2004年9月の日記


9月2日(Thu)  我が家ルール
 二階はちびにゃん(チビ猫の愛称がこうなった)の天下である。走り回って遊んで、ひっくり返って元気いっぱいである。時々、ビーちゃんに怒られている。でも全くめげない。立ち直りの早さは逸品。それでも、少しずつ我が家ルールを覚えてきた。

・電化製品の上には乗ってはいけない。(テレビ、パソコン、電話。壊れるから)
・爪とぎしていい場所、悪い場所。入っていい場所、悪い場所。
・猫トイレのマナー。大人トイレも使えるようになった。
・夜はケージで過ごす。ココア、成猫へのマナー。
・乗ってもいい棚の場所。ダメな場所。
・抱っこはおとなしくされよう。
・手はやさしく触ってもらったり、おいしいものをもらうもの。じゃれるのは猫じゃらし。手には絶対にじゃれちゃダメ。
・「ダメだよ。」と「いいよ。」の日本語を覚える。
・家事をしているときは遊んでもらえない。=ひとりで遊びなさい。片付けの邪魔はしたらだめ。

 たった数日なのにこれだけをだいたいマスターした。偉い。生粋のノラ子猫が人間と犬と大人の猫の中で、室内で暮らすのには窮屈でいろんなルールがある。毎日ちゃんと観察して、覚えて自分の物にしている。
 怖いと思ったビー姉ちゃんも犬のココア兄ちゃんも結構優しいとわかってきた。
意外とデリケートなクー兄さんもすっかり元気になった。

 紅丸がいなくなって、入れ替わりにちびにゃんがやってきて、忙しかった今回の滞在。ちびにゃんのおかげで、淋しさがぐんとまぎれたし、その成長と回復の様子がたくましかった。元気な生き物の姿には本当に感心する。

 さて、明日からまた赴任先。カメズは植物たちは元気だろうか。
また、こっちに来たときはちびにゃんは、どのくらい大きくなっているだろうか。どのくらい我が家になじんでいるだろうか。楽しみがいっぱいだ。
 
No.591

NAO  2004/09/02/18:44:35   No.592
ちびにゃん、賢すぎる!!!
うちのランディよりも、分別があるではないですか!
あぁ〜、警察犬指定犬種の面目がぁ〜・・・


しずみん  [E-Mail]  2004/09/03/01:33:03   No.593
う〜む、わんにゃんは、人間と共存するためのルールやマナーを学べるのね…
我が家は、全て「おねずみ様の言うとおり〜」。
新興宗教ねずみ教。教団マネージャーのしずみんです。

9月5日(Sun)  地震
 夕方から夜中にかけて数回の地震があった。夕方と夜中に震度4くらいのが2回あった。揺れはとても長くて1分くらい続いたので、ガスの元栓を締めに行ったり、ドアを開けて逃げられるようにしたりしていた。
 すぐに義母から電話があり、無事だった〜と告げる。しっぽたちの様子を聞くと、ココアの食欲が落ちてそばについて食べさせてくれたとか。私が行ったあと2,3日はそうなるらしい。ごめん、ココアよ。
 ちびにゃんの元気っぷりはすごいらしく、2階を走り回っているらしい。速くてなかなかつかまらない〜と言っていた。クーも幸い、あれから元気だそうだ。
 
 夜中の震度4にはさすがに怖くなって、カメズ避難用にプラケースを用意し、ペットボトルに水をためて用意。わんこ・にゃんこの避難のことをシュミレーションしつつ眠る。
No.594
9月6日(Mon)  僕が一番欲しかったもの
 槇原敬之のこの歌はとてもいい。「世界に一つだけの花」も良かったけど。

