2003年8月の日記


8月1日(Fri)  助平犬
 夕方の散歩、小学校5年生くらいの2人の女の子ににこにこアピールのココア。コドモが大好きなのである。そのうち、お得意のお股とお尻にしゅと!と鼻をすばやく突っ込んでふんふんふん!と臭いかぎの挨拶をして困った・・・女の子たちはきゃ〜きゃ〜言って、「ごめんね、スカートだったらめくる助平犬なもんで・・」と謝った・・・そうなのだ。本犬は悪気はないが、犬流挨拶を人にもするもんで困ったものである・・最近うれしいようの飛びつきはしなくなった代わりにこれをやるようになった。やられた人はもちろん家族もびっくりして飛び上がったり、きゃ〜きゃ〜言って照れるので、ココアは喜んでると勘違い・・・強化されてますますやるように。犬は喜んでいると思うとますます調子に乗るのである・・
 人にとってデリケートな部分に電光石火のごとく、口吻をしゅと!と入れるので
くすぐったいし困る。犬のレッスン中に先生のお尻にしゅと!とやって困った。
 やっぱりいくらかわいい犬でも助平な行為はやめさせよう・・代わりに手にちゅっを教えよう。

★今日のココアごはん〜昨日の豚軟骨スープと白ご飯・チャコは缶詰。
No.68

NAO  2003/08/02/17:04:03   No.69
ファングもまだ元気にお散歩行ってる頃、やりました!
女子高生のスカートの中に巨大な顔を突っ込んだ。女子高生もたいしたもので、ビックリするどころか、「も〜〜!エッチ〜!」って平然と切り替えしたからスゴイ。

8月4日(Mon)  ささみチップ大好評!

 8月2日犬の生食セミナー、3日学校飼育動物についてと連日セミナーに出て、頭は充実やる気満々でも、体はくたくたでしばらく放電してのんびりすることにした。とても勉強になったので、色々暮らしにとり入れたりHPにいつかレポートしたいと思っている。

しずみんさんが、試作品のむちむちササミレシピをくださり、早速我が家のわんにゃんに試食。
 ヒトが食べるとこれはうまい!わんにゃんにじゃなく、一人じめしたい・・でも試食だし・・としぶしぶわんにゃんへ。
 写真はレシピの手順の方に紹介しましたが、あまりのおいしさに犬猫まっしぐらで、ササミを持つ私をめがけてみんな追いかけてきて怖かった・・・しずみんさん、大好評でしたよ〜。
 私も作ってみようっと!
No.70
8月5日(Tue)  ちび台風到来

 2日から夏休みで義姉と小1、小3のやんちゃぼうずさんが帰省してきている。今回はジャンガリアンハムスターのハム吉とハムタロウも一緒。数年ぶりのげっ歯類さんの到来で旦那は小躍りしてケージをながめては癒されている。(大好きなのである。)
 ちびっこたちは思ったよりちゃんと飼ってあげていて、ふれあいも負担のないように、太り過ぎないように気をつけている。2匹の性格の違いもごはんの好みなど
色々教えてくれた。
 義姉が仕事で週末またくるまでコドモたちのみ滞在。私と義母は母代わりで大忙しだ。家事も2倍である。(^^;)はむちゃんずはネコ対策に2階の私の寝室にエアコンつきに住んでもらい、お世話も必然的に私が・・でも、これで子供たちのはむちゃんず離れを起こしても困るんで、ごはんと掃除、水替え、ふれあいはちゃんと2人と私と一緒にやるようにしている。
 夜はココアが寝室のクレートで寝るのでやってくる。はむちゃんずとケージごしに挨拶。基本的にノエルもココアも人がかわいがる小動物に優しい。小鳥やカメとも毎日接してるし。かえってはむちゃんずの方が怖がっていないような・・
 昨夜ははむちゃんずの回し車のカラカラやゴ〜(暴走中)、げっ歯類と牧草ののどかな香りを感じつつ就寝。エアコンが効くように2部屋を開け放ち、小鳥部屋に方にはむちゃんずが。ココアは聞きなれない怪しい物音とにおいにビクビクしてて笑えた・・・

 夕方の散歩に弟くんがついてきた。うんちぶくろを持ってもらう。途中でココアの犬友達君に会ったり、大きな木を見たり、ココアと弟くんに背比べをしたり。
 帰ってきてから、弟くんに「おすわり」「ふせ」をさせてもらい、おやつをあげてもらった。小さい子でもちゃんと言うことを聞くココア。弟くん大喜び。得意になってココアとトンネルくぐりや8の字やジャンプなど披露。私もお調子ものである・・・
 ちびっこくんたちとの日々はいつも大変だけど楽しい。コドモの純粋な視点で色々一緒に話すといっぱい発見と感動がある。そう、私もコドモっぽいのである。
 ちょっと反抗期気味の二人はお母さんとよくケンカするようになって毎日怒られている。私はおばさんなので客観性をもって接することができるのでいいこともあるのかも。動物や虫に詳しくて怪しいので、2人は私を魔法使いだと思っている。
(苦笑)私の部屋に入るときはわくわくして「ヒミツの部屋」に入って魔法が消えないか心配する。だからあまり悪さをしない。ひひひ・・・これでいいのだ。にやり・・

★今日のココアごはん、ねこまんま〜カツオスープ

 カツオきりおとし(加熱後骨は取り除く)、大根、ニンジン、キャベツ、昆布粉、
しいたけ粉
 
No.71
8月6日(Wed)  ちびちゃんずとはむちゃんず
 夏休みで家にきているちびちゃんずと一緒に彼らのはむちゃんずのお世話をする。
 今日はかぼちゃ、大根葉、きゅうりを小さく切って、ペレットと乾燥穀類。エアコンがあってネコが入れない私の寝室にいるため、いつものようにはむちゃんずが見れないので、一緒に見に行ったりお世話している。
 今日の野菜ははむちゃんにOKかどうかお兄ちゃんが本で確かめてみる。OK。
弟君が2つに分けてごはんをいれてあげる。今日はちょっと汚れたのでお部屋を掃除。普段お母さん任せでやったことがないというのでやってもらってみた。水を替えておしまい。直接ごはんを手渡したりしてふれあい。その後、うちにいたジャンハムのつくねさんの話と病気で亡くなったお話、ノエルさんの話をする。「死んじゃってかわいそうだね。」とお兄ちゃん。
 ちびちゃんずは一生懸命お世話して偉かった。でも、ゲームもしたいらしく、やっぱり飽きっぽくてコドモらしいなあ。(^^;)
 弟君は動物が好きらしく、午前中私がばたばたしてるときも何度も2階にはむちゃんやネコズ、夜はココアに会いにきたがる。何をするでもない、犬猫ズを周りにはべらしてなでながらTVを見てくつろぐだけなのだが嬉しいらしい。特にココアとはとても仲がいい。
 犬猫ズのいやなこと、気持ちいいことも良く聞いてきて思いやりも出てきたようだ。以前は極端に怖がったり、驚かせたりもあったけど、さすが何度も来ているだけあって、ちゃんと動物との接し方が身についてきたなあと感心だ。
 「はむちゃんにとって人間の指は30トンもの重さがかかることがあるからそっと優しくね」とちびちゃんずがちゃんと言っている。
 
