2005年5月の日記


5月4日(Wed)  海釣り


 るんば夫が帰省中なので、家族4人と犬(ココア)1匹とで海釣りに出かけた。
日中の暑さが心配なので、ご老体のチャコはお留守番。

 夏は海水浴場になるというこの場所には沢山の人達が楽しんでいた。既に投げ釣りの人達もいる。沖にはボートも出ている。
 義父がゴムボートで沖釣りをするというので組みたてるが、それだけですでにヘトヘトなってしまった・・(^^;)義父、果敢に海に出て行った。
 るんば夫と義母は海辺で投げ釣り。私はココアと遊んでいた。

 最初に義母が小さなタコを釣り上げた。ペットボトルに乗せてココアに見せると目を白黒させていた。未知との遭遇だ・・

 ビビりのココアは波が怖い。なかなか海に近づこうとしない。流木を拾って投げる。ココア、取ってくる。かじる。私に取られる。流木を拾って投げる。ココア、取ってくる。かじる。私に取られる。をエンドレスで遊びながら、段々と波打ち際に投げて行くとざぶざぶ入って取りに行くようになった。流木をかじりたいので私に持ってこないのがポイントである。

 日陰で涼みつつ、海にざぶざぶ入ったり・・すっかり潮臭い犬の一丁上がりである。本犬は満足そうに昼寝。
 釣りの方はきすが1匹釣れただけで、後はべらなどの小魚が少々。沖に行った義父は1匹だけだった〜。とほほ。再びボートの片付けが大変・・ヘトヘトになったが、楽しい一日だった。
No.679
5月8日(Sun)  カメウォッチング・マンウォッチング
 るんば@赴任先。以前からるんば夫が「仕事で行った先で見つけたきちゃない川にカメがうようよいる!」と言っていたので二人で見に行くことに。
電車で約小一時間。物好きである。
 その川は、どぶ川と言えるような濁った汚い川で小さな歩道橋から見下ろした所に草の生えた小島があり、でっかいカメ(体長30センチ位)が甲羅干ししていた。他にも10〜20センチクラスがうようよいて、もぐったりぷか〜んと浮かんだりまったりしている。そう、そのカメとはミシシッピーアカミミガメ。赤ちゃんの頃はミドリガメと言われている。飼いきれなくなって自然に放されたカメが日本中に繁殖している。綺麗な水を好む日本古来のイシガメ(水が汚いとすぐに病気になってしまうらしい)やアジアいるクサガメの生息地を脅かしている立派な帰化動物だ。アカミミカメは比較的汚い水質でも逞しく生きられるらしい。
 よ〜く見ると甲長5センチに満たない今年生まれだろう赤ちゃんカメもいる。逞しく繁殖している〜。(^^;)たった1匹だけ我が家にもいるクサガメがいた。どう見ても力強いアカミミグループに押され気味・・

 汚い川でも頑張って暮らすアメリカ生まれのカメ達には罪はない。でもクサガメフリークの私としてはちょっと複雑な心境だった。

 それから大きな公園に移動してバードウォチング。カワウとか営巣真っ最中のアオサギなどを眺める。カルガモやマガモなどもいた。ここの池にもアカミミガメが沢山いた〜。クサガメは見当たらない。
 不思議なのは、若くてかわいいセミプロのような女性モデルを愛好家らしい数人のカメラマンが激写していた。何かの撮影会のようだ。そういう組を3組くらい見た。他には中国服らしいコスプレをして撮影しているお嬢さんたちまでいる。私のかつて住んでいた田舎ではみたことのない光景で、るんば夫と面白がってず〜っと眺めてしまった。帰宅してネットで検索したら、こういう撮影会は結構行われているらしい。興味深く真剣にネットサーフィンしてしまった。あたらなワールドの開眼に興奮していたら、るんば夫にカメラ小僧と化して撮影会には絶対に行くなと釘をさされる。チェッ!
No.680
5月10日(Tue)  カラス対策