この歌詞の最後の部分

「結局 僕はそんなことを何度も繰り返し
 最後には何も見つけられないまま
 ここまで来た道を振り返ってみたら
 
 僕のあげたもので たくさんの
 人が幸せそうに笑っていて
 それを見たときの気持ちが
 僕の探していたものだとわかった

 今までで 一番素敵なものを
 僕はとうとう拾うことができた」

 こんな風に生きられたら、きっと幸せだろうなと思う。
No.595
9月7日(Tue)  つながっている
 午後から台風が来るというので、今のうち!と思ってぴゅ〜っとプールへ行った。いつもの公園の大きな木々の下を自転車で走り抜け、駐輪場に自転車を止める。すると、高い木のこずえから「ピロロロロ、キリキリコロコロコロ〜♪」というきれいな小鳥のさえずりが聞こえた。姿はいつも見えない。どんな鳥なのかわからないけれど、カワラヒワかな?と思う。
 紅丸が亡くなった日、途方にくれてとりあえず体を動かして前向きになろうとここへやってきたとき、初めてこのさえずりを聞いた。もう小鳥との縁はしばらくないだろうと思っていたから、とてもうれしかった。とても励まされた。私は無宗教で特定の神様を信じない。宗教も苦手だ。だけど、自然が一番神様に近い気だけはする。そうだったとしたら、紅丸は神様(自然)にキスされて命を全うして安らかに旅立ったんだ。ただ、自然に還ったんだと思えた。精一杯生きてひっそりと旅立ったものは多分、みんなそうなんだ。(イメージとしては、フランダースの犬のネロとパトラッシュの旅立ちに近いかな・・)
 
 この小鳥のさえずりを聞くととてもうれしくなる。何の関係もない私だけど、なんだかいろんなことはいい風につながっているように思えた。ちょっとしたこととか、自然とか小鳥の声とか、気持ちのいい風とか、真っ青な青空とか、ふと目にしたことが支えになることって沢山ある。
 公園に行く。大きな木がある。木々の間をふく風。小鳥の声が聞こえる。ゆっくり散歩する犬と飼い主。談笑する人々。私はこの公園が好きだ。
 
No.596
9月8日(Wed)  とろちゃん
 

しずみんさんのとろちゃんが、天国へと旅立った。
眠るように安らかだったそうだ。大往生だったとしずみんさん。むぎちゃんの娘として、最後までしずみんさんを支えて偉かったね。
 今頃、むぎママやまめパパ、おねえちゃん、おにいちゃんたちとまあるくくっついていることだろう。
 
しずみんさんの子らが亡くなるのは、いつも空がきれいな日。
その青さに心がしんとなる。
 
No.597
9月10日(Fri)  秋色、カメ時間
 日毎に朝起きるのが辛くなってきた。もうちょっと寝ていたい。もうちょっと寝ていたい〜。るんば夫の都合で私は5時半に起きるので結構辛い。
 そう、朝夕の空気がすっかり秋色になってしまい、さわやかでとても心地いいのだ。そのさわやかさが眠りを誘い、なんと1日通算18時間寝ていたことも・・・もちろん、るんば夫には内緒だ・・まさにナマケモノのごときである。

 秋の空は本当に天高く澄んでいて、馬も肥ゆる・・というかるんばも肥えそうで更に怖い・・なんでこんなに気持ちよく眠れるのか、そしておいしく食べられるのか、読書が楽しいのか・・まだ、日中は30度を越えているが、朝夕に感じられる秋は、猛暑に疲れた体をやさしく癒してくれるのである。

 あんまり気持ちがいいので、私もどんどんぼ〜っとなってきて、我が家のカメのごとくのんきな生活である。水飼えしたケースのカメをベランダの日向に出して、ぼ〜っと気持ち良さそうなカメをぼ〜っと眺めているうちにものすごく時間がたってしまっていたり・・傍から見たら、かなり危ない人かも・・にやり。
 カメのいいところは、少しも急いでいないところだ。寿命は私たち人間より短いのだが(犬猫よりは長いらしい)ちっとも生き急いでいない。のんびり〜まったり〜ゆったり〜。この感じ、時々見習うといいなと思う。
 最近、自分までもがあまりにもカメ時間になりすぎている。いいのかなあ。まあ、いいか〜。
 
No.598
9月12日(Sun)  9.11と水の話
 まず、9.11の話。
 北海道の友達が自分の所属するゴスペルグループOvicの昨年のクリスマス・ライブビデオを送ってくれた。それを見たのが昨日。私がビデオで見せてもらったのは2回目。毎年、ノリがいい曲やじんとくる曲が満載で、とても感動した。生き生きと歌う友達の笑顔がとても素敵だった。
 その数々の曲の中で印象にのこったもの。「I need you survive」という歌。アメリカの9.11を思って作られたゴスペルだという。「あなたは私にとってかけがえのない存在です。誰一人不必要な存在はいないのです。」というメッセージが込められているそうだ。
 Ovicの皆さんが本場アメリカの教会で歌ったツアーのビデオでは、本場のゴスペルグループの方々とコラボレーションする場面が。愛情とか歌は国境を越えるな〜と思った。

