2005年1月の日記


1月1日(Sat)  新年初笑い


あけまして おめでとうございます。
我が家の2005年の幕開けは、ネコズに数の子を盗み食いされ台所を掃除しまくったり、ココアと真夜中の初詣といつも通りドタバタだった。
 
 いつもは静かな町内の神社に灯りがともり、賑やかな参拝客の列にココアと一緒に並ぶ。大きなご神木が明かりにライトアップされたようにぼうっと浮かんでいた。甘酒や年越しそば、お神酒も振舞われている。わんこは神社内は遠慮したほうがいいと思ったので、お参りする家族を境内の脇で待ちながら、しっぽともどもの家内安全を願った。
 賑やかな中で、犬好きのお嬢さんたちにかわいい〜と言われ、ココア愛想を振りまく。

 食後に2階でくつろいでいたら、新年早々のビーちゃんの凶悪なオカオに新年初大笑いをしてしまった。これでもホットカーペットの上でくつろいでいるカオなのだ。「ビー姐さん、仁義なき戦い!」という感じである。こわすぎる・・
 るんば夫はビーを激写しながら、いちいちできた写真を見て腹をかかえて笑っていた・・カオを笑いのネタされるビーって一体・・・

ともあれ、今年のお正月もしっぽ〜ずとともにまったり過ごしている。今年もこのように穏やかな一年になりますように〜。
No.646
1月10日(Mon)  へとへとな日々
 年が明けて7日〜9日まで赴任先の街に行くので、友人夫妻と別口で実家の母妹、弟の奥さん&甥っ子が同時にやってきて遊んでくれ!と言ってきた。なんと同時に・・
 ひえ〜!と日程をやりくりしてテーマパークやらやら水族館やら観光やらで遊びまくり、歩きまくる。るんば夫も付き合わされる。怒涛の3日間だった・・疲れた・・
 そして連休最後の今日も用事があって買い物に出かけ、へとへと・・
明日から多分ダウンであろう・・
No.645
1月12日(Wed)  やっぱりごはん


 最近、特に若い女性の間で朝食を食べずにサプリメントだけで済ましてしまう人が多いらしい。私の友達にもそういう子がいて、このところよく考えさせられてしまった。栄養的にバランスがとれて、体の調子がいいというんだけど・・でも、手軽な総合栄養食といって宇宙食みたいなものが全世界にはやらないのはどうしてなんだろう。それは、食べることが生きること、そしてしあわせに繋がっているからだと思う。
 私もサプリをとる事もあるけれど、それはあくまで三食ごはんをしっかり食べた上での単なる補助だと思っている。

 先日のNHKの番組で老人医療にとって高栄養の点滴より、口からちゃんと食べることの大切さについてやっていたそうだ。口から食べることで胃腸が活発になり、免疫力が向上、精神的に意欲が増し、ずっと回復力も良くなるのだそうだ。
 私の実父は手術後しばらくの間、食べられなくて点滴で栄養をとらなくてはならなかった。食べられなかったのが何より辛いと言っていた。力が入らないのだそうだ。食べられるようになったとき、ほんの少しのお粥でも涙が出るほど嬉しくて、生きる意欲を感じたそうだ。

食べることは生きること。
どんなパーフェクトなサプリメントより、旬の野菜や果物の香り、食感を味わうことのほうがどんなにか心にも体にもいいだろう。手軽に錠剤を水で飲み下すより、ちょっと下手でも愛情がこもった料理を家族で囲んで笑顔で食べるほうがどんなにかしあわせだろう。食は文化なのだ!と強く思う。

 総合栄養食と言われるドッグフードと水だけでOkですと飼われている犬がヒトのおすそ分けや手作りごはんをどうしてあんなに喜ぶんだろう。猫は釣りたてのサカナをどうしてうにゃうにゃ喜んで食べるんだろう。寝たきりになったわんこでも飼い主さんの手作りのごはんやスープが嬉しいのはどうしてだろう。カメがたまのお刺身や生きたイトミミズが大好きなのはどうしてなんだろう。みんな、愛情のこもったおいしいものをちゃんと知っているからだと思う。
 変なんだけど、わんこの手作り食をきっかけに食を見直すことができて本当によかったと思う。
写真は「うまいわん」とおやつを食べるココアっち。