 カメをベランダで日光浴させていたらカラスにさらわれた!という事故を以前から聞いていた。今までは金網のふたをケースの一部に乗せて石で重しをしていた。ケースの一部はあいているし、カラスだったら簡単にずらせるなあ・・と心配になった。
 ホームセンターにぴったりサイズの蓋になるものを探しに行った。庭の一部に猫が出られるようにぐるりとゴルフネットで囲って固定していたKさんを思い出した。猫が上ったりぶらさがってもびくともしない強度だった。ゴルフネットにしよう!カラスのごみ対策にネットも使っているし〜と1メートル購入。メートル600円以下と安い。
 早速ネットでケースを囲み、下はケースの重みでくるみ、横はピンチで固定した。いい感じである。日光を遮断しないので、カメも存分に日光浴できる。アミアミに囲まれてもな〜んも気にしないおおらかなカメズであった。
No.681
5月14日(Sat)  ボランティア
 今日はお話の会の例会だった。阪神淡路大震災のときにボランティアに通っていらした方のお話に涙が出た。どんなに大変な状況の中でもお互いに感謝しあって笑顔が見えた瞬間のお話は素晴らしかった。

 その後、同じ時期に入会した皆さんとお茶をした。皆さんのそれぞれの経験やボランティアへの思いをお伺いする事ができた。自分の出来る事を出来る範囲で無理せずにコツコツ続けることの大切さ。お話というのは心や気持ちを届けるものだと思った。何より聞いてくださったり、時間を一緒に過ごせた方の笑顔が元気の源になっているんだな〜と思う。私もココアとふれあい活動に行ったときそうだもんな〜。(^^)

 月半分しかこちらにいないけれど、ちょっとずつ図書館などに見学に行きだしている。公共交通機関を使って行けるので参加しやすい。これから楽しみながら勉強していきたい。
 
No.682
5月18日(Wed)  お話のボランティア
 今日は、お話の会のサービス先の病院の見学に行った。ここは高齢者の方が入院している病棟。毎月談話室のホールで行われているそうだ。
 今日は会から私を含め5名の方が来ていた。同期入会のNさんもいらしていて心強い。Nさんはもう何回か参加されていてせっせとお手伝いしていた。
 
 ホールには車椅子の方が15名ほど集まってくださり、病院のスタッフの方も付き添ってくれている。紙芝居が二つ、お話の素語り(本を見せずに言葉のみで語る)が二つ、絵本が二つ。間に一緒に歌を歌うコーナーを2回設けて1時間だ。先輩方やNさんの語りが上手で、話に引き込まれてじっくり聞き入ってしまう。
 自分の番が来た。初めて来て緊張していること、ふるさとの北海道の「どさんこ」という馬のお話をします、と挨拶した。初めてであることで、皆さんがふっと優しいまなざしになってくれたのを感じる。
 絵本を見せながらなるべく大きな声でゆっくりと話した。緊張した〜!
無事に終わってほっとした。皆さんのあたたかい拍手が嬉しかった。
 声もしっかり届いていたよ〜と先輩が言ってくれた。今度は素語りができるように頑張ろう。

 最後に皆さんと歌を歌った。「ありがとうございました。また来月ね。」と笑顔をかわす。心温まるボランティア見学だった。
 
No.683
5月24日(Tue)  しっぽとドタバタ
るんば@しっぽの家。毎朝、うわ!こんな所に猫のゲロが!とか床にひっそりうん○が落ちていたり、いたずらされたり、一緒にごろ寝したりとドタバタの日々である。(^^;)赴任先にいる時の数倍は動いているなあ〜。うん○されようが、ゲロをふんずけようが、いたずらされようが、寝ている所を踏んずけられようが、苦にならない。それはみんな、とてもかわいいからだ。半分しっぽと離れる生活をしていると、どんなに大変でも苦ではなく楽しく幸せなのだ。一緒の空間にいる、それだけで満たされる。(^^)

 そんな中、心配なのはチャコの肝臓の数値が高かった事。毎年徐々に高くなっていたのだが、今年はダントツになってしまった。来月もう一度血液検査をして、場合によっては精密検査や投薬などの治療を考えていかなくてはならないかも。
 最近、動きものんびりとなり段差などをゆっくり上る姿は本当におばあちゃんになったなあと思う。耳も目も遠くなった。声もしわがれているときがある。食欲、元気はそれなりにあり、距離も時間も短くなったけどマイペースに散歩にも行っている。毎日全身をチェックしてマッサージ。毛艶もいい。外見ではそんなに悪そうに見えないが、体の中のことなので心配だ。食事や水分のとり方などを見なおし、肝臓にいいサプリメントを朝晩あげることにした。これで来月の検査の結果がよくなっているといいんだけど。