 今朝のNHKのニュースで、9.11のテロの後、ある日本人女性がNPOを立ち上げ、絵文字を使って世界中の子供たちが話し合えるような取り組みをしているという。言葉が通じなくても、共通の意味合いを汲み取れる絵文字を開発して、子供たちがインターネットなどで自由に話し合えるのを目指しているのだそうだ。この先、いつテロや戦争が起こるかわからない。だからこそ、未来を担う子供たちのために言葉が通じなくても、お互いが理解しあえるように・・という願いが込められているのだそうだ。
 ゴスペルもこの絵文字も形は違えど、平和への祈りややさしい闘いだと思う。世界中でテロや戦争が起きて沢山の人々が亡くなっている。憎しみの連鎖で戦争ばかりが起きている。たとえ時間がかかっても、いつか、その憎しみの連鎖を断ち切れるような、こういうやさしい祈りが届くといいなと思った。

 水の話。
 昨日のTVで関東と関西では水の質が違うといっていた。関東は軟水で関西は硬水。軟水の関東はなかなかだしが取れずらく、関西よりも昆布やだしを多く使って、味を濃い目に整えなければならないそうだ。そうか、だから関西は薄味なんだ〜。
 そう思うと、我が家のカメズがこっちにきてなかなか落ち着かなかったのは、水の成分が変わったからかも・・春先、中部のしっぽの家に帰ったとき、長旅なのにすぐに落ち着いてけんかをしなかったのもなじんだ水だったからなのか・・
 私がなかなかなれずにちょっと体調を崩したのも水になじむまでの間だったのかなあ。
 以前、北海道に来た関西出身の子が「北海道の水道水はうまい!」と感動してがばがば飲んでいた。地元の私は、そうかな〜とピンと来なかった。今は以前よりどうかなとは思うが、確かに水が冷たくておいしいかも。
 しっぽの家に帰ると、赴任先とお茶の味が違う。やっぱり水は大事だね。
No.599
9月14日(Tue)  一緒に水中ウォーキング
 お友達と一緒にいつも行くプールへ。一緒に水中ウォーキングをした。水の中の気持ちよさを気に入ってくださって、お互いにしっかり運動をした。お友達と一緒のウォーキングもいいなあ〜。楽しい。
 お友達は、体が軽くなったそうでよかった、よかった〜。運動のあとの心地いい疲労の後、ランチやお茶をしながら楽しいひととき。それから、我が家のカメズが大きくなっていて驚いていた。(^^)ひと夏ごとに成長しているような・・

 最近、少しずつプールでのお知り合いも増えて、挨拶を交わしたりお話したりしている。プールに来ている人はみんな前向きで明るい。自分の気持ちも明るくなる。しっぽの家の方でもプール友達ができた。帰ったらまた会えるのが楽しみだ。

 夜8時からテレビ大阪で「ペットたちの声が聞こえますか?」という特集をしていた。その中で、盲導犬を引退した18歳のユキちゃんというラブラドールの老犬介護のことを取り上げていた。ユキちゃんを介護している松井さんご家族の献身的な愛情や同居犬の2頭のゴールデン・レトリーバーのユキちゃんへの友情。寝たきりのユキちゃんの邪魔にならないように遊んだり、ユキちゃんのおやつが気になって口元にくんくん・・と来てもユキちゃんのだとちゃんとわかっているようだった。やさしいわんこたち。
 体調を崩したユキちゃんの傍らで眠って、鳴くとよりそって何度も様子をみてあげている松井さん。大型犬のユキちゃんの床ずれ防止のために寝返りをさせたり、下のお世話、清潔を保つための清拭、食事に気を使い、ずっとつきっきりでの大型犬の介護。老犬介護には、「体力、気力、経済力」と言っていた松井さん。1日中つきっきりの介護への気力と体力、体調管理のために環境を整えるための設備や介護用品、医療費。それをこつこつ続けること・・
 テレビで見るだけではわからないだろうご苦労がきっとあるのだろうと思う。愛情だなあ・・そしてそれだけではない命を預かる責任だと思った。
 体調を崩したユキちゃんのところに、元ユーザーだったご家族がみえた。
「グッド・ガール」という言葉を元ユーザーさんがかけてあげていた。ユキちゃんが大好きだった言葉だそうだ。すると、ユキちゃんがぐんと頭をあげて表情が生き生きととてもうれそうになった。高齢のため目と耳が衰えているそうなのに、ちゃんとわかったみたいだ。絆ってすごいな〜と思う。それから、ユキちゃんは再び元気を取り戻し、今もがんばっているそうだ。ユキちゃんの作った人の輪が広がっているという。
 chieさんの17歳のリキちゃんや天国のファング君を思い出す。だた、生きていてくれるだけで沢山のことを教えてくれている気がする。想像を絶するような大変な介護だと思うけど、飼い主さんの愛情の計り知れない深さを感じた。我が家の犬たちもいずれはこんな日がくるだろう。そのときにこのくらい愛してあげられるかな。そのときは私もがんばれるといいな。
 リキちゃんもユキちゃんもこれからも1日1日を大切に元気でいてほしい。
 