 
 
No.647

こずえ [URL]  2005/01/14/19:49:35   No.648
食べるって本当に大切だと思います。
ハムスターは点滴ができません。栄養剤の注射は
ありますが、あくまでも緊急用。食べなくなったら
危篤です。ペレットも大切だけど、旬の野菜は大切な
栄養源。ちゃんとねずみは美味しいものを知って
いるのです。なにしろうちの連中は、ハウスの
きゅうりはあまり食べませんが、露地物が出回ると
ちゃんと食べます。
食べる事は生きること。楽しい事なんですよね。


るんば  2005/01/15/18:40:09   No.649
こずえさん、こんにちは。
小さいハムさんやねずみさんたちもちゃんとおいしいものを知っているんですね。感覚が人間より鋭い分、人間より食べ物の質や旬がわかってグルメなのかもしれませんね。じろきちくんのお迎えお祝いのかぼちゃのタルト拝見しました。おいしそう!食べることはホントに楽しいことですね。
(^^)

1月17日(Mon)  虹の橋


今日は阪神大震災の10年目の日だ。
各地で鎮魂のための催しが行われている。
10年前、震災を知った朝は東京だった。10年後はまさか自分が関西で暮らしているとは思っていなかった。

今日、出先の電車の中の窓から、完全な虹のアーチを見た。生まれてから2度目だ。1度目は昨年北海道の旭川に向かっている車の中だった。
 いつもは本を読んで下を向いているので、見られたのは本当に偶然だった。電車はかなり高台を走っていた。空は鉛色で虹だけが鮮やかに浮かび上がっていて、ほんの10数秒ほどで片方が消えてしまった。ビルが立ち並ぶこんな都会の真ん中で完全な虹の橋を見られるとは思わなかった。正直、びっくりした。ウソのようなホントの話。見た本人が一番驚いている。
 虹の橋は天国に一番近い橋。10年前に震災で亡くなった大勢の方の魂を偲んで現れたのだろうか。どうか安からに・・そして今生きている人々がこれからもお元気でいられますように。
No.650
1月23日(Sun)  ねこねこ週間
ただいま、しっぽ〜ずの家。
朝から猫のゲロやうんこを片付け、ココアと歩き、ほかほかのできたてうんこをくるんで持ちかえり、一緒に遊び、寝ておりまする。ほのぼのである。
みんな、相変わらず元気でなによりなにより。

 ちびにゃんはあまり大きさが変わらないと思っても3.5キロに成長していた。ただほかの大人猫より頭が小さいので笑える。そのうち頭も大きくなるのか。脳みそに悪知恵がいっぱい詰まるのか。大人猫たちがいたずらを伝授しているようだ。

 ショックだったことは、外の茶トラ猫が友達を連れてきたこと・・クロネコで性別不明。年齢は生後7.8ヶ月。生粋の野良で全然なつかない。ちびにゃんが家猫になってしまったので淋しかったのだろうか・・うむむ。義母と外ごはんの管理をしっかりやってこれ以上猫が集まらないように!と堅く誓い合う。義母、頼むよ・・(半泣)
 春の季節になる前に2匹とも!とボランティアさんから捕獲器をお借りして捕獲を敢行すること数日・・クロは警戒心が強くなかなか入らず、入っても蓋が閉まらずに逃げてしまうこと1回、2回目は手動で締めようとひもをつけて遠くで見守るが、入ったけどどの辺まで入ったか見際めているうちに帰ってしまう・・ずっと外にいたので風邪をひいた。この日はクロを諦めてダメもとでいわしだんごを仕掛けて放置しておいたら茶トラがかかったのだ。

 そして茶トラの去勢が無事に終わった。先生が言うには、体の割りにものすごく大顔面だったのは、幾多ものケンカで負った傷のせいで面の皮が厚くなっているせいだという。「強そうな猫だな〜。」と言われたが果たしてそうなのか?気立ては結構いい猫らしい。去勢のおかげでケンカが減ってカオの傷もきれいになるといいねえ。
 お迎えに行き、そのまま裏庭に放してやると以外とおっとりで出てきて、振りかえり振りかえりねぐらに帰っていった。