 今朝、お兄ちゃんに初めて生卵を割ってもらった。ちゃんと黄味をつぶさず割れた。うれしそう。小さいペットをさわるのは生卵を壊さずに持ったり黄味をつぶさずに割ったりなどのような微妙な手の感触が大事。小さいうちから小さなペットへの思いやりや手加減を知ってほしい。
 大きなわんにゃんを飼っている友達はは小さなペットをどう扱っていいか怖いと言っていた。私は小さい頃から手乗りの小鳥を差し餌したり、モルモットと暮らしてたのでどうしてわからないのか不思議だったけど、これは経験なんだなあと最近知った。小さいペットの手加減や優しい触り方を知っていたほうが犬猫と上手に接することが出来たり、応用が効いたり・・・だからちびちゃんずははむちゃんと暮らすようになってからずっと犬猫ズに接するのもなでてあげるのも上手になったし、優しくなった。嬉しいな。
 
 夕食後、ちびちゃんずと再びはむちゃんずを囲んでおしゃべり。私はお風呂の番になり、旦那がついて一緒にみていたが、うっかり外から習慣でつっかえ棒をしてしまったらしい。(ネコ対策)中で監禁された3人・・義母が慌てて救出。
 その後、ちびちゃんずはココアと遊んで就寝。

★今日のココアごはん・ねこまんま〜まぐろスープ

 ネコ〜朝、昨日のカツオスープ
 夜〜わんこ、にゃんず
  まぐろ、大根葉、かぼちゃ、大根、すりごま、きな粉、ビール酵母、しいたけ粉、昆布粉のスープ。わんこはごはんつき。

 なんだか突然にゃんずが煮た魚と野菜をばくばく食べだしてびっくり。多分魚ベースだといいらしい。大根もニンジンも葉っぱもばくばく食べている。
 生食をどうやって取り入れようか検討中。
No.72
8月8日(Fri)  ファング君、がんばって!
 今朝、しずみんさんからのメールで初めてファング君が緊急入院したのを知った。いぶし銀掲示板で詳しい事情を知る。メールを見たとき、きっと大丈夫・・と思えたが、時間がたつうちにだんだん不安になってきた。
 ファング君はどうしているだろうと思いながら過ごす。
 ちびちゃんずと犬猫用の卵殻パウダーを作る。生食セミナーで骨の代わりになると聞き作ってみることに。しずみんさんから借りた「Dr.ピトケアンの犬の食事ガイド」に作り方が載っている。12個くらいの卵の殻を洗って乾かし、150℃のオーブンで10分加熱。それをすりこぎでつぶして粉状になるまでよくすりつぶす。二人ともかわるがわるつぶして手伝ってくれた。(^^)
 
 その後はちびちゃんずに捕まって遊んだり、ココアと猫と過ごしたり・・それなりに忙しい1日だった。ココアは私の不安がわかるらしい。くーは慰めにくる。
 何かしていないと落ちつかないので、途中まで作ったセミナーのレポートを仕上げてしまう。ノートの文字をまとめながらただタイプする。単純作業なのでなんだか落ちつく。
 
 夕方、ちびちゃんずとはむちゃんずのお世話。今日は大根葉、ブロッコリー、じゃがいもにペレットと乾燥穀物。弟君が本を見てヨーグルトをあげてみたいというので、スプーンに少しのせて口元へ・・・丁重にお断りされてしまった・・とほほ。

★今日のココアごはん〜ラムの心臓といわし野菜スープ
 ラムの心臓、いわし、あじ、大根葉、豆腐、しいたけ、大根、すりごま、きな粉、卵殻パウダー。

 生食セミナーを参考にココアとチャコの白ごはんを4分の1くらいに控えることにした。2頭ともスープもごはんも完食。

 ごはん後、ココアをマッサージしながらやっぱりファング君が気にかかる・・
 NAOさんの日記でファング君の様子を知る。どんなにか不安だろう・・ノエルが危篤だった晩を思い出す。
 ファング君がんばって!まだあちらに行くのは早すぎるよ。私がメールを見たときのきっと大丈夫だという気持ちを信じたい。元気になって帰ってきてね。
 
No.73

しずみん  [E-Mail] [URL]  2003/08/08/23:30:17   No.74
ファングくん、みんながあちこちから応援しているからきっと大丈夫。
ルイも絶対見守っているはず。ファイトだ!


しずみん  [E-Mail] [URL]  2003/08/08/23:30:30   No.75
ヨーグルト、普段食べられると、病気の時の投薬などにすごく助かるので慣れておいてもらえるといいねえ。
ヨーグルトそのままでなく、はちみつ少しやかぼちゃパウダー、きなこなどを少量混ぜてペーストやおだんごにしてあげると食べやすいですよ。それに慣れたら少しずつ甘味を減らしたりして慣らしてゆきます。
ハムちゃんは珍しいもの、新しいものに拒否反応を起こす子が多いから、気長にね。>ちびさんズ

8月9日(Sat)  ファング君、また逢おうね。
NAOさんからのメールでファング君が午後14時40分に旅立ったのを知った。私が知ったのは夜の9時過ぎだった。最初知ったときは、言葉にならずどうしていいかわからなかったけど不思議と心は静かだった。旅立つことを私はいつも静かに受け止めてしまう・・
 日記を拝見してファング君がNAOさんの呼びかけに答えてちゃんと看とってもらえたと知り心から良かったと思った。ファング君はちゃんと待っていたんだね。最期はママとパパにちゃんと逢えたね。
 ファング君は幸せだったよね。それはファング君自身が一番知っているよね。
 亡くなった後も魂はちゃんとそばにある。だから、姿は見えないけどちゃんと寄り添っているし、心配するし嬉しいときは夢に出てくることもある。私はノエルに教えられた。きっと今ごろ、ファング君はNAOさんに寄り添っていることだろう。これからもずっと一緒だよと言っているかもしれない。
 天国に行くことを「お別れ」というけれど、私は亡くなることは悲しいお別れだけだとはどうしても思いたくなくて・・虹の橋への出発は遠くに行くのではなくて、見えないし触れることは出来ないけれど、私達の心のよりそばにいてくれるように生まれ変わることなんじゃないかなと思うときがある。
 私は今でもノエルをそばに感じるしより大切に思えるから。
 
