2006年2月の日記


2月13日(Mon)  ぬけがらの術
るんば@赴任先。
しっぽの家に電話をかけると・・
チャコが妙な術を披露したようだ。
寒がりなチャコは外に出るときは服を着るようになり、散歩の時も着たまま行く。昨日も義父とでかけた。14歳でも割りに健脚なチャコは山道の入口で放してもらい、自分のペースでゆっくり登っていく。今は中腹で一休みして水を飲んでえっちらおっちら反対のゆるやかな坂を下りてくるのだが・・
義父がその一休みのところへ来たとき、チャコは服を着ていないではないか。前足二つ通して頭も通すトレーナータイプなので、一体どうやって脱げたのかがわからない。木とかに引っかかったのかどうかも謎。
 結局服は見つからず、私に謝る義父。私があげた服だったので申し訳ない気持ちのようだ。最初、興奮した義父の言っていることがわからなくて、チャコに何かあったのか!?と思って聞きなおした。いなくなったのが服でよかった〜。
「チャコが元気なら服なんかどうでもいい。また買えばいいよ〜。」と言って電話を切る。それにしてもどうやって脱げたのか?不思議だな〜。
No.748
2月17日(Fri)  ゆずちゃん


るんば@しっぽの家。
我が家のしっぽ達は元気。何だか異様に暖かい日があったり気温の差が激しい。
みい太は来月去勢予定になった。ちびっ子ギャング健在である。

 ニュースは、義姉の家で雑種のわんこを迎えたこと。以前から犬がほしい〜と男の子2人とお父さんが言っていて、義姉が大変だからダメ!と言っていた。家族会議でやっと意見が通ったらしい。下のちびちゃん(小3)が「ココアが欲しいよ〜」と何年も言っていた。
 市の子犬を譲る会で希望は多数で抽選だったそうだ。下のちびちゃんが選んだ白黒のメスの子犬が家族となった。白黒を選んだのは、ココアとノエルに似ていたかららしい。なんともほほえましい。市の方も犬を飼う為の講義をみっちりとしてくれて、何日かかけて必要なものを揃えたそうだ。この市の施設では、譲渡に際して力を入れているようだ。譲渡前に子犬子猫教室を受け、譲渡時には既に不妊手術,
2回の混合ワクチン済みだったそうで(ちょっと驚いた。でも感心した。同時に小さくて大丈夫か!?)、家族はその半額を負担。狂犬病ワクチンは家庭の馴染んだ後各々で接種するそうだ。ふれあい活動、しつけ教室も行われているようだ。
 ちびちゃんずの子犬の兄弟は野良犬の生んだらしい子犬だったそうで、収容時には歯を向いて唸るほど警戒していたそうだ。それを生後3ヶ月までにしっかり人に慣れさせて社会化しての譲渡だったと聞いた。市の施設の対応もなかなかやるな〜と感心したし、不幸な生い立ちだっただけにこの子らには幸せになってほしい。
 
 下のちびちゃんは図書館で犬の飼い方を借りてきては、父ちゃんに必要なものを指示していたというから張り切っている。
 
 子犬は上のちびちゃん(小5)が「ゆずちゃん」と名づけ、昨日から家にやってきた。生後3ヶ月の女の子。ちょっと女の子でよかったな〜と思った。育てるのに大人しいから。ちびちゃんずの家でなんとか幸せにすくすく育って欲しい。夏休みには家にも遊びにやってくるかな?心配しつつも楽しみである。
 あと、このHPがちびちゃんずに見つかりませんように。身内に知られるのはかなり恥ずかしいものだ・・

 夜、トイレのしつけの相談の電話がきた。やっぱり新しい場所なので失敗もあるようだけど、それは当たり前なので気長に、焦らず怒らずに〜と伝えた。少しずつ慣れてきてとちびちゃんたちも遊んでいるらしい。

 今日の写真は擬似親子のビー姐さんとちびにゃん。とっても仲良しさん。
No.749
2月20日(Mon)  犬への読み聞かせ


先日、愛犬家の方から聞いたお話。
外国で子供が犬に読み聞かせをすることで、それが子供自身にとってセラピーになっているそうだよということだった。
へえ〜面白いな〜と思ってネットで検索してみたらちゃんとページがあった。

R・E・A・Dプログラムについてのレポート
http://www.knots.or.jp/project/others/sp_lecture/sp2005.htm

その目的を一部抜粋させていただくと次のようになる。

「R.E.A.Dプログラムの目的は、犬への読み聞かせを通じて子ども達に本を読む楽しさを感じてもらい、同時に識字能力も高め、コミュニケーションのスキルを学ばせるところにあります。
例えば、ソルトレイクシティーのベニオン小学校で実施されたR.E.A.Dプログラムにおいては、目標レベルを定めてから週に一回1対1で20分間、その子どものレベルに合った読書教材を使用しR.E.A.D.ドッグと落ち着いて本が読める環境の中で実施されました。
するとその16ヵ月(1年+夏休み)後の結果、子ども達の読む能力は目覚しい進歩を遂げ、自尊心がつき、他のお友達のお世話をするなど積極性がでできたそうです。子ども達の、他のお友達のお世話をするなど積極性がでできたそうです。」