 
No.651
1月26日(Wed)  気分はマタギ・・
 外猫のクロちゃんがなかなか捕まらない。
捕獲器が釣りガネにエサをぶらさげるタイプで、猫が結構引っ張らないと蓋が閉まらないようだ。クロちゃんは、ぶら下がっているエサだけでは中に入らないのでお皿にフードを入れておくのだが、それだけちゃっかり食べて帰って行く・・とほほ。何とかお縄になる方法はないものか・・と色々策を練ったりネットで調べたりしている。不妊のための保護なのだが、なんだか気分はマタギである。クロちゃんもそんな気配を感じているのか?猫とマタギのバカしあい・・
 踏み板式の捕獲器の方が確実かなあ・・と思う今日この頃。仁義なきバカし合いは続いているのだ。
 そんな思いをいざ知らず、ジョウビタキ(オス)が猫ごはんをついばんでいるのであった・・
No.652
1月30日(Sun)  バカし合いは続く・・
クロちゃんとのバカし合いは続いており、そして今朝は捕獲器の蓋がしまったものの中身はどろんと逃げられていた・・一体どうやって逃げたのだろう。謎である。クロちゃんは忍者なのか!?
しかし、これで警戒心が更に増してしまいふりだしに戻ってしまった。根気よく仕掛け続け、クロちゃんには悪いけど捕獲器の中にだけごはんを入れ続けるか・・
食べて帰る食べて帰ると繰り返せども。いつかきっとお縄になる!と信じて。こうなるとほとんどバカし合いコメディになってきて自分でも笑ってしまう。

 クロちゃんがオスであってほしいと切に願う。そうしたら春になって妊娠して子猫にゃ〜んぞろぞろ〜という悲劇がなくなるので・・野良猫にとっての不幸は数が増えること。母猫も子猫にもリスクが大きすぎる。生存率も非常に低いそうだ。かと言って元気にみんな揃ってそだってしまうと数が増えたことで一目を引き、いじめられるリスクが数倍になる。最初1,2匹ちょろちょろしていたのを見てみぬしていたご近所さんも子猫が増えて数匹になったら黙っていられない場合がある。即保健所だ、処分だと大騒ぎになったなどのトラブルは耳が痛いほど聞いてきた。餌やりさんのかわいそうだから・・という気持ちもわかるけど、エサをやっているうちに妊娠したり、子猫が生まれた時点でどうしようとおたおたする。それでは遅いんだよう・・子猫をみんな保護して里親に出せる?それとも成長を待って全部不妊手術をする?とても大きな負担だし大変なこと・・里親探しには責任も忍耐も伴う。かといって放っておくと雪だるま式にどんどん猫が増える事態も・・こうなると手もつけられない。猫ずきが猫嫌いを増やす要因になってしまう。
 お腹が大きいほど母猫の体の負担も多くなり、嫌われやすくなってみんな追い払おうとする。だから、私はお腹が大きくなる季節の前にがんばって捕獲して不妊しようとしているのだ〜!がんばるぞ〜!(家の庭だけだけど)
 
 心配していた茶トラ君はいつもクロちゃんの後にやってくる。なんだか風邪を引いたようでくしゃみをしており目やにがひどい。大丈夫だろうか。食欲はあって全部たいらげていったが。

義父と私は風邪がずっと長引いている。もう1週間以上だるかったり咳が止まらないし鼻水ずるずる。昨日、とうとう病院に行ってきた。ずっと家に引きこもって寝込み、最低限の散歩と家事としっぽの世話、クロちゃんの捕獲に命をかけている。(アホだ)ココアや猫たちには寝てばっかりの私で申し訳ない。体力を使わないように室内で犬ぱっくんで遊ぶココアとワタクシ・・
こういうとき、家族に一人でも元気な義母がいてくれてとても助かる。まあ、私達2人とも義母に風邪をうつされたんだけどねえ。人にうつすと治るというのもあながち嘘ではないらしいと義母はわっはっはと笑っていた・・
No.653

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