 今朝もNAOさんのにおいのついたタオルをファング君に持ってあげて・・というのもノエルからのメッセージに思えた。入院中私にしてほしかっただろうなと思った。
 
 夕方、NAOさん宛ての荷物を送った車の帰りに流れていた曲の歌手の名前はNAOという人だった。走る車の中から偶然目にした光景は、シェパードと飼い主さんが公園でよりそっている姿だった。この偶然は、ただの偶然ではなくて何か伝えようとしているのかな?とも思った。それがはっきりと何かはわからないけれど、ファング君がどんなにみんなに愛されていたか、みんなの気持ちがひとつになっていたことの現れだったのだろうか?
  
 明日、ファング君に会いに行く。さよならは言わないよ。きっとNAOさんに逢う度に逢えると思うから。ファングくん、また逢おうね、きっとだよ。
 
No.78
8月10日(Sun)  ファング君、ありがとう。

 朝から真っ青に晴れた空。まるでファング君の心のようだった。
 午後からのファング君のお葬式に出かけた。途中でお花を買う。私はシッポさんのお悔みにおくるお花は淋しいのは苦手だ。パステルカラーの暖色系であたたかくてかわいらしいイメージ、ちょっと元気が出そうなものを選んでしまう。生前のファングくんはお茶目でかわいいじいじだったから。今回はピンク系とイエロー・オレンジ系と悩んだが、自分の好みもあって小さなひまわりのついたイエロー系のお花にした。あと、最初は買うまい・・とも思ったがどうしても気になって(おねだりされて?)姫リンゴの小鉢を買った。これはノエルさん用。お花を買っていこうと思ったが、やっぱり食いしん坊で花より団子犬である・・いまなっている青いかわいい姫リンゴが真っ赤になったら嬉々として喜ぶ姿が目に浮かぶようだったので買ってあげることにした。絶対食べるぞ・・・私も赤くなるのを楽しもう。

 電車とタクシーを乗り継いで社に向かう。到着するともうNAOさんご夫妻、お母様とおば様たちが到着していた。お仏壇の前に安置されているファング君にご挨拶する。おだやかなお顔で寝ているみたいだった。ルイちゃんのときと一緒だ。きっと最期にNAOさんとご主人に会えて安心したんだね。肉球もぷにぷにで握手させてもらった。ずっとファング君をなでながら、NAOさんといろんな話しをした。ファング君は病気になってもとてもお母さん孝行だったんだね。タイミングを自分で決めて、大変にならないようにしてくれてたみたいだとNAOさんが言っていた。
 しずみんさんと妹さん、ルイママさんがお悔みに訪れてくれた。社の狗呂さん、秋さん、Kちゃんも。みんなでファング君に語りかけた。
 不思議だったのは、NAOさんが選んだお花もしずみんさんたちのお花もひまわりが入っていたこと。みんな、同じ気持ちだったようでちょっと笑顔になった。

 ファング君を見送りながら、みんなでいろんな話をした。ファング君の思い出やシッポ談議に花が咲く。亡くなった子の思い出はどんどん話すといいと思う。その子も自分のことを話してくれてると嬉しくてまわりでぐるぐるしている気がする。故人や故しっぽにとっては、思い出を心の中で大事にしたり、語ってあげることが一番の供養なのだと思う。

 ファング君、キミには色々教えられました。カッコいいおじいちゃんで、気持ちは誰にも負けずに若かったよね。病気を克服したり、生きるために前向きだった姿、いつまでも忘れません。穏やかでいつも優しい目をしてたよね。
 ファング君は多分、なんでみんなに自分が見えないんだろう?と思ってると思うけど、NAOさんはきっとちゃんとわかると思うから。そして、迷ったり困ったりしないようにノエルとルイちゃんが助けてくれると思います。ルイちゃんは知ってるよね。ノエルはファングくんのようにおっとり腰が低くて優しいからきっと気が合うと思うよ。ただ、食べ物は譲らないから3頭でケンカしないでね。3頭とも食いしん坊だから・・・
 ファング君、また逢おうね。生まれ変わってもまたNAOさんの所に戻ってくるんだよ。

 
No.79

NAO  2003/08/11/19:34:46   No.80
みんなが選んだファングのお花。「ひまわり」ってなんか不思議!
ファングは、「ひまわりの森」のおかげで頑張ってくることができた犬。だから「ひまわり」だったのかな?
今日、肩が痛いんです。肩こりなどないはずなのに・・・
生前、私の肩に乗るジュンジュンを羨ましそうに見ていたファング。もしかして、乗ってるのかしら?


るんば  2003/08/11/19:51:07   No.81
 偶然「ひまわり」だったのでびっくりしたけど嬉しかったよね。ファングくんはNAOさんの「ひまわり」NAOさんは「お日さま」だよね。肩、ファングくんおぶさってるかも〜。今まで頑張ったもんね。心も体もリラックスしてゆっくり休んでね。肩もんでるつもりがコツがわからず痛かったりして・・

8月11日(Mon)  えんじぇる・ぽしぇっと

朝一番でココアの混合ワクチンに行ってきた。車でお出かけ大好きのココアはるんるん♪だったが、到着したとたんにシッポがだら〜り・・・待合室で押しの強いわんちゃんにどしどし近寄ってこられ、私も間に入ったが、リードをだら〜りと伸ばしっぱなしの飼い主さんは話しに夢中で気づかない・・とほほであった。すっかりびくびくのココアを診察台に乗せる。こちこちである。でも、先生と話すうちにようやく落ちついてきてワクチンはスムーズに終了。体重は18.15キロでちょっとやせた。夏痩せだね。後は問題なし。今月分のフィラリアのお薬をもらって帰宅。午前中いっぱいはココアにワクチンの副作用がないか、こまめに外に様子を見に行く。その度にうれしそうでにこにこのココア。大丈夫そうだった。
 はむちゃんずが眠るエアコン部屋で桜文鳥の小次郎を遊ばせながら、しずみんさんからおかりした「文鳥様と私」を読む。文鳥飼いには、うんうんうなづくことばかりでたまらなく面白い!油断してたら頭にうんこをされ、片手にのってきて足が温かくなり、寝ている小次郎・・・手がしびれるけどそのまま寝かせる。本当に文鳥はかわいい。

