、病気治療中、アレルギーのある場合のワクチン接種は、負担になる場合があるので、先生とよくご相談してみてください。
100日前後 7種混合ワクチン2回目、検便
(以降毎年1回目追加接種)
 
4ヶ月目
(91日以降)
狂犬病予防接種(登録) 高齢や病気を治療中の犬にとって、狂犬病予防接種は体の負担になる場合もあります。心配な場合は主治医の先生とよくご相談して、時期や接種を見合わせるようにしてあげてください。
 市町村によっては、「狂犬病予防接種猶予」を認めてくれる場合があり、獣医師からの診断書を提出することで、接種を一定期間のばしたり、見合わせてくれる場合もあります。問い合わせをしてみてください。
5ヶ月目 検便(以降1ヶ月に1回検便)
ちなみにココアは、フィラリア予防薬に内部寄生虫の駆除成分も含まれているため、毎年1回しか検便してません。(^^;)
7ヶ月目 歯の検査
避妊・去勢は5〜6ヶ月目に。
ココアは6ヶ月目に去勢しました。
マイクロチップを入れたいと思う方は、この手術の時が負担が無くていいようです。
マイクロチップについては、「わんだ〜て〜る」さんのページを参考にしてください。
体の気にな部位のレントゲンを撮る際もこのときに一緒にお願いできるといいかも。
ノエルの時は、避妊の時におへそのヘルニア(出べそに見えます。)除去をお願いしましたが、気になっていた股関節のレントゲンもお願いしておけばよかったと後で思いました。
レントゲンは後日、再び全身麻酔にて・・・(^^;)
ココアもノエルも毎食後に歯磨きをかかしません。だから歯もぴかぴか!
10ヶ月目 7〜10ヶ月目くらいに発情が始まります。 実は、ノエルは1歳過ぎに発情がきました。
その後避妊。最近では、発情前に避妊をしたほうが乳がん、子宮蓄膿症の予防になるといわれています。
7歳 7歳以降は食事を良質のたんぱく質を混ぜる。  
7〜12歳 年に1回精密検査を受ける。  
13歳以上 年に2回の精密検査を受ける。  



ワクチンで予防可能な病気〜動物病院でいただいたパンフレットを参考にさせていただきました。
どうしてワクチンを打つの?

子犬は母乳を通して親譲りの免疫(移行抗体)を持っているので病気に対する抵抗力があるのですが、それは長く持って生後2〜3ヶ月しか続きません。
この免疫が切れる無防備な時期にワクチンを接種することで、命を脅かす恐ろしい感染症から身を守り、確実な免疫を身につけることが大切です。
まれにワクチン接種で副作用が出る場合があります。
また、高齢であったり、病気治療中、アレルギー体質の子は体の負担になる場合もあります。
獣医さんの説明をよく聞き、相談の上で接種してあげてください。


ワクチンを打つ時期は?

まず、動物病院で健康診断をしてもらいます。検温、診察、元気、食欲を確認します。
生後2ヶ月くらいのときに1回目、その3週間後に2回目を接種し、その後1年後に追加接種をします。
ワクチンを打ったその日は安静にし、5日くらいはシャンプーを控えます。免疫抗体ができるまでに2週間くらいかかるといわれています。
それまでは、他の犬との接触、お散歩は控え、十分に気をつけてください。
病名 症状
ジステンパー この病気にかかると高い熱、目ヤニ、鼻水、くしゃみがでて、元気、食欲がなくなる。また、嘔吐や下痢をしたり、震えや痙攣などの神経症状を起こす事も。
特に子犬では死亡率も高い伝染病。
伝染性肝炎 高い熱が出て嘔吐や下痢をしたり、元気、食欲がなくなり、時には目が白くにごったりする。症状の程度は色々
だが、全く症状を示すこともなく突然死亡する場合もある。
パルボウイルス感染症 食欲がなくなり、衰弱して発熱や嘔吐、時には血液の混じった激しい下痢が見られる。重傷になると脱水がすすみ、短い経過で死亡する例が見られる。伝染性が強く、非常に死亡率が高い病気。
レストスピラ症 3種類の感染症があり、腎炎と肝炎を患う事が多い。
高熱・黄疸・嘔吐・血便など。汚染した下水・沼田の水を飲んだり、犬の尿からも感染する。
ケンネルコフ 熱が出たり、食欲不振がみられ、くしゃみ、鼻水の他、短く乾いた咳が続き、のどや扁桃が腫れる場合もある。特に、他のウイルスや細菌等の混合または二次感染によって症状が重くなる。

夏の熱射病・火傷に注意!

夏の日中の暑い中の散歩・車の中に犬を置きっぱなしは絶対にしないでください。
命にかかわる熱中症になったり、焼けたアスファルトで足の裏のパッドを火傷してしまいます。夕方に日が落ちて涼しくなってから、道路の熱さを手で触って確認してからお散歩にいってあげてください。
熱中症の原因 症状 予防
犬には汗腺が少ないため、体温が上昇した場合、口を開けて呼吸して下げる事しかできません。ですから、夏の直射日光にさらされ、体温が急上昇して40℃を越えた場合、ただちの体温を下げてあげないと死亡することがあります。
原因は〜
★日差しの強い春や夏に車の中や閉め切った部屋の中、せまい小屋の中に犬を閉じ込めておく。
★高温・高湿度の悪条件の中で激しい運動をさせる。
最初は、あえぎ呼吸と大量のよだれ。脈拍が速くなり、口の中が赤くそまります。そのまま放置すると血液の混じった嘔吐や下痢、けいれん、血圧の低下、呼吸不全、ショック症状などを起こし、死亡することもあります。 暑い時期に犬を放置したりせず、涼しい場所においてあげるようにいつも気をつけます。冷たい水もいつも飲めるようにします。
暑い時間帯の散歩や激しい運動を避けます。
もしあえぎ呼吸がはじまったら、犬を涼しい場所で休ませて体温を下げる工夫をします。冷たい水を飲ませたり、凍らせたタオルなどで体をおおってあげるなど。場合によってはすぐに病院に見せないと危険なケースもあります。

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