2005年6月の日記


6月5日(Sun)  家族みんなの犬
るんば@赴任先。
藻エビの件はるんば夫に相当ウケた・・そんなに面白いエピソードだろうか。私たち共に子供の頃から川の生き物に親しんでいたので、エビの美しさや面白い点を語り合う。生き物の趣味がことごとく一致しているのでやはり似たものというか気が合うのだろう。ああ、動物バカ家族・・

留守中のココアっちの様子。
義父曰く「お前さんのことはけろっと忘れているみたいだぞ。」
元気があり、散歩もるんるん行き、ごはんをもりもり食べ、うんちをもりもり出しているそうだ。夜は1Fのチャコの隣でおとなしく寝ている。チャコの気分が乗れば、寝る前に2匹でごろごろじゃれついているそうだ。遊びに誘うのはチャコのほうで、ココアからはしかけないらしい。ご老体を気遣っているのか。体力の衰退はあってもチャコは上位なのだ。

 私がいないだけで、いつもと変わらない日常を元気に過ごしているココア。けろっと忘れているのではないかと思える位なので本当に安心した。
二重生活当初は淋しがったり、食欲が落ちたり元気がなくなったこともあったが、今はそういうこともない。
 赴任先に行くときに後追いして鳴くこともなくなった。以前は後追いで鳴くので、声もかけずにさっさと何も言わずに出てきていたが、ココアの場合はかえって置いていかれた思うのか更に鳴く。コングにおやつを詰めて転がしておいても、大好きなおもちゃもみんなダメだった・・
 今は「ちゃんとお留守番しているんだよ。すぐ帰ってくるからね。いい子でね。」と声だけかけて(触らない)にこにこして出ていくほうがあっさりと安心して見送るのだ。分離不安の犬によっては声かけはタブーのようなのだが、ココアにはこの方がいいらしい。「ちゃんと帰ってくる。だから安心。信じて待っていよう。」と思っているのかな。そうだったら嬉しい。お義父さんもお義母さんもチャコ姐さんもいるから安心だね。
 以前は私の犬だったココアっち。今は家族みんなの犬になった。義父母への甘えっぷりもほほえましい。電話で聞くと「いい子で散歩行ってきたよ。」と言ってもらえるようになった。散歩でご近所の子供たちとふれあったりもしているようだ。義父母もココアの性格を知っているので怖がらせないように慎重にしてくれているらしい。

 また、ココアの友達犬の飼い主さんたちは義父母が連れているときは、近づき方にとても気を使ってくれて、距離をとって挨拶してくれている。ココアがはしゃぎすぎて義父母が困らないように。

 私の二重生活は家族やご近所さんにあたたかく見守ってもらって順調だ。ずっと一緒にいられないジレンマや淋しさ、悩みなどは沢山ある。あと三年大丈夫かなあ・・とも思う。けれど、この生活のおかげで沢山の感謝の気持ちが生まれた。ペットを飼いたくても飼えない人の気持ちや立場、犬を飼っていない視点から見たり考えたりできるようになった。転勤していなかったらわからなかったことばかりだ。だからこそ、ペットと暮らせることは当たり前ではない、とても幸せなことだと思う。大変なことはいっぱいあるけれど、一緒にいられるのはステキなこと。これからも動物バカ万歳でう〜んとかわいがろう!
No.688
6月8日(Wed)  ずーっとずっとだいすきだよ
今日はノエルの4回目の命日。
この日を我が家のしっぽ家族が元気に迎えられて本当に良かったと思う。これからも見守っていてね。

ハンス・ウィルヘルム作の「ずーっとずっとだいすきだよ」(評論社)という絵本の朗読を久々に練習してみた。ノエルのために読んでみた。
以下はその絵本からの抜粋。

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いつかぼくも、ほかの犬をかうだろうし
子ネコもキンギョもかうだろう
なにをかっても、まいばん
きっと、いってやるんだ
「ずーっとずっとだいすきだよ」って
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というフレーズは動物と暮らす上でとっても大切なことだと思う。
私もこの絵本に出会ってから毎晩、ずーっと大好きであることを声に出して褒めるのが日課に・・ああ、親ばか。けれど、この気持ちはちゃんと通じているらしく、ココアは実に穏やかな顔をする。猫たちはお腹に乗ってきたり、すりよってくる。カメさえも顔をのばして、つぶらな瞳でじ〜っと見る。言葉の意味事体は通じなくても、私が彼らを大切に思っている雰囲気はわかってくれているのではないかな。