No.600
9月17日(Fri)  防災グッズ
 通販で頼んでいた防災グッズが届いた。この間の地震の関係で備えなくては・・と思ったのだが、注文が集中して遅くなるとのことだった。

・5年間もつ携帯食料と水3日分、ブランケットのセットを二つ
・12時間持つろうそく
・携帯トイレ〜いるかな〜と思いつつ。
・手回し充電たまご〜電池不要、手回しで充電してラジオ、ライト、ブザー、携帯電話の充電の4役をこなす。
参考サイトはこちら・・
http://shop.goo.ne.jp/store/wide/gds/01750/

 この充電たまご、使ってみたが小型でなかなか面白い。防災グッズではなくても旅行に持っていくと楽しそう。

 これらをカバンに詰め、カメズに脱出用プラケースとえさのトートバッグの横に配備。るんば夫に私の留守中に無事に脱出するように告げた。
 本人はカメ連れてちゃんと逃げられるかな〜といたってのんきである。
まあ、それでも備えはあったほうがいいなと思う。
No.601
9月19日(Sun)  ただいま、ただいま。
 しっぽの家に帰ってきた。ほぼ二週間ぶりだが、いつもとても久しぶりに故郷に帰ってきたような気がする。義父母がにこにこしながら二人で車で迎えに来てくれるせいのか?多分、私がすっかり気持ちを切り替えて生活しているからだろう。しっぽの家にいるときは、集中してしっぽだし、赴任先では集中してあちらの生活をしていて、向こうのことを思い出さないくらい心配していない。もちろん、赴任先にいるときは、ココアっちの写真に「おはよう〜、今日も元気でね。」と声をかけるが、それでも全く心配していない。ある意味、とてもいい事だ。だから、こっちに来るとカチッとしっぽの家モードの自分に切り替わる。

 留守中のしっぽたち模様を義父母が忙しそうに教えてくれる。
ちびにゃんは、すっかりビーちゃんのお気に入りとなり、体をなめてもらったり、追いかけっこをして遊んでもらっているらしい。あの気難しいビーちゃんが!?
 性格のいいこたくんは、すっかりちびにゃんを受け入れたそうだ。ふじこちゃんは見て見ぬふり。問題はクーで、なかなかなじめそうにないので、無理しないで1,2
階に分けて行き来しているようだ。ご苦労さま・・・
 ちびにゃんは、夜のみケージで後はずっと1.2階ほとんど自由。クーの安息のため、時々1.2階を仕切るという。
 
 だいたいのしっぽ報告を把握し、全部のしっぽたちに挨拶し、ココアの散歩へ。
秋めいてきた道をココアとてくてく歩きながら、やっぱりこの町が好きだなあと思う。道行く人が知らなくても自然と笑顔で挨拶を交わす町。みんな、のんびりとゆったりとしている。
 前通ったときは、こんな花、咲いていなかったなあ。畑のなすがぴかぴかおいしそうだ。サトイモの葉がジャングルのよう。木々の緑も空も秋めいている。畑の横にまんじゅしゃげの花。秋だな〜。
 すると、畑からにょろにょろ1メートルくらいのへびさんがお通りだ!
ココアと直立不動で見送る。ココアは不思議そう〜に見ていた。(笑)夕日に向かってどんどん歩く。気持ちがいい。

 帰宅してごはんの後、ココアは私の右膝に膝枕ででれでれで、左にちびにゃんがすりすりで、モテモテである。人にはこんなにモテたためしがない・・
 両手で奉仕しながら夜は更けて行くのであった・・
No.602
9月21日(Tue)  動物好き好き光線(ちょっとバカっぽい・・)