 ちびにゃんとココアを連れて病院へ。ちびにゃんは白血病ワクチンの相談。ココアはふれあい活動のための健康診断だ。
 我が家の子になる事になったちびにゃん。他の猫は皆白血病も打っている。
 先生に室内飼いの猫のワクチンの必要性について聞いてみる。外を出入りしている猫と接触がなければそう心配はないのだが、白血病の場合、食器を共用したりお互いに舐めあうだけで感染してしまう。(エイズの場合、この位では簡単に感染しないそうだ。)もし、猫を保護したり預かる可能性があるなら必要でしょうとのことだった。以前は保護や預かりがあったり、ビーちゃんが出入り自由だったのでワクチンはしっかり打っていた。今は全員室内飼い。猫を預かる可能性もこれ以上増える予定もない。う〜ん、どうしよう。
 
 ウイルスが陽性の場合、ワクチンを打つことで発症の要因になってしまう事もあるそうなので、先に抗体検査をしてもらう。(ホントは家猫にする前に検査したほうが安心です。^^;)幸い白血病もエイズもマイナス。考えた末、打ってもらうことにした。万が一、病気で入院したときや預かりのとき、うっかり外へ出てしまった場合を考えることにした。多分、毎年必要かなあと考えると思う。その度に色々考えていこう。

 ココアの健康診断は問題なし。体重は20.10キロ。
 待合室で犬好きらしい男性が目を細めてココアに近づこうとしたので、「初対面の人は怖がるので」と言って下がってもらう。悪気はないのだが、上から覆い被さるように頭から触ろうとする人がとても多い。できるだけココアが怖がるような状況から守る。私が一番の理解者だし、どういうふうにしていったらココアが楽しそうにいられるか、人や状況に慣れていけるか、それが一番大事なのだ。シャイ子なので、人一倍慎重だし時間がかかる。けれど、ちゃんと慣れていけるバイタリティがあってそこがココアのいい所だ。一度信頼すると本当に嬉しそうに人やわんこや場所に馴染んでいく。ゆっくりでもそんないい引出しを少しずつ増やしてあげようと思う。
 私はそんなに変わらないかなと思うのだが、先生がココアが来る度にいい所をひとつ誉めてくれるのがとても嬉しい。ありがたいなあと思う。
 
No.684
5月26日(Thu)  ココアとボランティア
 今日はココアとふれあい活動のボランティア。先月のように通りすぎることなくすんなり到着できた。

 今日は見学で初めて来た方が数人いらっしゃった。その一人の女性におやつをあげてもらった。ふれあっているうちにうちとけて、いっぱいなでてもらった。よかったね。
 いつも会うボランティアさんと犬たちにはすっかり慣れてご挨拶。

 この訪問先には沢山のボランティアさんが来るのだが、今日の動物は犬猫ウサギさんを合わせて7組しかいなかった。2階のホールではいつもように入居者の方が2つの輪になって待っていてくれる。
 二手に分かれてまわることに。先生に「輪の真ん中で動きのあることを見せてあげてください。」とお願いされた。なるべく沢山の方が楽しめるように。
 皆さんが輪に入ってから様子を見て、最初はココアと犬が大好きな方のそばに行った。そのまわりの方は皆犬が好きなので、数人の方とココアを交えてお話する。
ココアも打ち解けているので、ちょっと真ん中よりの方で縛ったバンダナの空中キャッチや持って来いなどを見てもらった。広範囲の方に喜んでもらえた。大きな声でココアに話しかけてくれる方もいる。私も大きな声で話して、いつもより沢山の方とお話できて嬉しかった。

 芸を見てもらったり、少し移動してココアにふれあってもらったりした。
私は入居者の方の隣の椅子に腰掛けてココアを呼んでお座りさせた。丁度いい具合にココアがそばに来れるので、皆さんに首筋をなでてもらえた。ココアも嬉しそうに手をペロペロしていた。ココア流の控えめながらも最大限のご挨拶なのだ。
 今日は床に寝転んだ格好でスタッフの方にもいっぱいなでてもらった。
もう1匹のわんちゃんと共に最後にもう一度輪の中でちょっとした一芸を披露した。
 今日はココアのコンディションが良くて、ほぼフルタイムで輪の中でふれあってもらえた。ココア、偉かったねえ。(^^)
 私が思うに、毎月同じ施設、同じ入居者とスタッフの皆さん、顔見知りの先生やボランティアさんと動物たちに会うことで、ココアの中ではもう初対面ではないのだ。いつも会う皆さんなので安心できるようになってきたみたいだ。毎回ちゃんと観察して学習して馴染んでいる。偉いなあ。(親ばか・・)