 犬に聞いてもらうことで、このような効用があるなんてちょっと驚き。そして何だか嬉しい記事だった。

 今私が赴任先で所属しているお話の会では、主に家での練習してから図書館などで子供たちの前で語る。家でたった一人で練習するよりは、愛犬でも愛猫でも小鳥でもいいので、そばで聞いてくれる対象があったらずっとお話も上手になるんだよ〜と先輩が言っていた。聞いてくれる相手に向かって心をこめて語る練習になるからだそうだ。そこで私は赴任先ではカメに、しっぽの家ではココアや猫たち相手に語りの練習をしている。何もない壁に向かって語るのとは全然違って張り合いがある。また、心なしかココアも猫も段々と気持ち良くなってきてうっとりとして気持ち良さげなのだ。しまいには寝てしまう。歌のように聞こえるのか?一番集中してくれるのはカメ。首をう〜んと伸ばしてしっかりこっちを見て聞いてくれる。私に慣れているせいもあるが優等生の聞き手である。
 寝てしまうし、ビビりだしココアと猫たちは、実際のR.E.A.D犬にはとてもとても・・だろうけど、私にとっては優秀なR.E.A.D犬だ。そうか〜。「読む能力は目覚しい進歩を遂げ、自尊心がつく」のか〜。そこのいいとこどりで、目覚しい進歩を信じて、今日もココアに語ろうではないか〜!

 今日は雨。家の中でガジ(ヒモのおもちゃ)を隠して探せ〜!持ってこ〜い!持ってきた!偉いぞ!ご褒美にひっぱりっこ〜!を延々嬉々として遊んだ。
 
No.750
2月22日(Wed)  まごとじいちゃん


でかくなってきた孫(みい太)とじいちゃん(こたくん)。
やんちゃ盛りの孫に少々手を焼きつつも、一緒に寝てくれる優しいじいちゃん。
孫よ、もう少しじいちゃんをいたわろう・・・

 夕方のココアとの散歩。途中でお散歩友達の大きいワンと小さいワンさんと合流。ココア、得意げににこにこ歩く。群れで歩くのがとても好きなのだ。
 休憩ポイントで大きいワンのママさんからおやつをいただく。他のふたりは上手ぱくっと食べたのに、ココアはボロボロ食べこぼしながらよだれだらだら・・のんびり食べる。そう、こやつは食べこぼしの多い犬なのだ。特にクッキー系・・
 他の子たちに待ってもらいながら、こぼれている個所をいとうしそうに舐めている。「大きかったみたいだね。ごめんね〜。」と言ってくれるママさん。
「いいえ・・食べるのが不器用なだけなんです・・家でもボロボロ、だらだらなんです・・特に汁気ごはんなんかも・・」
 ココアよ、食べこぼしのためにランチョンマットが必要な犬。14歳のチャコの方がまだしゃきしゃききれいに食べるぞ・・
No.751
2月23日(Thu)  海部


ココアと海へ。少し先に着いて、海を散歩で散策〜。
ココアはあちこちくんくん、おしっこシャーで、かなり満足。
少し走って遊んだだけですでにまったりして待っている。(おい)

NAOさん&ランディ君と海で合流。
ふたりは既に朝の海でお友達わんことならしてきたそうだ。
ランディ君が部長で、NAOさんがマネージャーの「海部(うみぶ)」はパワー全開である。るんばとココアは準部員である。まだ正式部員には程遠い、見習海部部員である。

ランディ君とは海では2回目なのでココアも喜んで挨拶。
ランディ部長は朝練の後でも元気いっぱい。NAOさんはやや心配そう。第2弾では「少しゆっくりしようよ〜」と部長をなだめる。
ランディ部長は、大好きなボールを果敢に捜索。NAOさんがボールを出すと大喜びでお遊び開始!二人が走ったり勉強する様子を眺める。
 ロングリードのココアとおもちゃで遊んだり、呼びの練習を少しする。途中でランディ部長が加わってくれて、ココアのおもちゃや棒をとりあっこしたりして楽しく遊んだ。というか、私が夢中になって遊んでいたような。
 ランディ部長が投げたおもちゃを持ってくるのを見て、ココアが真似て上手に持って来る。ココアにとってはとてもいい刺激になっていると思う。

 しばらくして雲ゆきが怪しくなってきたので、海部の昼練はきりあげることに。
今日は少し曇っていたせいか、犬連れ散歩の人は非常に少なく、気がねすることなくのんびり遊べた。