 お彼岸の墓参りに出かけた。車中の義母との話し。
義母「茶トラ(ごはんを食べに来る野良猫)は、ちゃんと猫が嫌いなお家を避けて家にやってくる。それから、ちびにゃんはどうして家の裏に住みついたんだろう?」
 その話題についてひとしきり話した結果、猫は猫好き、猫嫌いの家を見分けるアンテナがあるのだろうということになった。ということは、動物好きな人は、好き好き光線を発していて、嫌いなは嫌い光線。異常に動物好きが4人集まった我が家は、家の中からもぴかぴか発しているのではないか!?と。ちなみにお隣さんもそうで、茶トラはのんびりと我が家とお隣さんの庭でくつろいでいる。
 ちょっとマンガちっくな発想だが、多分そうなんだと思う。人間の出す快・不快や緊張・リラックスなどの微妙な汗の匂いを犬は嗅ぎ分けていると聞いた事がある。その実、初対面で自分に合う人や犬を瞬時に見分けているからすごい。動物全般にその能力があってもおかしくはないだろう。
 実際、長年かけて信頼を築いてきた我が家のしっぽたちは、犬猫はもちろん、小鳥、カメや金魚まで、掃除や爪きり、水替えのときに私がそっと持ち上げると、じいっと動かずに安心して体を預けてくれる。カメは顔をのばして、手足をだら〜んと垂らしたまま。金魚は網もいらない。小鳥はちゃんとじっとしている。
 気のせいか、目も穏やかで安心しきっている。私が思うに、私の手からもあんたたち好き好き光線が思いっきり出ているのだろう。犬猫をなでているときは光線が出っぱなしで、お互いにうっとりである。(笑)

 野鳥を保護しなければならないときは、あんたを助けるから信頼してくれ!という光線を穴があくくらい集中して出して捕まえる。犬の散歩で見つけてしまったときやビーちゃんのおみやげ野鳥はみんなそうして保護して動物園へ・・・すごく疲れる。時として、野鳥にとってはその保護が命取りになることもあるので真剣勝負。(経験のない人は絶対にやめよう!)今はビーちゃんみやげがなくなって本当に助かる。

 お墓につくと、キジトラの猫がいて、私と義母の出す好き好き光線に安心したのか、初対面でごろごろべたべたしてくれた。きっと好き好き光線に囲まれて幸せにかわいがられている子だ。

 色々考えた結果、我が家の場合、好き好き光線を出しすぎると、動物が集まりすぎて、身を持ちくずすので適度にコントロールせねば・・ということになった・・

 ココアは散歩で小学生のおじょうちゃん二人をナンパ。かわいいかわいいとなでてもらう。このときのココアは好き好き光線をだす。
 ココアがでっかいでんでんむしを見つけたので、でかい声で「でんでんむし!」と教えていたら、通りすがりの人に笑われた・・・

 帰宅すると、北海道の友達からもぎたてのとうきび(とうもろこしのこと)がわんさと届いた。友達の実家で作っていて、毎年元気の便りの代わりなのだ。
 ご近所さんにもお配りして、物々交換でおはぎをもらったりして、今夜のおかずはとうきびとおはぎと生しらすと大根抜き菜のおひたし。あやしい、あやしすぎる・・でも、旬のとうきびは甘くてぷりぷりでとてもおいしかった!手作りおはぎも生しらすもおいしかった。
 友達においしかったと電話しよう!
 
 
No.603

るんば  2004/09/21/21:41:51   No.604
今日、お墓参りの帰り道のお寺で見かけた言葉。「光に強く照らされ、闇はより濃くなる。」なんだかとても心に響く言葉だ。大事にとっておこう。

9月22日(Wed)  幸せを願う事
 童話「草原のいす」は、私の実在する友達がちょっとずつ合わさってモデルになっている。アヒルの奥さんは、私がなりがちなキャラクターで(もちろん、美人でもしっかりものでもない。)、そんなとき、カメのようにいすを用意して聞いてくれたり、クマやカエルのように違った視点からうんとステキなアイディアを教えてくれたりする。
 私がすごく落ち込んでいるときに、はずかりがりやのネコのように、何も言わずにお花をどん!と送ってくれた遠くの友達。季節季節のおいしいものを届けてくれる友達。きれいな歌を届けてくれた友達。
 カメやコマドリやクマやカエルのように支えてくれたり、ネコのように遠くにいても相手の幸せを願ってくれている。ネコのまねをして、遠くの友達にみんなで励ましの寄せ書きを送ったこともある。
 だいたい、友達が何かに悩んでいても、その問題に対して直接何かをしてあげることはなかなかできない。その問題を解決できるのは本人だけだから。
 けれど、そばにいても、遠くにいても、声をかけないでそっと見守ると決めたときでも、できることはある。ただ、そっと相手の幸せを願う事だ。元気でいてね。幸せでいてね。心の中でそう思うだけでも、きっといいことのように思う、今日この頃。
No.605