 夕方のココアのお散歩をいつもより軽めにすませる。
 ちびちゃんずとはむちゃんずのお世話。昨日巨大ニンジンだったので、きゅうりを小さめに切って、キャベツも手に持てるサイズにちぎってもらう。ペレットと野菜、乾燥穀物をそれぞれに入れる。ちびちゃんずが気になっている回し車のよごれは明日天気がよかったら洗おうねと約束。
 ちびちゃんずにしずみんさんとすなねずみさんのお話をすると目を輝かし、すっかり「ねずみ師匠」として尊敬している。我が家のはむちゃんを師匠に紹介したいというので携帯カメラで撮影。近いうちにおくりますね〜。先に日記にUP。ハムキチくんです。ちゃびちゃんず、なかなか抱っこが上手である。
 そのあと、しずみんさんがプレゼントしてくれた「えんじぇる・ぽしぇっと」というハムスターの天使が出てくるなんともかわいい絵本を3人で読んだ。長い文は弟君が飽きちゃうので短い韻を踏んだ絵と文のところを読む。お兄ちゃんが声を出して読んでくれた。二人とも絵がかわいいね〜と言っていた。続きは明日ね〜。
 帰ってきた旦那に絵本を見せたら、「ああ〜!」と叫ぶなりにこにこしてみている。そう、旦那はげっし類さんがたまらなく好きなのである。「きんいろのたね」と嬉しそうにつぶやく。@@才の大人が・・・すっかり童心に帰っている。可愛い旦那なのである。(笑)「この絵本、ちびちゃんにあげていいって言ってたよ。」と意地悪を言うと「絶対に許さん!俺のだ!」(おい・・)我が家で一緒に楽しんで家で大事にしようと決定。(^^;)
 しずみんさん、大事にしますね。心癒される絵本、どうもありがとうございました。

★今日のココアごはん〜鶏とサーモンの野菜スープ
  鶏ひき肉、サーモン切り落とし、ナス、ピーマン、キャベツ、きゅうり、じゃがいも、昆布粉、しいたけ粉、すりごま、きな粉、ビール酵母。

 ココア、ちょっと残す。ごはんは完食。チャコ、ココアの残りと共に完食。ネコズ、スープをちょっと漁る。

 ごはん後、再びちびちゃんずがココアに会いにやってくる。かわるがわるなでたり、ココアのなめられたり。犬の図鑑をみながら犬談議。
「ココアは優しいね。」というちびちゃんに、犬が信頼していることや、嫌なことはしないことを伝授。はむちゃんと暮らすようになってから、ちびちゃんずは動物に思いやりをもって接するようになり、嫌なこと、うれしいことをちゃんと考えるようになった。「チャコはおばちゃんのごはんの方が好きなんだね。」とか、「こたくんは優しいけどだっこは嫌いなんだね。」「びーちゃんとふじこちゃんは子供が嫌いだからそっとしておこう。」と色々言うようになった。
 偉いなあ。これもはむちゃんずのおかげだね。

 
No.83
8月12日(Tue)  ハムハウスの大掃除

 約束だったハムちゃんハウスの大掃除をすることになった。まず、小さ目のプラケースにハムキチ君を移動。お兄ちゃんがそうっと優しく移動。私がケージを持って3人で外の水場へ。ケージをはずして分解し、下の牧草をひとつにまとめて弟君とお兄ちゃんが外のゴミ箱に捨ててくる。床部分をお兄ちゃんにスポンジで水洗いしてもらう。大きいもの、回し車など難しいものはお兄ちゃん、ベッド、えさ入れ、水入れ、二階の床、階段は弟君が洗う。洗ったものをタオルできれいにふき、新しい牧草をたっぷりいれてあげて終了。次はハムタロウの番。二回同じ作業を繰り返し、お兄ちゃんが一言。「動物を飼うって大変だね。でも、きれいにしてあげなきゃね。」チビちゃんズは初めてケージ掃除のお手伝いをして、大変さが身にしみてわかったらしい。今までは全部お母さん任せだったから。
 二回目はさすがに疲れてきたらしく、私がおおよそを手伝い、ごみ捨て、タオルふき、組み立て、牧草入れを手伝ってもらう。次におばあちゃんとカブトムシのお世話をするのを控えていたので、今日のごはんは私があげることにした。
 子供達と大掃除をすると私がやるより2倍時間もかかるし、手間も根気もいる。だからお母さんは面倒でつい自分でやってしまっていたらしいけど・・・やっぱり、大変でもチビちゃんずでやってみないとわからないし、大変でもきれいにしてあげたいという思いともってほしかった。
 初めての大変な大掃除。果たして次回はお母さんとちゃんとやってくれるか、もう大変だから嫌だなあと思うかはわからないけど、毎日の水かえとご飯やりのお手伝いはできるはず。これからも頑張ってお世話していってあげてほしいなと思う。我が家のホームステイもあと3日ほどだ。何より旦那がハムちゃんズとの別れを寂しがることだろう・・・(^^;)
 ハムちゃんと仲良くなり、手のひらにのせて記念撮影。感激である。

★今日のココアごはん〜豚軟骨・サーモンの野菜スープ
 豚軟骨、サーモン切り落とし(骨はのぞく)、大根、じゃがいも、ピーマン、キャベツ、昨日の残りのスープにプラス。

 夕食後、ハムちゃんのいる部屋で電話をしていたら、旦那がココアを私のいた部屋に投入し、いつも寝ているクレートにいれ入り口を閉めた。ココア、クレートの中で満足げに就寝。その後、ハムちゃんずを出して遊びだし・・・また部屋を出ていった・・・電話の邪魔をするな〜!と後でいいに行ったら、「だってココアがつまんなそうで眠そうだったから。ハムちゃんがあんまりかわいいし誘うから・・」怒る気もしなくなって脱力・・そう、変な旦那のである。(^^;)
No.84
8月13日(Wed)  文鳥テント・・・

 本を読んでいる所に無理やり入ってくる小次郎。文鳥テント・・・

 今日は弟くんとハムちゃんのお世話。ごはんはキャベツ、ぶどう、ペレット、乾燥穀類。ぶどうは気に入ったようでご満悦。

★今日のココアごはんは昨日の豚軟骨スープ

 弟くんとココアはすっかり仲良しで、夕食後に親睦を深めるのが日課になっている。(^^)
No.85

しずみん  [E-Mail] [URL]  2003/08/14/15:57:53   No.86
そうか、るんばさんちには文鳥がいたんだった。
かわいい…ほんとに自分から寄ってくるのですね。
文鳥って、桜文鳥が野生色で、白文鳥がアルビノ、と思ってよいのですか?


