2005年7月の日記


7月13日(Wed)  私と絵本
るんば@赴任先
夏のカメ〜それは我が家に生息する生物(人間含む)の中で今一番元気な奴らのことだ・・貪欲な食欲、まったり日光浴、この夏で倍の大きさに育とうと思っとるのか!?と毎夏感じるのであった。(しかし、カメにも熱射病があるので要注意。)

 今日は図書館のお話サービスに参加。1冊の絵本を読んだ。先輩方に比べて月とすっぽんのダメ下手な私の読み聞かせを聞いてくれた小さな子達に感謝〜。
 ここは乳幼児と小さな子が多いので、これからお話の題材選びを考えていかなくっちゃ〜と思う。とはいっても、いくら小さくてもあなどれないのだ。2〜4歳と思っていても大人が思っている以上に小さな子は細部を見て聞いている感じがする。たとえお話の全部がわからなくても。というのも、私自身、自分が4歳くらいの時に読んだ絵本を今でもちゃんと覚えていからだ。お話選びに図書館に行って、題名も話も全部覚えていないのに「熊が口を真っ赤にして梅干を食べていた」という強烈なシーンだけ覚えていて、そのページを見て一気に思い出した。「つきよのばんのさようなら」という絵本。私はこの本が大好きだったんだよなあ・・と。幼稚園で読んだはずの絵本だ。熊の親子が助けてくれた太郎に恩返しの挨拶にきた話である。私は梅干のシーンばっかり覚えていたけど・・
 あとは題名も全く覚えていないが、日照りにあったねずみの話で「水がどんなにか命に大切か」ということを教えてくれた絵本がある。いつかまた出会いたい。昔好きだった絵本に出会うとまるで旧知の仲の友達に会ったような気持ちになる。お話の全ては覚えていないけれど、何か小さなことがちゃんと心に残る気がする。いつか大人になったときにもそれがちゃんと残っている。そして場合によっては私のような「本オタク」に・・お話するってそういうところがいいな〜と思うのだった。
No.699
7月20日(Wed)  しっぽも夏休み
るんば@しっぽの家。
こっちは田舎だから空気がさわやかだ〜!熱波が落ちついたそうで、早めにココアと散歩に行く事ができた。他にも沢山の散歩わんこと会う。途中で甲斐犬MIX君とふさふさ洋犬MIX君と合流して一緒に散歩する。甲斐君は、ココアがほんの小さな子犬だったころに仲良くなってくれた。甲斐君ママさんのことも大好きで、でかい体をすりよせて甘えるココアっち。おいおい・・
 ココアはふさふさ君にライバル意識を持っている。近づくとちょっとココアが威張るそぶりをするので距離をとって3頭で歩く。一緒に歩くと不思議と仲間意識が芽生えるらしく、ふさふさ君とも難なく打ち解けていた。
 2頭と別れてとことこ歩いていると、小学生の女の子3人が自分のダックスをそれぞれ抱っこして通りかかった。チョコレート色とブラックタンの子である。ココアのことをながめて、ブラックタンの子と似ているね〜と嬉しそうに言っていた。でかいけど、確かに似ている。ココア、胴も長いし・・足も長いけど。

 この暑さでしっぽたちの夏ばてが心配だったが、みんな元気で安心した。チャコはココアより食欲元気があるくらいだ。ココアは暑さで食欲減退気味。それでも元気はつらつである。ネコズと金魚も元気。
 夏はボランティアもお休みで、しっぽとともにのんびり夏休みだ。無理せずに体を休めよう。

 えびちゃんは12日に死んでしまったそうだ。義母がせっせと世話してくれていて残念だった。それでもここまで生きていてくれて感謝。

 夜はさわやかだったので、窓を開けて扇風機のみで寝る。2階にココア、こたくん、ビーちゃん、クー、ちびにゃんと大所帯で雑魚寝・・思い思いの場所で涼んで寝転がる。窓からまんまるお月さんが見えて、虫の音を聞きながら就寝。夏だ〜。
No.700
7月23日(Sat)  みんなでだれ〜ん


