2005年9月の日記


9月8日(Thu)  空飛ぶカメズ


実家の北海道に帰省する1日目。
家族と相談した結果、赴任先のカメズと一緒に行くことになった。
しっぽの家の義母はカメだけは苦手で触れないので預けるのは非常に悪い。
赴任先でペットホテルに預けようとも思ったが、連れて行くことにした。
我が家のカメズ、飛行機で一緒に帰省するのは実は今回で3回目である。
2歳、3歳の時に手荷物として機内持ち込みOKだった。今回は2匹とも5年ぶりで、しかも大きくなっているのでペット貨物として別料金で預かりかなあ・・と思いつつ空港へ。

 搭乗手続きの窓口にカメを連れて行くと、機内持ち込みOkかもしれないとのことで、係員さんが何度も聞きに走ってくれた。結局、カメの大きさとプラケースから出ないことをしっかり目で確認してもらい、トートバックに入ったまま機内持ち込みOKとなった。他の係員さんが思った以上に大きいカメズに驚いていたが、「カメは鳴きませんの大丈夫です。哺乳類はどんなに小さくても今は機内持ち込みはできないんです。」とのこと。
 カメズの手続きに時間を要してしまったが、ANAの係員さんは丁寧で優しかった。どうもありがとうございます。(^^)
 恥ずかしかったのは一緒にいたるんば夫。周囲のお客さんの注目の的であった・・

 こうして無事に実家についたカメズは、母が用意してくれていた衣装ケースに移り、まったりと休んだ。今まで使っていたのと同じサイズだったために違和感がなかったせいか、北海道の水にもなじみ、すぐにごはんを食べだした。一安心。
 実家の家族もみんな元気でのんびり夕食を共にする。

 これからぼちぼち帰省の日記をUPしていきます〜。

 
No.715
9月9日(Fri)  北海道旅行1日目



るんば父母、るんば夫と4人で1泊旅行にでかけた。
カメズ、実家の猫のお世話は妹がしてくれることに。

 高速で旭川まで行き、旭山動物園へ。インターを出てからも車でかなり走り、郊外にあるという感じ。平日なのに沢山の人がいて、観光バスもバンバン来ていた。さすが人気の動物園だ。
 園内は決して広くはないが、動物の展示の仕方に様々な工夫がほどこしてあった。小さな覗き窓があり、近くで様子を見ることが出来た。動物たちはのびのびしていて、シロクマやヒグマは水の中のボールや木の棒で無邪気にざぶざぶ遊んでいた。オランウータンはジャングルジムのような展示でブラブラ。アザラシ館やペンギン館の水中トンネルは水族館の趣で、高速で泳ぎ回るユニークな姿を見ることが出来た。

 その後、天人峡の羽衣の滝へ。高い山の上にトーテムポールのようににょきにょきと岩が立っており、これが自然にできたものだというのが不思議だった。滝までの山道を散策。山野草が咲いていて、日陰だとひんやり涼しい。長さ数メートルもある大木や大石がごろごろしていて、これが川から流れてきたのか・・と思うと自然の力に圧巻。滝は高度から二段にわたって流れていてとてもきれいだった。

 十勝岳へ。活火山で煙がもくもくしている展望台へ行く。あたりの景色は山々や蝦夷松などが生い茂る手付かずの自然という感じ。植生が地上と全然違う。昔はこんな自然だったんだろうな〜としみじみ。
 
 宿は十勝の山頂から3番目の高さの山小屋風のかわいいところだった。頂上の宿、2番目は満員で、ココが空いていたとのこと。宿からの景色も素晴らしい。
 夕ごはんは、エゾ鹿のジンギスカンのついた懐石風で、とても美味しかった。食べきれないほど多くて、デザートは部屋に持込でゆっくりいただいた。天然温泉はかけながしで、ゆっくり温まる。

 フロントの人にお願いして、夜半星を見に出てみた。気温が低く身震いするほどだ。空気がしんと澄んでいる。
 さぶさぶ〜といいつつ、夜空を見上げると満点の星。天の川がくっきり。久々に沢山の星を見た。星が目に飛び込んでくる勢いだ。流れ星を二つ見ることが出来た。童心に帰って星に見とれた夜だった。
もう一度温泉につかって体をほかほかにしてからぐっすり眠る。
 
No.716
9月10日(Sat)  北海道旅行2日目


朝起きてからもう一度温泉であったまってから朝食。
食後に宿の周りを散策する。野生のリンドウがかわいらしく咲いていた。秋だ〜。

 ゆっくり休んでから出発。とても気持ちのいい宿だった。山道を走る途中でとことこ歩くキタキツネを見かける。金色の毛がふさふさときれいなキツネだった。

 上富良野のフラワーガーデンへ。秋だったが、八重ひまわりや真っ赤なサルビア、秋に咲くという種類のラベンダーなどがあってきれいだった。ラベンダーの季節は特にきれいなのだろうなと思う。トラクターバス(大型トラクターがとたとたとお客さんの乗った車を引く)に乗ってゆっくり園内をひとまわり。本格的なカメラと三脚を持った方々が沢山いて写真を撮っていた。
 