 でも、この海部、4人だけでは少々淋しい。こちらの海でもう少し部員が増えたらいいね〜と話す。特に、ランディ部長と一緒に目いっぱい走れるような大きな部員もできるといいね。海で遊んでいるうちにお友達も増えるといいなと思う。
 とても楽しい1日だった。どうもありがとう〜!
ただ、1日中遊んだランディ部長の筋肉痛が心配。でもNAOマネージャーがしっかりマッサージしてくれていたに違いない。
 
No.752
2月28日(Tue)  びっくりの拾い物


今日は朝から曇っていて風がびゅうびゅう。とても寒い日だった。
「寒いね〜。」と言いながら、ココアと夕方の散歩をしていたら・・道の真ん中で何かがもぞもぞ動いている・・もしや鳥では?と思って恐る恐る近寄ると・・キジバトではないか〜。しかも、明らかにケガして弱っている〜。このままだと車が来たら轢かれてしまう。何とかせねば・・でも犬連れ・・迷っている暇はない。ココアを結んでおく場所もなし・・
 ココアがちゃんと待てるのをしんじて、まずはハトから少し離れた位置で待てをかける。そしてリードをそろそろ伸ばしながらしゃがんだ格好でそろそろとハトに近寄った。
「大丈夫か!?命を助けてあげるからね。安心して!」と懸命にハトに話しかけながら近寄る。この時は真剣にハトに通じると思って話していたので、傍から見るとかなり変な人・・自分を落ちつかせ、ハトが暴れないように静かに確実に捕まえなくてはならない。おまけに傍らにリードを持ったままココアっち。
 ハトは暴れなかった。そのまま静かに保定し、右手で胸元に抱く。ココアの元に戻りうんと誉めてやる。ココアは嬉しそうににこにこしっぽを振っている。
 本来野生のキジバトがこうして捕まった位なので容態はかなり悪いかもしれない。ちょっと確認すると左の翼を痛めていて出血がある。けれど多血ではないし、翼が折れたようでもない。目力もちょっとあったのでこれは助かるかもしれないと思った。尾羽が抜けていたので恐らく猫などに襲われたのではないかと思われる。
 捕獲の時、運良く車も自転車もバイクも、散歩の犬も来なかった。ココアがまったりで待ての得意な犬でよかった!幸運だ・・

 そのまま右手にハトを抱き、左手にココアのリードを短く持ってゆっくり家に向かった。ハトはずっと大人しく胸元に抱かさっていた。ココアもハトを気にしつつも「かわいいの抱いてるね」という感じでやさしくゆっくり歩いてくれた。
こういう時、自分が鳥を飼っていた経験がいかされて、どの程度の力加減で保定すればいいかがわかって良かったと思った。(ハトも飼ったことがあるので)

 家にはまた運良く義母が買い物行かずにいてくれた。ハトを入れる箱を用意をしてもらう。その間、ハトに温かい息をかけて体温の低下を防ぐ。私の手が冷たいのがとても心配だった。
 すぐにハトサイズの小さなダンボールに空気穴をあけ、ティッシュを敷き側面にカイロを貼ってくれた。そうっとハトを入れる。もそもそ動き、まだ目力もある。
 最寄の動物園に野鳥保護の依頼の電話をすると快くOkの返事をもらえた。

 義母の運転で動物園へ。車ですぐに行ける距離で本当に良かった。受付で事務手続きをすませる。ハトはなんとか息をしておりおとなしくしていた。
後はもうハトの生命力を信じるしかない。動物園の方にお任せだ。元気になってくれるといいけれど。

 我が家が全員動物好きであること、嫁の変な要求にもちゃんと応じてくれる義母で本当にありがたい。ココアも本当に偉かった!家で以前に小鳥を飼っていて見ていたせいもあるが(ケージごしに)、散歩で野鳥が歩いていても脅かすことなく「友達友達〜」と言い聞かせていたのが良かったのだろうか?(謎)みい太にもそうだけど、私がついてリードできるときは小さな動物に優しいココア。本当にいい子だと思う。先代犬のノエルもそうだった。ノエルとの散歩でもケガした野鳥を見つけては抱いて帰ったことがあった事を思い出す。弟犬も優しい子に育ったよ〜。

No.753

しずみん  2006/03/02/09:55:21   No.754
ココアっち、優しいなあ。前にちびにゃんをかわいがってた時も、お兄ちゃんとして小さいものを愛しく思って「守らなきゃ」ってがんばってましたね。
さすが、るんばさんちの子だなあ。
ハトさん、がんばってくれるといいね。


るんば  2006/03/02/17:08:59   No.755
ハトさん、元気になってくれるといいな。
ココアが意外と面倒見がいいところや他種の動物に優しい所は最近になってわかってきました。ふれあい活動(見習い)のときは、ウサギやネコにも優しかったです。


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