金魚警報  2004/09/23/19:18:33   No.606
我が家のスナネズミ、ヘレナちゃんが3年4ヶ月と10日の生命を全うして旅に出ました。
今日、霊園でお別れをしてきたのですが、お友達が一緒にいってくれることに。

「友情は喜びを倍に、悲しみを半分にする」

言い習わされた言葉ですが、本当にそう思いました。そして、この大切なお友達も、ねずみが連れてきてくれたのです。


るんば  2004/09/24/08:34:53   No.607
ヘレナちゃん、天国でみんなに会えたでしょうね。金魚警報さんと一緒に過ごせてよかったね、ヘレナちゃん。そして、お別れの時に金魚警報さんのそばにお友達がいてくれて本当によかったです。

9月24日(Fri)  ねずみの夢
 ホントは、午前中にプールに行くつもりだったのだが、秋風がさわやかで気持ちが眠りの方に向いてしまった。ぐう〜と一眠りして、おもしろい夢を見た。
 夢の赴任先の方でなぜか私はねずみと暮らしいるようで、二週間ぶりに帰ると、るんば夫の置手紙。「ねずみがみんな脱走したのでお願いします。」ムムム・・・
 仕方がないので、ごはんを床に置いて気長にまち、食べに来た子を1匹ずつお縄。ケージに戻す。おもしろいのが、このねずみたち、ハツカネズミ(マウス)のはだかんぼうで、頭とあごだけ真っ白な毛が仙人のようににょ〜んと伸びているのだ。顔がわからない。みんなおじいさんのような容貌だ。なのに、それ以外はピンクの肌のはだかんぼう。
 全部お縄にすると4匹。みんな、ケージの中でくつろいでごはんを食べていた。

 目が覚めて、おもしろい夢だったな〜とぼんやりしていたら、ああ、あの子達は多分、私が7年前に天国へ送ったはだかねずみたちだったのではあるまいか・・
事情があって、実験用のはだかねずみ姉妹4匹を引き取って、2年2ヵ月でみんな順番に天国へ。SPF(無菌状態で暮らしていた)だったので、そう長生きできないだろうと聞いていたけど、随分元気に暮らしていてくれた。そう言えば、全身はだかんぼうだったくせに、頭とあごにぽよぽよと産毛があって、それが立派に伸びたのを自慢したかったのかのう。
 夢に出てきたのは初めてだ。面白かった、ゆかいなほのぼのした夢だった。私は、時々、こういう面白いしっぽの夢を見る。

 これを書いているときも、ちびにゃんがどすどす膝に乗ってきて甘えて邪魔をする。何度か下ろして、それでも乗ってくるので、「邪魔しないでね。」というとやっと観念した。言うとわかるから偉い。

 この所、夜はココアっちと仲良くなる練習をしてて、私が抱っこしてちびにゃんをなでくりまわした手で、ココアをなで、順番にお互いのにおいを塗りたくっている。(^^;)これで仲良くなれるかわからないが、しっぽにとっては、お互いのにおいに慣れるというのが大事な気がする。段々、よくなってきた。
 ネコたちも、クーとちびにゃん、ふじこの関係がよくなってきた。ちゃんとなれて偉いなあと思う。
 ちなみに、1階では犬のチャコとネコのふじこは大の仲良しだ。

 5匹もネコがいたら、もうねずみさんとは暮らせない。そう思うと、夢に出てきてくれてありがとう〜と思うのだった。金魚警報さんのヘレナちゃんのおかげだろうか。この夢、ホントに見たのです〜。