 上富良野の景色をゆっくり堪能した後家路へ。お昼過ぎには家についてゆっくり休む。

 夕方から高校時代の友人が沢山集まってくれて、居酒屋さんで食事。話に花が咲いて盛り上がった。友達の子供たちがお互いに照れあっていたが、次第に盛り上がって一緒に遊ぶ様がかわいい。年に一度、こうして皆に会えるひとときが本当に楽しみだ。来年もまた元気で会えますように〜。(^^)
 
No.717
9月24日(Sat)  ちび助、成長中〜


北海道から帰ってひといきついていたら、しっぽの家から電話があった。
「あの〜・・子猫拾っちゃって〜・・」
義母からのお伺いを立てるような電話であった。
何でも、私達が北海道に行った頃に1匹で鳴いているのを見つけてしまったそうだ。その農家の方に聞くと、野良猫母さんが3匹ほど連れていたそうだが、2匹は連れてどこかに引っ越していったけど、1匹は2日ほどたっても迎えにこなかったそうだ。農家の方はごはんをあげていた訳ではなく、そこにいつもいた猫でもないらしい。子育て中の母猫が通りすがりに一時的に3匹置いておいて、何らかに理由で最後の子のお迎えに来なかったという事らしい。農家の方は野良猫をいじめることもしないが、面倒もみない〜という感じ。義母がかわいそうになって連れてきたらしい。

 ともあれ、赴任先から戻ると義母と交代でちび助の乳母係となった私だった。
家に来て2週間ほど。来た頃はミルク状態だったが、今では離乳食をバクバク食べ、少しずつ自分でお皿から食べるようになってきた。
 じゃれて噛まれると乳歯が痛いので、猫じゃらしやココアの犬ぱっくん(犬型パペット)で遊んでやっている。手では噛ませたり、じゃらしたりしないように注意している。

 最初は怒っていた我が家のネコズ、ワンズも子猫になれてきたらしい。ちびにゃんは一緒に追いかけっこをしてやり、こたじいとビーは、気が向けば舐めてやったりしている。クーとふじこちゃんは、うるさいちびだなあ・・という感じで、ちょっと舐めたらささっと避けて遠目で見ている。
 チャコばあさんは、ちび助を見せるとふんふんと匂いを嗅ぐ。一番驚いたのはココアで、鼻ずらでもって子猫を転がして遊んでやり、とても嬉しそうなのだ。
夕方、家に入るとるんるんしながら、しっぽを振ってちび助にケージの前に陣取って寝転んで張り番。一緒に遊ぶとなると、自分も腹ばいなって遊んでやる。
 ちび助は、もう犬にすっかり慣れてしまい、自分からココアにじゃれついている。体重の差が怖いので、必ず私がそばにつき、ココアがちょっと乱暴そうだとたしなめる。
 ココアは、ちび助をどう思っているのか?ほよほよ動く面白いものだと思っているのか?はたまた庇護すべき家族だと思っているのか?謎だ・・・
ただ、この熱心さには頭がさがる思いである。今、一番ちび助の面倒をみたいのはココアだということは確か・・

 ちび助、只今すくすく成長中。どなたか、家族になってあげてください。里親さん募集のページは下記です。

子猫の里親さんを探しています。
http://runba.fc2web.com/page/satooya.html
No.718
9月27日(Tue)  ひやり・・
 義父母の旅行中、2ワン6ニャンのしっぽシッターで大忙しの3日間だった〜。
この3日間でちび助は離乳が済み、お皿からパクパク食べるようになった。体も大きくなり、ぴゅ〜っと走るようになった。ソファーの上に飛びのって窓枠を走ったり、飛び降りたり。遊ばせている時は目を離せない。色々かじろうとしたり、手の届かない隙間に入っていったり、いたずらなやんちゃ坊主である。

 義父母が帰宅してほっとして、ココアの散歩。手紙を出すのにポストを目指していつもと反対側の方向に歩いた。久々に池のある公園に来たので、ココアは嬉しそう。
 芝生の上を歩いていると、なんと、リードのナスカンがぽろっと外れたのだ!ココア、予期せぬノーリード!「ヤバイ!」と心の中で思ったものの、悟られないように冷静に「ココア、お座り」とコマンド。ココアはちょっと「遊ぼう」の仕草をしたが、すんなりお座りしてくれた。そのまま「待て」をかけて、何事もなかったかのようにリードを確認してつないだ。壊れている様子もなく、なんでぽろっと外れたのかわからない。とにかくよかった〜。公園の横は交通量の多い道路だったし、もしココアが「遊ぼう!」をした時に慌てたりして、調子にのって追いかけっこになっていたら・・そういうふうに喜んで道路に飛び出して事故にあった子を知っている。
 しつけしておいて良かった〜!ココアがアイコンタクトの出来る子でよかった〜!と本当に思った。こういうアクシデントとの時に役立つ事があるんだ〜。
 それから、こまめに犬具の点検をしておくことは大事だと思った。このリードは磨耗していたり、古くはなかったのに・・帰り道は大丈夫だったが、次回からがこのリードは使わないようにしよう。ひやり・・とした出来事だった。
 
No.719

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