 この所、曇りで過ごしやすい日々である。最高気温も30℃いくかいかないくらい。夏の体休めだ〜としっぽとともにだれ〜ん・・エアコンいらずで夜もぐっすりだ。

 ビーちゃんのだれ〜ん姿。こんな格好をするようになったのはここ1,2年である。外に行っていた頃はいつ襲われてもいいようにか(襲わないってば!)お腹を見せて寝ることなどなかった。室内飼いになった今、ビーちゃんはだれ〜ん猫になった。安心しきっていい感じである。

 ココアに新しい友達がちらほらできた。早朝、お庭で自由にしている柴犬さん。ココアが通ると嬉しそうに走り寄ってきて、柵ごしにお互いにしっぽをぶんぶん振っていた。ご主人と散歩で会うようになり、嬉しそうに挨拶している。生後9ヶ月でやんちゃ盛り。

 山の方へ足をのばすとチャコと仲良しというこれまた柴犬さんのお嬢さんと仲良くなった。まだ1歳未満でかわいいさかりのとっても明るい子だ。

 生後8ヶ月ほどのボクサー君は、フレンドリーでとてもいい子だ。ご近所さんにもかわいがられて犬友達も沢山できたという。まだ小さかった頃から知っていて、よく声をかけていた。一緒に歩いたりしていたが、ココアはやんちゃ君に辟易して距離をとって様子をみていた。
 この頃ボクサー君が落ちついてきたせいか、はたまたココアが慣れたきたのか、この間はココアの方から遊ぼう〜と誘った。「やっと慣れたね〜。」と飼い主さんも嬉しそうだった。
 
 ビビるココアっち〜すぐに仲良くなれたり、時間がかかったり・・その時々で慎重に。ノミの心臓をもつ彼を私はかわいくてしょうがないのある。それだけにだんだんと人や犬と仲良くなれてくるととても嬉しい。
No.701
7月24日(Sun)  恐怖の蜂の巣撤去と爪きり
 2階のベランダにアシナガバチが巣を作っていた。人を襲ってこようとはしないのでしばらく静観していたのだが・・あ、帰ってきたな〜なんて思いながら眺めていたりもした。

 しかし、洗濯物を干すときにぶんぶん飛び回ってちょっと怖い。義母のことも考えて巣を撤去することにした。親バチがいない隙に軒下と台の下などにある作りかけの巣などを3つ撤去した。軒下はかな〜り高い位置にあり、しかもしっかりくっついていて大変だった・・

しばらくしてから親バチが帰ってきて、葦簾に止まって怒ったようにブンブン音をたてていた。かわいそうだけど仕方がない。スズメバチのように積極的に襲ってこないだけ不憫ではあったが・・これで安心してベランダで作業ができる。
 ネットで、この種類かな〜と思いながらアシナガバチを検索してみる。釣りがね型の体型や長い足、スタイルが良い飛び姿はなかなか好きなハチだった・・スズメバチのようないかにも悪人面ではなくて、上品な優しい感じのハチだった。さらば、アシナガバチよ・・どこが安全な場所に巣を作るのだぞ・・

 ちびにゃんの爪きりをした。ちびにゃんは鳴いたり、うなぎのようににょろにょろ逃げようとするが、引っかいたり噛みついたりしないので安心して爪を切ることができる。一人だけでもできた。
 気を良くしてクーも一人で切る。ウニャウニャ言われながらもおとなしいので切る。豹変する可能性のあるふじこちゃんは義母に捕まえててもらって切るとすんなり終了。
 いつもはおっとりのこたくんは、爪きりのときはヤマネコに豹変するので二人で慎重に・・途中で嫌になって牙が見えてきたので前足だけにする。
 恐怖の大王ビーちゃんは、トラに豹変するので、つい病院にお任せしたり1日2,3本・・というお粗末な爪きりだった。今日はそれでも頑張って前足7本に成功!8本目・・と思うとトラが「うにゃ!」と噛もうとしたので、義母との絶妙のコンビネーションでさっと放す。被害なし。快挙である。残りは後日・・

 巣の撤去、猫の爪きりだけで汗だく、毛まみれのクタクタになってしまった。犬たちは嫌な爪きりにも我慢して「ダイジョブだよね・・信じてるからね・・」とおずおず身を任せてくれる。しかし猫は堪え症がないというか・・嫌なものは嫌なのだ。病気をして投薬するときも一苦労だ・・
 