 
No.608
9月25日(Sat)  ちびにゃんワクチン接種
 ちびにゃんの2回目の3種混合ワクチンの接種。避妊されたことを覚えているのか、コチコチのちびにゃん。コチコチながらもおとなしく接種。体重は2.2キロ。ビーちゃんの約半分である。
 白血病ワクチンのことを話すと「飼うんですか?」と先生。「は〜、ま〜・・いい里親さんがいれば・・」と曖昧に苦笑いしつつ、多分そうなるんだろうと先生もわかっているようだ。5匹目になるとちょっと恥ずかしいのだ。

 安静といわれながらも、ちびにゃんに安静も文字もなく走り回っている。昨日、ココアのぶり野菜スープをうにゃうにゃ喜んでたいらげたちびにゃん。手作りごはん移行に成功しそうである。
No.609
9月26日(Sun)  ランディ君と遊ぼう!


 NAOさん&ランディ君のお薦めスポットにココアと共に連れていってもらった。心配していた天気も曇りになり暑くなくて丁度いい。山間の川と芝生のあるちょっとしたハイキングコースで、人も車もほとんど来ない。
 ランディ君もココアももう遊びたくてうずうず。ランディ君はなれているのでノーリードで、ココアは20mのロングリードで遊ばせる。私はさながら鵜飼いのように絡まらないようにリードを操り、NAOさんはカメラマンであった。
 元気はつらつに走り回る犬たち。慣れてきたようなので、ココアもノーリードにしてみた。しばし、私達の周りで遊んだ後、ココアが調子に乗ってランディ君を先導して奥へ行こうとしたので、呼び戻し念のためにココアだけロングリードに。こういうとき、ココアは悪知恵が働き、いたずらっぽそうに人を試そうとする。こやつ・・
 犬連れのハイキングの人がちらほらやってきて、コーギーのおじょうさんと仲良くなった。まだ1才半だというのにすごく落ちついていて、2頭の青年犬に囲まれても悠然。飼い主のお兄さんにもかわいがってもらう。ランディ君はいたく姫を気に入り、ずっとなごり惜しそうに見送っていた。
 だんだんハイカーの人が増えてきたので帰宅することにした。たっぷり遊んで、2頭は本当に楽しそうだった。
 
 帰りにNAOさんの勤めるお店に寄って、我が家のネコたちの爪とぎを買う。犬同伴OKなので、店内を散策しているとココアが声をかけてくれたおじさんに「わん!」と吠え、ランディ君とともに合唱に。すまぬ〜・・なんとかすぐになきやんだ。店員のお姉さんたちに甘えるランディ君。ここには良く来てかわいがってもらっているそうだ。ココアは緊張していたけれど、おやつをもらうとほくほくのわくわくだった。
 帰宅してから、ごろごろを雷と雨が降りだした。天気がもってよかった。
チャコとココアをすぐに家に入れる。私とココアはすっかり夕方まで一緒に爆睡してしまった。ココアは満足気な寝顔だった。
 今日は本当に楽しかった。ランディ君、また一緒に遊んでね。
No.610
9月27日(Mon)  びっくりばこ、ドン!
 びっくりばこ、ドン!とは、ちびにゃんとビーちゃんの間で流行っている遊び。午前中は追いかけっこやらかくれんぼやらで走り回っている2匹。1匹がダンボール中に隠れて、もう1匹がそう〜っと覗きに来たら「ドン!」と飛び出してまた追いかけっこ。これがたまらないらしく、飽きずにずっとやっている。
 そして、午後はお昼寝タイムだが、私がいるとちびにゃんはお腹に乗って、肩に上って、また下りて、お腹にのぼって・・をエンドレス・・すりすりにゃ〜にゃ〜、ものすごく愛情に貪欲である。まるで母猫とはぐれて1ヶ月くらい野良をやった間の分の愛情を取り戻そうとしているかのよう。
 もしかすると、淋しい思いをすると人間の子も動物の子も愛に貪欲になっておんなじかも。お母さんが他のことに集中すると自分を見てほしくて怒ったりいたずらするし。こういう時期はきっと大事だろうからなるべく構ってやることにする。そのうち、愛が満たされて落ちつくだろう。
 ノエルやココアっちの子犬の頃は、仕事や家庭、ボランティアもろもろに忙しかった時期だったが、あますところなく愛情を注いだつもり。そのせいか落ちついたのんびりやだった。ココアはシャイな所は持ち前の性格だけど、信じていて待っていれば大丈夫と思っているところがちゃんとある。愛情をそそいで安心させるのは大事だ〜。