 ひとつ反省した事は、私がココアの足を拭いている時や何か他に集中しているときに、初めてのボランティアさんが後ろからココアの背中ををさっと触ってびっくりさせたことがあった。(決して悪気はないんですね。)ココアの場合、びっくりしてぴょんと飛ぶという感じで、反撃したりすることはないのだが、何があるかわからない。ボランティアの場で事故があっては決してならない。そしてココアがかわいそうだし、これからはもっと気をつけてそういう事がないように、またココアの事をわかってもらうようにしたい。
 初めてのボランティアさん数人には、終わった後に手からおやつをあげてもらった。徐々に頑張ろう。
 
 ココアは家に帰ってきてからるんるんお散歩。帰ってからしばし私の膝に頭を預けてうとうと。今日は偉かったね、楽しかったね、お疲れ様。5月の夕暮れ。窓から入る風が心地いい。ああ、幸せだなあ〜と思った。
No.685
 私がこっちにいる時は、犬たちの散歩は別々に行っている。今日は涼しいのでコースを変えて久々に山に行ってみた。ココアはうわ〜い!と張り切って山道を上る。よく若かりし頃のチャコとノエルが遊びまわった山だ。
 普段ココアはノーリードにしないと決めている。何でだかこやつは絶対にしてはいけない匂いがあるのだ。本能的に。リードなしの自分の呼びに自信がなく不安があるのでノーリードにはしない。ココアは誘惑に負けそうな子だし、ビビりなのでパニックになったらすっ飛んで行ってしまう気がする。性格を考えると心配でできない。(ロングリードでの呼びはできるんですが・・)

 途中の水場で義父とチャコと遭遇。私達を見つけたチャコが嬉しそうに走ってきた。いつも人気がない山なので、勝手知ったるチャコはここではノーリード。
 もう少し奥へ行こうかなと思ったが、チャコがもう降りるみたいなので一緒に行くことにした。
 チャコの奴、たたた〜と軽快に坂を全速力で下って行く。「もう年なんだから無理しない〜!」と叫んでしまった。
 チャコのこういう姿を見ると13歳だと思えない。家にいるときはすんごくおばあさんくさいのに。山に来るとつい若返ってしまうらしい。元気なのはいいことだが、足を痛めてもいけないし、お年寄りわんこは何かと心配だ。
 この元気で、肝臓のほうが少しでも良くなっているといいのだが。

 今日もぺろりとごはんをたいらげ、ぐうぐう寝ている。チャコの体内時計は確実に老いに流れているけれど、できるだけ元気で穏やかな時間が続きますように。
 
No.686
5月31日(Tue)  藻エビ
 ひょんな事から藻エビを飼って数日・・義父が鯛を釣る為に買った釣り餌の残ったエビ達。週末の釣りまで何とか生かしておけないかという話になった。エアーポンプと水草と・・と相談する。義父が積極的なので協力することに。明日必要なものを揃えようということになり、一晩桶の水の中においておいた。
 ところが、買い物から帰ってみると大方のエビは死んでしまった。生き残ったのは5匹。義父は諦めていたが、折角なので残った5匹をカルキ抜きした水槽に移し、エアーポンプと水草、金魚に入っていた水藻いっぱいの置物と一緒に入れた。
すると元気になって水草につかまったり、水藻を食べたりして生きている。メダカのエサをほんの少しあげている。
 釣り具屋さんにエビの事を聞いてみた。もともとエサ用に置いていて、どんどん出るのであまり飼い方は詳しくなかった。とにかく水温の上昇には弱いらしく夏は無理だと思うよと言うことだった。
 今は我が家で一番涼しい部屋の日陰、金魚の水槽の横にいる。エビをじ〜っと眺めていたら結構面白い。動きもユーモラスで愛嬌がある。藻エビを飼ったのは小学生の時以来。あの時はエサの加減がわからなく、水質が悪くなって死なせてしまった。このエビーズがいつまで元気でいられるか自信はないが・・とにかくエサとしてではなく我が家の鑑賞用にランクアップして泳ぎ回っている。
私がいない間は義母が世話するらしい。がんばれ!物好き家族である・・

 藻エビメインの日記になったが、こたくん、クー、ビーちゃん、ふじこの白血病ワクチンの接種に行ってきた。みんな元気で変わりなく、ビーちゃんの体重のみ少し減っていた。爪は1ヶ月でかなり伸びていて、また切ってもらう。ビーちゃんの場合は恐怖の爪きりだった・・
No.687

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