るんば  2003/08/14/17:24:17   No.87
実は、並文鳥が野生色(頭の白点がなく真っ黒)、白文鳥が品種改良種(アルビノと言っていいかな?)、桜文鳥は並文鳥と白文鳥の間にできた品種だったと思います。今はほとんど並文鳥はみかけません。白の方がきつく、並、桜の方が温和です。


るんば  2003/08/14/17:30:28   No.88
白文鳥の出現
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/akane-bun/syunokigen/history3.htm

 というページを見つけました。私が思っていた説と桜と並から白がでたという説があってはっきりしないようです。


もん  2003/08/15/15:44:57   No.90
白文鳥は瞳が黒いのでアルビノ(色素欠乏)ではなく、日本の弥富で品種改良固定化されたので、英語ではJapanese rice birdと言うようです。アルビノブンチョは瞳が赤いです。
桜も親世代に白がいると年々白化が進むようで、うちの実家桜文鳥も白が多くなってきましたよー。


しずみん  [E-Mail] [URL]  2003/08/15/18:53:07   No.91
そうか、白文鳥は目は黒なんですね。可憐だ…。
ライスバードっちうことは、もともと米を食う雀のような鳥なのですねえ。田んぼの上を大量に舞う文鳥、壮観でしょうねえ。


るんば  2003/08/16/12:58:48   No.92
もんさん、色々教えてくださってどうもありがとうございます。(^^)そう、目が黒いのはかわいいですよ〜。

8月14日(Thu)  山百合

 ファング君のお参りにNAOさんのお宅をお伺いさせていただいた。ジュンジュンとマッコちゃんがお供えやお花をいたずらするとかで(笑)、猫ちゃんケージに守られているファング君。いっぱいのお花ととびきり笑顔の写真、首輪が飾られていて、心和むスペースになっていた。NAOさんの愛情が感じられる。いつもみんなのいる所に一緒にいられて淋しくないね。
 入院先の病院からもお花と直筆のお手紙をいただけたそうで、NAOさんはとても喜んでいた。きっとまっすぐなNAOさんとファング君の姿に先生方もスタッフの方も心が打たれたんだと思う。皆さんにとっても大切な患者さんだったんだと思う。
 ファング君にお線香をあげさせていただいたあと、写真を見せていただきながら沢山思い出話を聞かせていただいた。写真の中のファング君はとびきりの笑顔だったり、ほよよ〜んとリラックスしていたり。家族のみんなに囲まれてどんなに幸せだったかしみじみと伝わってきた。ファング君、本当に良かったね。
 
 お昼までごちそうになってしまい、(おいおい・・^^;)すっかり長居させていただいたことに少々反省しつつ・・・お参りに行ったのに、お気を使わせてしまってごめんなさい。

 帰りにNAOさんとご主人が摘んできたという山百合を沢山いただいた。ファング君のためにきれいに飾られていた山百合。
 ノエルに飾ってねという心使いに嬉しさで胸がいっぱいになった。帰ってから早速2つの花瓶のいけてノエルに飾ってあげる。
 山百合は可憐でとてもきれいだ。NAOさん、本当にどうもありがとう。ファング君、また会いにいくからね。
No.89
8月16日(Sat)  ココアとチャコ、生野菜ペーストに挑戦!

 今日の朝、約2週間滞在したチビちゃんズとハムちゃんズが義姉とともに帰っていった。帰り際に弟君がちゃんとハムちゃんをお迎えにきたり、お兄ちゃんがごはんと牧草の入った袋を運んで手伝った。「ちゃんとお世話したからハムちゃんは優しくて大人しくなったんだよね。」とお兄ちゃん。「帰ってもお母さんをお手伝いしてハムちゃんのお世話をしてね。」と私。にこやかに帰っていき、急に我が家は静かになった。子供苦手で最後の方にようやく仲良くなってきた三毛猫のふじこは拍子抜けしたようにうろうろしていた。(^^;)
 今度来たときが楽しみだねえ。

 3日ほど強い雨が降り続き、ほとんど3日間ココアとチャコは家の中である。本当に嬉しそう。さすがに私も疲れたようで(チビちゃんズパワーで・・)昼間はココアとうとうとしてゴロゴロして過ごす。
 忙しいしずみんさんにココアの写真入応援メールを送ったら、「少女マンガ風美少年ココア」が返ってきてびっくり!つい、遊んでしまったという・・・しずみんさん、お忙しいのにすみませんというか、遊ばせてしまった・・面白いので日記にはってみました。どうもありがとう〜。

 このところ、また残尿感がある感じで頻繁にトイレに行くこたくん。スープ入りのごはんでなるべく水分を採らせるように心がけた。膀胱炎の初期症状ような感じである。一応、ある程度の量のおしっこは出ているし血尿もない。以前、先生の聞いたら大丈夫というサイズの尿量。 
 猫の手作りごはんのページなどを検索し、ホメオパシーでクランベリーのサプリメントが良さそうと書いてあり買ってみた。人の膀胱炎にも効果があるらしく、何度も膀胱炎や結石を繰り返した犬や猫に効果があるとか・・(あくまで自己責任で。病院にもちゃんとかかりましょうね。とアドバイスがありました。私もそう思います。尿毒症は怖いですから。)今日の午後早速あげてみた。なんだか調子が良さそうになったこたくんは、以前よりまとまった量のおしっこがちゃんと出て、食欲も元気もあり、びーを追いかけまわしていた。このまま、水分補給とサプリメントで大丈夫かなあと思いつつ、明日の様子で病院に行くかどうかを決めよう。

 今日のココアごはんは、生食セミナーで習った生野菜ペーストにチャレンジしてみた。キャベツ、大根、ニンジン、野菜・果物の塩分無添加のジュースを少量をジューサーでどろどろに。まるで青汁のようだ・・思ったより沢山できてしまったような・・・
 猫のスープごはんにちょっといれると、スープを全部飲みごはんを残す。何だか青汁臭くて不評だったらしい・・・ではスープはなぜ全部飲んだのだ?