No.702
7月26日(Tue)  台風の楽しみ


とでかい台風がやってくるらしい。前夜から台風に備えて片付けをし、1日中しっぽとともに家にこもる準備万端。しっぽよーし!トイレよーし!食料よーし!
そう、台風がやってくる日は犬たちも1日中家の中OKなのだ。犬たちもそんな日が嬉しくてわくわくしている。
 1日中ココアとごろごろしたり遊んだりして過ごす。おもちゃで遊ぶ姿を激写してはニヤニヤする。ドラマ「電車男」のオタクぶりに親近感が・・そう、ワタシは対象がアニメキャラでなく、犬に替わっただけの超オタクなのだ〜。
 義母にこんな嫁でごめん・・と言ってみた。「いいよ〜。」とにこにこ返事。いいのか・・すまぬ!イヌオタで・・
 
 台風は上陸することなくすんなり通過。雨風もそう強くなく、夜になってからセミたちが元気に鳴き出した。まるで待ってました!っと言うように。明日からはまた暑くなるらしい。
 
No.703
7月28日(Thu)  いきもの観察日記



今日は我が家の周囲で見かけるいきものたちについて書いてみる。

★セグロアシナガバチ

 家の周りをうろうろしている奴らは「セグロアシナガバチ」らしい。巣の土台を撤去したが、まだ飛び回っているので観察してみた。家には巣を作ってはいないようだが、2階ベランダの古いすだれに張り付いて何かをしている。すっかり色が変わって灰色になりかけたすだれの表面を丁寧に剥いて、せっせと自分の胸あたりに貯めている。どうやら巣材として使うらしい。本当に一生懸命で、近くで写真を撮っても大丈夫だった。巣材集めに来ているのは2匹。働き蜂らしい。
 働き蜂より大きなのが玄関先の水たまりで吸水していた。女王バチか?これまたのんきなもので、のたのた這い回っていて全然逃げようとしない。
 セグロアシナガバチについて検索してみたら、蜂を刺激して触ろうとしない限り攻撃してくることはないようだ。特に女王蜂は攻撃性が低いらしい。洗濯物と一緒に取りこんでしまって刺される事故があるそうなので、その点は注意が必要だ。
ちなみに毎年新しい巣を作り、古いものは使わないらしい。
 家の危ない個所に巣作りはさせられないが、注意しつつ蜂観察は楽しく続きそうだ。(写真左が働きバチ、右が女王バチ?右のハチのお腹部分は太く長い)

★トカゲ

 ココアと散歩中、切れた尾をもつトカゲの尾の部分をもう1匹のトカゲが加えて電車ごっこの様にするする2匹で歩いていた。面白いのでココアとお座りしてしばし観察。トカゲは家の周りに沢山いて、日向ぼっこしているのを眺めたりして和んでいる。ビーちゃんが外に行っていた頃は、みんなしっぽが切れていた。捕まえて逃がし、捕まえては逃がしして遊んでいたからだ。近所のトカゲ達は猫に対しては平穏な毎日のようだ。

★ツバメ

 2回目の子育ての時期。散歩していると巣立ったばかりの若鳥がずらりと電線にとまっていることがある。制服を来たての中学一年生のようでほほえましい。しっぽがまだ短い。親にエサをねだって電線の上でも羽根を振るわせて鳴いていた。
散歩コースのツバメの巣を覗くのが楽しみ。
 ちなみにココアにとってアコガレの空のブーメランである。飛び回るとわくわくしてしまう。

★カラス

 これまた巣立った若鳥をみかける。でかい図体で「あおー、あおー」と甘えた声で鳴いて親にエサをねだっている。
No.704
7月29日(Fri)  うれしょんワン
 ココアの混合ワクチンの追加接種に行く。休院明けの為かとても混んでいて、待合室にゴールデン2頭、ヨーキーを抱っこした奥さんがいたので、診察券だけ渡して外で待つことに・・覗いただけでゴールデン2頭に火がついたみたいに吠えられて困った。ココアとそそくさと退散。吠えられた為か、ココアの不安が倍増になってしまい落ちつかない。日陰で待っているとようやく落ちついてきた。