6月という季節は気温の差が激しくて体調を崩しやすい。過去に2頭の愛犬を6月に亡くしている。これから暑い夏。今年も何とか元気に夏を乗り切ってくれますように。

No.689
6月14日(Tue)  ふたたびしっぽの家
1週間でとんぼ帰りしっぽの家@るんば。
義父が目の手術を急遽することになり、お見舞いとしっぽシッターのためにやってきたのだ。幸い手術は無事に終わり、お見舞いに行ったら思ったより元気そう。もう少し遅かったら失明する所だったそうなので危機一発・・衝撃を受けたわけでもなく、ゆるゆると症状が進行していたらしく、早く気がついて本当に良かった!
しばらくは入院、1ヶ月は運動禁止なので、義父が元気になるまではこちらにいることになると思う。
 義母だけでは義父のお世話、しっぽーずのお世話は大変である。義父のことでしみじみ家族のありがたさを再確認。シニアのわりに元気いっぱいなので安心していたが、これからはもっと体に気をつけてもらって大切にしたい。

 予定より早く帰宅したのでココアとチャコは大喜び。梅雨なので散歩は行けたり行けなかったり。チャコは元気で義母を山へ誘って困ったという・・2頭別々に散歩させなくてはならないのでかなりの長距離で大変だったみたいだ。

 ネコズは相変わらず。最近新調した義父母の抱き枕がお気に入りで早速のっとられている。1階に新しいソファーが来るそうでこれものっとられることだろう・・ネコは新しもの好き。
 
 藻エビは留守の間に死んでしまい、残り1匹になっていた。簡易の設備しかしていないし、気温の差が激しかったからなあ・・残り1匹は卵を抱いていて果敢にも元気。果たしてどうなるか・・元気でいてほしいけど。
No.690
6月17日(Fri)  吸引猫


 先日、めざましテレビの「今日のわんこ」に掃除機で吸われるのが好きなわんこが出ていた。我が家にも掃除機に吸引されるのが好きな奴がいる。こたじいである。吸引力を弱にしてまんべんなく全身吸ってやる。うっとりしてお腹をだして「もっとやれ〜。」とせがむ。頭も吸う。されるがまま。気持ちいいのか・・
残念ながら、これではこたじいの脂肪は吸引できないのだ・・今日もおデブ街道まっしぐら。
No.691

NAO  2005/06/18/21:08:03   No.692
こたくんらしい?エピソード!
ホントに気持ち良さそうなお顔だよね〜。
また、こたくんに会いたくなっちゃったよ〜。


るんば  2005/06/19/17:24:05   No.693
またこたじいに会いにきてね〜。
きっと喜ぶよ〜。(^^)

6月20日(Mon)  脱皮した
1匹だけ生き残った藻エビは元気。足の下に抱いていた卵がない。それらしきものが水草などについているようないないような・・・

何とこの藻エビ、脱皮した!最近体全体が白っぽいな〜と思っていたら、底にほよほよ〜と透明のエビが揺れていたので、とうとう死んでしまったか・・と失意で引き上げたらぬけがらだった・・本エビはちゃっかり水草にまぎれていた。衣替えしたエビは心なしかやや黒っぽくきれいになった感じである。
地道なエビ観察生活は続く・・

 ネットで調べてみたら、脱皮と一緒に卵も脱ぎ捨ててしまうケースもあるようだ。だが、うちのエビは皮に卵はなかった。脱皮の前に足の間の卵はなくなっていたのでどうなったのか?エビと卵の関係がよくわからないのでもう少し調べてみよう。熱帯魚水槽に入れるエビのページを見ると抱卵したまま孵化するみたいだがどうなんだろう?う〜ん・・
No.694
6月22日(Wed)  接待猫
 義母の姉妹の叔母様たちが1泊で滞在。姉妹だけあってさすがに雰囲気が似ていらっしゃる。(^^)来客にわんわん鳴いていたチャコとココア。1階のチャコのほうはすぐになれてなでなでされていた。
 叔母様たちは、家でも犬猫と暮らしていた無類の動物好き。二人ともそれぞれ16歳の猫と20歳のマルチーズを介護して看取った経験があるそうだ。今も猫たちと暮らしている。そのおかげで1階にチャコが寝ていたり、5匹の猫がうろうろしていても意に介せず、かえって嬉しそうだった。1匹ずつに挨拶して、猫じゃらしで遊んでくれた。
 我が家の人見知り猫、ふじこも義母と似ている叔母様たちに心を許して珍しくゆったりしている。ちびにゃんだけは、どうしていいかわからずに周囲をにゃ〜にゃ〜言って落ち着きがない。
 我が家NO.1の接待猫のこたくんは堂々たる落ち着きとバツグンの愛嬌の良さで一番人気だった。ずっとかわいいかわいいと構ってもらう。部屋のど真ん中でごろ寝・・クーもビーも初対面のヒトになつっこいほうなので全然平気。ちびにゃんを除く猫4匹が素晴らしい接待をしてくれていた。
 2階にいる時間が多く、叔母様たちとほとんど接触のなかったココアのみ、お見送りのときも「わんわん」鳴いていた。もっと触ってもらえばよかったかな〜とちょっと残念。