 わんこごはんは、鶏ひき肉を少量の水で煮たスープを十分の冷まし、生野菜ペーストを加える。おお、緑色のスープ・・・大丈夫だろうか?(不安)
 チャコにはごはんの上にスープをかけてあげると、思いのほか好評で完食。さすがである。

 ココアは見るからに怪訝そうな顔をし、「何これ?」と言っている・・そう、彼ははじめての食べ物は苦手なのである。しかも青汁である。いつもはごはんとスープを別々なのだが、ちょっと食べて「・・・」となってしまったので、大好きなごはんにかけてみるとちょっと食べた。でも「・・・」私も親ばか飼い主で、上にビーフのおやつを少しふりかけ状にかけ、なんとか食べてもらった。(本当はあまりいよくないとおもう。甘いよねえ・・)しかし、生まれて初めて青汁を飲んだ小学生のようで笑えた・・・
 まあ、チャレンジ初日だし生の方が野菜は確かに体にいいらしいし、ゆっくりやってみよう。ココア、青汁への道・・(ちゃんと生食をやっている方に起こられそうである・・)

 
 
No.93
8月17日(Sun)  冷夏

今日も朝から雨。とても8月とは思えない陽気で、白菜の苗の育ちも悪いと義父も心配気味である。
 昨日より小降りになった雨の中、旦那と一緒に金魚とカメの水かえをする。金魚は6年前にチビちゃんズのお兄ちゃんが夏祭りでとってきた。それ以来我が家ですくすくと育ち、今は13センチほどに大きくなった。今も元気いっぱい病気知らず。和金が本当に元気がいい。

 膀胱炎のような症状のあった猫のこたくんは、すっかり症状もなくなり、元気・食欲もあり、定量のおしっこもちゃんと出た。残尿感もみられない。一安心。一応、クランベリーのサプリメントは続けることにして、ごはんはスープ入りで水分を充分補給するように心がける。いつものように猫同士で追いかけっこしている。

 夕方、小雨の中、ココアと散歩。最近まともに散歩に行けなかったので小鹿のように嬉しそうに歩く。この雨でお盆の送り火はたいていないらしく、まだその跡もない。明日天気ならたくのだろうか。
 我が家では、鈴虫がりーりーりーと鳴き、まるで秋のようだ。このまま暑くならないのか、この冷夏・・・カメはちょっと元気ない。

 今日のココアごはんは、昨日のスープにレバー、卵をプラスして加熱。やはり、加熱した方が食べやすそうなココアとチャコなのであった。
No.94
8月18日(Mon)  失敗から昇華へ
 昨日、ネット検索をしていたとき、たまたま見つけたHP。
「ぴゅあどら」というドライバー向けのコラムのHPの「はじめからできるヤツはいない」というコラムに深くうなずいてしまった。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~pdp/column/column50.htm#cl41
(リンクOKのところでした。)

 手作り食をはじめて生食の知識を得たり、どうやってとりいれようかな?膀胱炎になりやすそうなこたくんの食事をどうしていこう?などと色々考える。
 ネットや本にはいろんな情報がある。けれど、自分の犬猫に合った方法を選んでいけるのは飼い主。自分の家族であるしっぽのことを一番よく理解しているほかでもない飼い主なのだから。
 きっと、これからも失敗があったり紆余曲折あるだろう。
 まずい・・と食べてくれなかったり、体調がいまいちだったり・・・ということもあるかもしれない。
 それでも私は教えてもらうばっかりではなく、自分で試して経験していきたい。
 学校動物のセミナーでも講師の方が言っていたが、「自分で経験しないと身につかない」のだと思う。
 
 この日記やHPでの体験談は、失敗だらけのお話ばかりになるかもしれない。ああ、なにやってんだ、バカだなあ・・と思う方もいるかもしれないけれど。
 その失敗からなにかを感じてくれればいいし、私は真似しないでおこう、気をつけよう・・でもいいかもしれない。
 もちろん、私なりに自分のしっぽの健康と幸せを一番に願って暮らしているので、命が危険に及ぶようなことはしないつもりである。(^^;)

 結局色々やってみた末、家では加熱手作りが一番いいで落ちつくかもしれないし、それはそれでいいのだと思う。他の誰のものでもない、我が家の一番をココアやしっぽたちと見つけていけばいいのだから。
 
 はじめから何もかもできる人はいない。
 そして、失敗から昇華へ・・ちょっとずつでも前進できればいいんじゃないかなと思った朝だった。

★今日のねこまんま〜とりひき肉に生野菜ペーストを1/2さじまぜたものと生食用いわし→残りをココアが食べる。なんだ、生食べれるじゃないか・・と思ったら、いわしはダメ。

★今日のココアごはん〜牛ひき肉のスープに生野菜ペースト(レタス・キャベツ・大根・乾燥かぼちゃパウダー・無塩野菜ジュース少々)に生いわし、ごはん。
 生いわしは丁寧にお断りされ回収。明日煮よう・・あとは完食。

 
No.95
8月19日(Tue)  小雨の花火
 小雨の中で花火があがっている。きっとどこかのお祭りだ。
花火が苦手なチャコは早々に家に入ったが、犬立ち入り禁止ゾーンの台所まで入ってきて義母に怒られていた・・(^^;)怖くて人の多いところにきたがるんだよね。同じく花火が苦手だったファング君を思い出す。
 今年はずっと雨の中で花火があがりという、職人泣かせの夏だったなあ・・

 ココアをお茶のドライシャンプーでブラッシング。雨が続くとわんこはちょっと臭くなるが、このドライシャンプーのおかげでいいにおいに変身!気持ち良さげである。でも、自慢のしっぽのブラッシングは苦手なのである・・・
 
★今日のココアごはん&猫ごはん〜いわしごはん
 昨日残されたいわし、とりひき肉、かぼちゃ、エリンギ、いんげん、乾燥小松菜・ニンジン、キャベツ、卵殻パウダー、昆布粉、すりごま、きな粉、ごはん

 今日は完全加熱のココアごはん。猫も魚ベースだとおじやを食べる。特にくーとびーは大好物。チャコも苦手な魚もおじやだと食べる。ココアはちょっと残す。

 
No.96
8月21日(Thu)  帰省の準備
 明日から9月1日まで里帰りします。日記はちょっとの間お休みか、実家のPCで書いてみるか・・になると思います。よろしくお願いします。
 掲示板は見に来るようにしますね〜。
 うんと羽をのばしてきます。

 問題は沢山の我が家のしっぽたち・・・全部義父母にお願いになってしまうので、今日はその準備や掃除などに奔走。ごはんのあげ方、水かえの方法を紙に書く・・・カメの水かえは旦那にお願い。
 心配なのはココア。私も淋しい。(犬バカ)どうか、留守中いいコでいてね。
 週末は旦那がお世話してくれる予定。多分何度も電話してしまうだろうな、ワタシ・・・