 まもなくラブを連れたご主人がやってきて、ゴールデンのことを伝えるとちょっと覗いて一緒に外で待つことに・・ラブさんは3歳のオスで未去勢らしい。とてもがっしりした体格で元気いっぱいという感じ。この子に比べたらココアはお嬢さんのように華奢だった。お互いに距離をとった場所でイヌをくつろがせながら、あれこれ雑談して待つ。ココア、しまいには外で腹だしイヌになっていた。

 待っている時にゴールデンさんたちの診察が終わったようで外に出てきた。再びさかんに吠えられる。出入り口から離れてココアを後ろ向きにさせ、目が合わないように気をつけていた。そのまま待てさせてゴールデンさんたちが車に乗り込むまで待った。ココアは吠えられてびっくりしたものの、そのまま「待て」。偉かった。飼い主さんがすまなさそうに謝ってくれて、なんだか気の毒だった。

 順番が来て診察室へ。院長先生がお休みで違う先生だった。ココアの緊張が再来。すっかりカチカチイヌになっていた。先生が目のチェックをしようと覗き込んだのが怖くて低い声で「う〜」と唸る。カチカチなので、触診は最後にしてもらって、先生の指示で私が口をめくって歯や耳を見せる。「歯石ついてるね〜。」「すみません・・」「耳はきれいだね〜」
足の裏、お尻も丁寧にチェックしてくださり、体温を測って心音を聞いてもらう。この頃になってやっと硬さが取れて、背中あたりを触診してもらえた。相変わらず初対面の先生には怖くてダメダメ君である。診察、接種無事終了。体重は20.45キロ。終わると嬉しそうに待合室にでてきた。

 お座りさせて会計を済ませていたら、ラブさんが後ろからココアのにおいを嗅ぎに来た。私は前に集中していて気がつかなかったので、ココアは驚いて立ち上がった。飼い主さんがすぐにラブさんを引き寄せてくれた。多分、ずっと外で話していたので、ラブさんなりに親しみを込めてきたのだろう。診察後でほっとしていたとはいえ、様々な緊張が重なったココアっちの心境はあまりいいものではなかったし、気をつけないと一触即発だったかもしれない。油断禁物のはらはらの診察だった〜・・
 吠えられたり、嗅がれたり、びっくりして大変だったがココアは終始大人しくて偉かったと思う。私のほうがもっと気をつけないと・・と反省。病院で事故なんかあったら大変だ。

 夜、出張のためにるんば夫がしっぽの家に戻ってきた。感激の再会をしたココアは、うれしさのあまり「うれしょん」がちびってしまった。嬉しいやら、困ってちびった所をなめてみたり、また喜んでみたり挙動不審・・しっぽは360度ブンブンぶん回している。もう4歳なのに、子犬の如くうれしょん・・・まあ、いいか〜とうれしょんを片付ける。るんば夫とココアはず〜っとべったり甘々していた。(^^) 
No.705
7月31日(Sun)  川の字タイム
るんば夫が来て2日目、仕事に行くのを車で送るために二人で出ていった。
るんば夫が出掛けにココアを触ってしまったせいなのか、私がいつものように「すぐ帰ってくるからね。」と言わなかったせいなのか、置いて行かれた!とココアが鳴き出し、なんと私が帰ってくるまで鳴いていた・・義父が外でココアをなだめてくれたのにダメだったという。とほほ〜・・ここ数ヶ月、私であっても後追い鳴きはなくなっていたのになあ。

 ココアにとってみれば、父ちゃんの帰還はおしっこがちびるくらい嬉しかったのだ。またずっと一緒にいられる!と最高に幸せだったことだろう。必死に鳴いて連れてけ〜と叫んでいたに違いない。
 夜になって父ちゃんは帰ってきた訳だが・・分離不安逆戻りなので、本来ならるんば夫とココアをあんまりベタベタさせないほうがいいのかもしれない。でも、嬉しそうなふたりを見てつい多目にみてしまう。その晩も3人で川の字になって楽しく過ごした。

 今日、るんば夫が帰ることになり車で駅まで見送り。私とココアも同乗して見送った。なでなでされてから、去っていく後ろ姿に「ややや!」となるココアだったが、私と義母が一緒だったのでそのまま車で帰ってきた。着くころにはいつもの元気なココアだった。

 私が赴任先に帰る頃には鳴かれないように気をつけよう〜。
 
No.706

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