小動物の防寒対策〜しずみん家のスナネズミ場合 |
わが家のスナネズミたちの防寒対策をご紹介します。 わが家は山の上にあり、夜・明け方とかなり冷え込みます。 特に、地面からはいあがって床下から来る冷えが強いので、エアコンとホットカーペットを併用しています。 うちのねずみたちはガラス水槽に住んでいます。 床から保温してやると、ケージ飼いより保熱効果は高いので、まず (1)横倒しにしたカラーボックスにホットカーペットを敷く。 (壁にくっつけ、カーペットは壁とカラーボックスに「く」の字に敷く)
(2)水槽を並べる。 床一面がホットカーペットにふれるのではなく、水槽の3分の1ぐらいの下はカーペットがあたらないようにする。こうしておくと、あたたまりすぎて熱くなったとき、ねずみの逃げ場ができる。
水槽の上は金属の網ぶた式になっているので、側面と上面を覆うようにバスタオルをかけて暖気の逃げをふせぐ。(前面はあける) わが家は水槽を横にひとならべにしているので、端っこの水槽の角には段ボール箱を切ったカバーをかぶせて熱の逃げをふせいでいます。 段ボールは層になっているので保熱効果に優れていますね。 もっといろいろ利用したいものです。
(3)換気を忘れずに。 エアコンは24時間体制でつけっぱなし部屋に汚れた空気がこもりがちなので、こまめに空気の入れ換えをする。 空気の入れ換えは、これはヒト部屋の場合も同じですが、窓を細く長時間空けるより、短時間全開にする方が効率的に入れ替わります。 (4)湿度を保つ。 スナネズミは乾燥した気候を好むが、乾燥しすぎても健康に悪影響を及ぼすので、濡れたタオルを2〜3枚ハンガーにかけてつるしておいたり、加湿器を使うなどして室内湿度を40〜50%程度には保っておく。 (5)空気清浄機を併用する。 (6)最高最低温湿度計を設置し、こまめに温度チェックを行う。 小動物飼育は、閉ざされた空間に彼らを閉じ込める拘束行為です。 家の中を歩き回れる犬や猫やヒトと違い、ねずみが自分たちでできる温度調節には限界があります。スナネズミの原産国はモンゴル。日本とはずいぶん環境の違うところに連れてきて自由を奪ってしまうのですから、飼い主がこまめに気付いて、温度調節をしてあげましょう。 デジタル式の最高最低温湿度計は、ホームセンターのガーデニングコーナーなどにあります。小動物飼育には必須です。買いましょう。 \2,000〜\4,500程度しますが、たいへん便利です。 メモリボタンでセットすると、その間の最高温度・湿度、最低温度・湿度を記録しておいてくれます。 24時間飼い主が見張っていられるならともかく、仕事などで外出する場合、不在時に温度・湿度が大きく変化している場合があります。 飼い主が家にいるときはヒトが過ごしやすい温度にしているのですから、ある程度室温・湿度が快適なのはあたりまえです。 「自分が家にいる間しかエアコンをつけない」などというけしからぬ話をたまに聞きますが、飼い主が留守の間にも動物たちは家にいて生きているのですから、留守の間のケアも、むしろ在宅時より気を付けておくべきだと私は思います。 なお、「ねずみなんかにエアコンはつけられない」「自分はつけたいけど家族がゆるさない」という人は、残念ながらねずみ飼育に向いていません。ぬいぐるみでがまんしましょう。
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