★今日のココアごはん〜鶏野菜スープ
 とりむね肉、キャベツ、大根、かぼちゃ、乾燥ニンジン、昆布粉、すりごま、きな粉のスープにちょっとのごはん

 今日はご好評につき、ココアもチャコも完食。帰って来たら、またごはん作ってあげるからね〜。
No.97
8月23日(Sat)  ふるさと

 ふるさとの北海道に帰ってきた。内地(本州のこと)が冷夏だったので、寒いかな〜と心配していたが、思ったより大丈夫。日中は半そででも大丈夫で夜や天気の悪いときはちょっとはおれるものがあったほうがいいかなという感じである。
 1年ぶりにバスで家に向かいバス停を降りる。この辺はまだのどかで緑が多い。こやしの香りやぼうぼうと木がおいしげった鉄道林や空き地や畑の多い住宅街を歩く。ひまわりとあじさいとコスモスが一緒に咲いている・・夏なのか秋なのか?そう、北海道は春は梅と桜が一緒に5月に咲くのである。きっと夏も涼しいから(内地に比べて)草木もがんばって季節に合わせているのだろう。海も7月下旬から8月上旬の2週間くらいしか入れない。

 家について一段落。母とおしゃべりしながら2人で夕飯。父は出張で妹は遅くなるという。1年ぶりだが、離れていた気がしなくすぐになじめるのも実家のだいごみだなあ。もうここを離れて10年になるというのに。
 家のコザクラインコのさくらが4月に老衰で亡くなったのを知った。今年で11歳だった。最後はもうよぼよぼで止まり木にとまれなくなり、ケージの床にいられるようにしたらしい。なぜか猫のぺぺと仲良しで(ぺぺが変で、さくらが強すぎたため。まねしないでね。^^;)よぼよぼのさくらは、ねっころがっているぺぺのおなかに寄り添って暖をとっていたらしい。そういったほほえましい写真を何枚も見せてもらった。帰ったら掲示板に紹介しようっと。ぺぺはさくらばちゃんを介護していたようである。猫のくせに本当に変である・・・晩年もしあわせでよかったねえ、さくら。

 明日は高校時代の友人のお祝いの集まり。もう15年以上のつきあいだが、いつでもあの頃に戻って話が出来るいい仲間たち。高校と短大時代の友達は多分一生の付き合いだろう。友達は宝だなあとしみじみ思う。
明日は思いっきり楽しんでこよう。
No.98
8月25日(Mon)  山の上に吹く風は

 高校時代の友人2人と午前中から待ち合わせ。緑の多いところでゆっくりしたいという私の希望で神宮のある大きな公園にむかった。最初は公園の中にある動物園に行こうか〜と言っていた。でも、地下鉄を降りてのんびり歩くうちに神宮の方に足が向き、そのままお参りをする。神社・仏閣・教会に来るのが好きというSちゃん。なんだか心が落ち着くので私も好きだ。
 お参りをしておみくじを引く。私とAちゃんは小吉。Sちゃんは大吉。お守りを買う。実家の父と母のためにながいきばし(延寿箸)を買う。自分用には水晶のお守りを買った。

 神宮を後にすると、どこからともなくど〜ん、ど〜んと太鼓の音が・・「なんだろう?行ってみようか。」と3人で音のするほうへ。2人の男性が太鼓の練習をしていた。練習か〜と思うと、いつのまにかお地蔵さんめぐりの入り口に立っていた。88人のお地蔵さんをめぐりながら、山頂を目指すコースである。「どうしようか?」としばし3人で考え、思い切って上ってみることに!他にも数人上っている方々もいる。「大変だったら途中で引き返そう。」とのんきにスタート。
 でも、原始林をそのまま残したといううっそうとした山の道は結構険しく大変になってきた。息が切れてきて、ふとお地蔵さんの番号を見ると48番目。がんばって最後まで行ってしまおう!実にいろいろなお顔のお地蔵さん。袈裟のよだれかけをしているものや、エプロンをしていたり、ウインドブレーカーを着ていたりほほえましい。途中、エゾシマリスがお出迎えしてくれた。お地蔵さんに励まされ、なんとか頂上に到着。頂上には「山神」と大きく書かれた立派で素朴な石碑が立っていた。本当にここには神さまがいて、山を守っている気がした。なんとも荘厳な雰囲気。私的にはもののけ姫の犬神のモロのイメージだ。3人で山神さまにお参りをする。
 頂上の景色は圧巻で街並みを一気に見渡せる。山の上に吹く風は爽やかで澄んでいて、地上と全然違った。「この景色は頂上までこれたごほうびだね!」とみんなで話した。座ったまま小1時間ほども景色とおしゃべりを楽しんだ。心がすっきり洗われるようで、上ってきた疲れもすっかり癒された感じである。下におりる前にもう一度山神さまにお参り。山神さまに会いにきたかもしれないね〜と3人で話した。
 下りも大変だったが、100年以上の樹齢とも思われる大木や苔むして倒れている大木を見て、なでながら歩く。原始林のすごさを実感。
 地上の到達すると足ががくがく。そのまま住宅街を歩きながら駅を目指したが、途中で駅までまだ1キロ以上という看板を見つけタクシーに乗った。(^^;)もう限界だ〜!

 その後、街に戻ってケーキバイキングとおしゃべりをたっぷり楽しんだ。不思議だったけれど、元気を一杯もらった1日だった。また来年みんなと元気に会えますように。みんなの健康と元気を願って別れた。また会おうね!

 帰宅したら弟夫婦と甥っ子が来て家族みんなでジンギスカン。今日のことを話すと小さいときに家族で何度も頂上にお地蔵さんめぐりに行ったらしい。弟も妹も覚えていたが、私は全然覚えていかなった。今日は呼ばれたんだね〜、ひさしぶりにおいで〜といわれたんだよと家族。なんだかほほえましいのであった。(^^)
No.99
8月27日(Wed)  ポロトコタン