 ココアの白ごはんへのポリシーは面白い。メインの肉魚野菜スープは別で、白ご飯は彼にとっては最高のデザートなのだ。ごはんにスープをかけられると大変悲しい顔をする。白ごはんは器に別でしゃくしゃくと白ごはんのみ食べる。うれしそうに食べる。出かけたときは、人のおにぎりの方が魅惑的なのだ。変な犬だ。
No.611
9月28日(Tue)  お月見
 中秋の名月。曇りかと思っていたら、きれいに晴れわたった夜空にお月さんがぽっかりとあらわれた。嬉しくてわいわいいいながら団子を食べた。チャコとココアにも特別に1個ずつおすそわけ。十五夜用にふかしたおいもをこたくんがむしゃむしゃ食べる。(変な猫)
 義母の話では、この間遊びに来たちびちゃんず弟(旦那の甥っ子)が「ココアがほしい!」と大胆な発言をしたそうだ。ずっと前からこの弟君(小2)とココアの相性はとてもよく、会う度にべったりで一緒に遊んでるし、ココアは愛しそうにぺろぺろ舐めてあげて、小さな友情を築いていた。あげることはできないが、彼等の友情がとても嬉しい。また、遊びにおいで。この子らはとてもかわいいのだ。
 私の寝室の東の窓からきれいなお月さんが見えるので、部屋を真っ暗にして窓を開け放ち、ココアと月光浴としゃれこんだ。月の光だけで部屋の中はほんのり明るい。あたりは静かで、虫の声と時折生活音がのんびり響くだけなので、次第に気持ちよくなってきた。ココアはすうすう寝てしまうし、私もいつもまにか一緒になってうとうとしてしまった。ちょっとしたことだけど、とても幸せななひとときだと思う。
 うとうとしてたら、赴任先のるんば夫から電話。お月見のことと、ココアほしい発言のことを話す。るんば夫「絶対ダメ。」みんなにかわいがられてココアは幸せものだ。
 ぐうぐう寝ているココアをそっとしておいて、お風呂に入ってきた所。もったいないので、このまままた部屋に戻って、月を見ながら一緒にごろ寝するのだ。
No.612
9月30日(Thu)  久々、ふれあい活動
 夏の間はお休みで3ヶ月ぶりのふれあい活動。久々だったので、再びココアと見学組(初心)に戻っての参加。台風一過の青空で、夏を感じさせる暑さになってしまった。皆さんがくるまで日陰で待機。
 
 今日はいつもよりやや少なめの参加だったようで、ホールの入居者の方々の2つの輪の中に5組ペアくらいずつ、二手に分かれてのゆったりの活動となった。
 いつものようにしんがりから入って、輪の外でココアをごろごろさせて慣れるまで待つ。4回目なので結構リラックス度が早く、職員さんに触っていただいたり、お話したりした。

 先生(獣医さん)についていただいて、輪の中に入ってみた。ココアをおすわりさせてご挨拶。そのうち、いつものようにお腹を出して甘えん坊になり、その後、おすわり、伏せ、お手などを見てもらう。そうすると、入居者の方に笑顔がみえて「おりこうだねえ。かわいいねえ。」と誉めてもらえた。大きくて黒くてちょっと怖そうなので、怖くない所をアピールしつつ、無理に触ってはもらわないで、ココアのそばでおしゃべりをさせてもらった。先生がついていてくださったおかげで、心強かったし、話に花が咲いて本当に良かった。
 
 そのうち、ココアはもっとなれてきた。犬が好きな方が手招きしてくれたので行ってみた。自分から入居者の方の手を遠慮がちになめて(これがシャイなココアの初対面の挨拶)なでててもらうこともできた。男性の方にも挨拶してなでてもらえた。ココアは、かえって車椅子や座っている方のほうが怖くないらしい。ゆったり座っていて、あまり急な動きをなさらないのがいいみたい。車椅子で部屋に帰られる方の動きにも通りのココアであった。立っている人からぱっと上から触られるのが一番怖いらしいので気をつけてあげようと思う。折角ここまでなれてくれたからなあ。

 最後に、2つの輪の中でぬいぐいるみの空中キャッチを披露して拍手をいただいた。大勢の中で堂堂と技(?)を成功させ、今日のココアは本当に偉かった。
 ゆっくりしとした歩みだけれど、ちょっとずつ、ちょっとずつ、この活動を楽しんでいる私達。
 
 
No.613

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