 
No.695
6月23日(Thu)  雨の日の遊び


雨の日は散歩をサボりがちな我が家。チャコもココアも濡れるのが嫌な犬なのだ。
そんな日は狭い室内で一緒に遊ぶ。ココアは室内ではまったり派でドタバタしないのだが(猫に怒られるからか?)、散歩に行かなかった日は私から遊びに誘う。
 犬型パペットを手にはめて一緒にじゃれて遊んだり、ロープのおもちゃでのひっぱりっこ。バンダナをしばったものを投げてキャッチしたり持って来いなどをする。30分くらいうお〜っと遊ぶとココアもすっかり満足して水を飲んで休憩。私も犬バカになってアホみたいに遊んで楽しいひとときなのだ〜。
No.696
6月27日(Mon)  サナダ虫騒動
1階から義母の叫び声。慌てて私を呼んでいる!
急いで下へ行くと「これこれ!」と猫トイレを指差された。
いつもの猫のうんちと細長〜いヒモ状のものが10センチほど一体化していた。
こ、これは・・?毛玉にしてはヒモ状だし、最近猫の草は食べていないし・・もしかして虫!?恐る恐るウンチシャベルで転がしてみる・・ぶちっと切れた。
色はウンチと一体化しててよくわからない・・う〜む。
このブツを出した当のふじこは涼しい顔で寝転んでいる。

義父の通院帰りに動物病院で検便してもらうことにした。義父母はいそいそとウンチを持って出かけていった。もし寄生虫だったらネコズ全員に薬だ〜・・

帰ってきた義母に聞いてみるとなんと毛玉だったそうだ。検便する必要もなくすぐにわかったそうだ。見事になが〜い毛がヒモになって出てきたのか・・お腹は大丈夫なのか?とにかく虫じゃなくてよかった。
しっぽと暮らしていると仰天すること、勘違いやおっちょこちょいのドタバタが絶えないなあ〜。(^^;)

No.697
6月28日(Tue)  ビーの脱走
今日は各地で最高気温を記録する猛暑となった・・ココもうだるような暑さになった。床のあちこちにわんこやネコズがなが〜くなってへばりつき、心配で何度もしっぽたちの様子を見て回る。
 暑さで私の脳のネジが外れたらしく、干した洗濯物を取り込んだ後に網戸の閉め忘れ・・普段ならないようなうっかりだ。そのまま1階に来てしまう。2階からどん!という猫が飛び降りた音に気がついた。慌てて猫の数を確認するとビーちゃんがいない!逃げられた〜!
 家の周囲をざっと見てももういなかった。仕方がない。ビーちゃんなら戻ってくるか・・と半ば諦めかけたとき・・1階のベランダの外をちびにゃんがじ〜っと見ている。その様子を見た義母が外に回ってみると・・ちびにゃんが見ていた台の下にビーがちんまり座ってきょろきょろしていた。義母が抱き上げても抵抗もせずにすんなりお縄となった。外に出ていたころのビーだったら、義母を見たらさっさと逃げただろう。室内飼いが長くなったせいなのか、出たものの「さて、どこへ行ったものやら・・」と考えているうちに捕まってしまった。
 ほっと安堵のため息。当のビーは「また出たい〜!」と騒ぐこともなくそのまんまごろり〜と寝転んだ。
暑さにやられて同じ失敗をしないように気をつけよう・・とほほ。
No.698

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