白老町のポロトコタンを訪れた。ここは、ポロト湖のほとりにあるアイヌ文化を伝承している場所。民族博物館やチセ(家)が何軒か建てられていて小さなコタン(村)になっている。ポロトコタンとは、大きな湖のある村という意味だそうだ。
 朝からとてもいい天気でポロトコタンに着くと緑と湖がぴかぴか輝きとてもきもちのいい風が吹いている。夏といっても北海道は湿気が全くなく爽やか。半そででも木陰に入ると肌寒いくらいである。
 小学校の修学旅行の生徒たちや観光客がバスで来ていてにぎやか。広くゆったりとした湖のほとりのコタンは、大勢の人がいても気にならないゆったりさだ。
 最初はコタンコルクルの大きな像がお出迎え。16メートルもの高さの長老をかたどったような威厳のある像。右手にイナウ(木幣といい、ミズキなどの木の皮をくるくると鰹節ように細く長く削ったものをたばねたもの)という魔よけのお守りを持っていて、コタンの安全とこの地を訪れる人々の幸福をお祈りしてくれているそうだ。
 すぐに1号チセの中でコタンの説明と古式舞踊が始まったので見に行った。
途中だったので、続けて2号チセでもお話と踊りを見る。
 家の東側には神々の窓の「ロルンプヤル」があり、神々が出入りしたり、儀礼の時の諸用具を出し入れする神聖な窓だという。炉のそば儀式やお祈りをすることが多いようで、そこから神様をお迎えしてまたお帰りになるという思いやりを感じられた。
 また、自然、動物、道具など人間の生活に関係する全ての事柄、ものには神様が宿っているという考え方もすばらしいなあと思った。だから動物の命を頂いて人間が皮、肉、骨など全てを命の糧にさせてもらうときも霊送りという儀式で丁重にその命を神の国にお送りする儀式を行う。舟や食器であっても今まで生活を支えてくれたことへの感謝をこめて物送りの儀式をするそうだ。命や物、自然を大切にするという現代の人がわすれかけていたような最も大切な事柄をずっと守り続けてきた文化なのだと感じた。純粋で大地に根付いた文化なんだなと思った。
 文字を持たないので、全ては言葉による口承での伝承だという。だから言葉を何よりも大切にして、その言葉には命があるとも考えられているそうだ。日本にも言霊という言葉があるように、言葉自体が命を持ち、話したとおりの方向に向う力があると信じられるのも理解できる。昨日買ったアイヌのイタクタクサ―言葉の清め草 萱野 茂さん(著)の本の中に「言葉自体は刀のようにするどい武器にもなりえる。」という文章があった。その通りだなあ。だからアイヌの人たちは言葉を大事にして、いい言葉を大切に使うように心がけてきたのではないだろうか。その人の使う言葉はそのままその人自身を表すからだと思う。
 私も自分の使う言葉を大切にしていきたいと思った。
 
 その後、民族博物館を見学、のんびり湖を見ながら本を読み、とてもゆったりとした時を過ごした。
 登山で山神さまに会ってから、この原始林はもともとアイヌの人たちが守ってきた大地なのだなあ・・と感じ、自分が北海道で生まれ育ちながらも教科書の内容程度にしか知らなかったことを恥ずかしく思った。
 北海道を離れたからちゃんと思えたことなのかもしれない。私のふるさとがどんな土地や文化を持って今日まできたのか知りたくて、ポロトコタンに行ってみた。心があたたまるような気づきがいっぱいあった。
 行ってみて本当に良かったと思う。アイヌの人たちの中に息づく強さや優しさや大切にする心を私も自分の中に生かしていきたいなあ。
No.100
8月30日(Sat)  北海道歴史探訪

 朝からいい天気だったので、のんびり一人で出かけることに。今日の目的は北海道歴史探訪。まず、旧北海道庁赤レンガに到着。沢山の観光客に混じってゆっくりカルガモの池を散歩。今年春に雛だっただろう鴨もすっかり大きくなっている。人を全然怖がらずそばでのんびり羽つくろい。赤レンガの中へ入って開拓時代の北海道の様子を見学。建物の中はアメリカのネオ・バロック洋式でとてもしゃれている。沢山の写真や文書と共に開拓の歴史を見ることができた。1909年の火災で燃えてしまった庁舎だが、外壁の赤レンガだけは残り復旧工事を行ったそうだ。レンガすごいぞ!私の故郷はレンガや焼き物が有名な所で庁舎のレンガも当時そこから運ばれたらしい。
 次にかでる2.7ビルの7Fにある北海道アイヌ総合センターの資料展示室へ。
アイヌの文化史や民具などを展示してあり、アイヌ文化や民族の共生を考えるビデオも鑑賞できる。2本のビデオを1時間鑑賞していろいろ学ぶことができた。アイヌの人達の素晴らしい生き方や文化を思い、またアイヌの人達が受けた差別や苦渋を思うと胸が痛んだ。今、その貴重な文化を残していこうという方向に向かってきて本当に良かったと思う。
 保存実習室では刺繍やアイヌ語などの学習を行っているらしく賑やかな声が聞こえてきた。(^^)
 かでるで昼食をすまし、となりにある北海道大学植物園へ。13.3haの園内に約4000種の植物が育成、保存されており、一般にも公開されている。知る人ぞ知る札幌のキタキツネが住む場所でもある。でもエキノコックスが心配もあるため餌付けや触る事は堅く禁じられている。入り口にある北方民族資料室へ。ここにもアイヌ文化についてや資料が展示されている。珍しい海獣や鳥を使った衣服、靴の展示や、熊の霊送りのVTRも流れていた。最初から最後まで見て1,2年神として大切に育てた熊の魂を村全体で神の国に送る儀式に厳粛な気持ちになった。熊に愛情と尊敬を持ちながら、感謝の念もこめて2日間に渡って霊送りをしてその全てを村全体で分け合い大切にする姿勢。熊がかわいそうで残酷と言われた歴史もあったようだけど、1頭の熊の命をここまで感謝していただいて全てをちゃんと利用し、自分達が生かされていることを実感することはとても大切な事だと思う。熊以外にも狩猟で動物をとったときは必ず簡単でも感謝の霊送りをしたそうだ。他の命をいただいて生かされている自分。もっと食べ物や命をを大切にしないといけないと感じた。
 その後、木漏れ日の中を散策してゆったりとお散歩。歴史的建造物の博物館に入る。中には北海道の動植物の標本などが展示されており、なんと南極探検隊の樺太犬タロに会ってしまった。南極に置き去りにされた犬達のうち、兄弟のタロとジロだけが1年後の発見され、ジロはその翌年に南極で亡くなったそうだ。ジロの剥製は東京にあるらしい。タロはその後北海道のこの地で余生を送り、14歳7ヶ月まで元気でいたらしい。剥製だがなんとも穏やかな顔のかわいいタロのお顔だった。
 
 帰り道、アイヌの人達が必要な分だけ自然の中からいただいて決してとりすぎず感謝や思いやりや知恵を持って自然と共生してきたことを思った。「自分の身の丈を知ってこつこつと暮らすこと」を教えてもらったような気がした。今の人は見栄を張ったり、物を持ちすぎたり、飾りすぎたり無理をしていないだろうか。それよりもっと等身大の自分をちゃんと知り、無理せずのんびりと身の丈に会った生き方は心地よいような気がする。私もそんなふうにシンプルに素直に風のように自然に暮らしていけたらいいなあと心から思った。
No.101

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