マネしないで!ドラマ動物のお医者さん!

  2003年4月17日からテレビ朝日でドラマ「動物のお医者さん」がスタートしました。しっぽたちと暮らす身としては、心配と不安だらけのスタート・・・予感は的中・・ドラマ内の動物の扱いにうめいてしまいました。これはちょっと・・というシーンがあまりにも多すぎます。
 子供たちや動物に詳しくない大人が見たら、きっとこの扱いが当たり前だと思ってしまうかもしれない。それが日常的に行われたとしたら、事故がおこったり、間違った情報がまかり通って、人も動物も不幸になってしまうのでは・・心配してこのページを作ることにしました。
 製作側のテレビ朝日さんになんどか要望メールをしましたが、まだ配慮が足りないというのが本音です。これからの放映でもっと視聴者への影響を配慮した正しい動物の接し方をしていっていただければと思います。
 毎回の放映事にこの扱いはちょっとひどい・・マネしないでほしいというものを取り上げていきたいと思います。
 無邪気な子供たち、これから動物と暮らそうと思っている方にぜひ見ていただきたいです。そして、正しい知識と情報を持って動物と接してほしいと思っています。

                       ひまわりの森管理人  るんば

マネしないで!
ドラマのココ!

どうして?
★第6話5月22日放映分

第1話〜ハムテルがヒヨちゃん(鶏)を鷹匠にあこがれて買ってくる。(でも、ハムテルの飼い方はなかなかいいと思います。)
もちろん鶏は鷹の代わりにはなりません。ここはちょっと笑ってしまいましたが・・(^^;)
 縁日で売られているひよこは殆どがオスなので、大きくなっても卵は産みません。ヒヨちゃんのような立派な強い雄鶏となります。鶏もかわいがればちゃんと人に慣れますし、大切にすれば10〜15年くらい長生きします。私は小学校の飼育小屋に捨てられたひよこを拾って一時期育てました。地面をとんとんと叩くと見えない所からもぴゅ〜っと飛んでくるほどなれました。でも、大きくなる前に不注意による事故で死んでしまいました・・子供が簡単に飼えるペットではないなあと思います。
 また、気が強い面もありますし、ある程度歩き回れるスペースや高さのある休める場所を工夫した小屋を作ってあげたり(ある程度の高さは飛べるんです。)、外敵が侵入しないようにしてあげなければなりません。
雄同士はケンカをしてしまって骨肉の争いになるので多頭飼いはできません。オス1羽にメス複数は可。基本的に一夫多妻ならまだ問題ない方です。
 雄鶏は朝はコケコッコーと時の声をあげますし、結構うるさくもあります。まめな掃除も必要です。幸いヒヨちゃんは大きくなってもちゃんとした環境でハムテルにかわいがられています。でも、庭のない家庭で室内で飼う事は難しいのではと思います。
 ヒヨコが大きくなって捨てられるのも結構あります。とてもかわいそうです。安易に縁日やお店でひよこやうずらの雛を買ってこないようにしてください。
 また、小学校の飼育小屋でウサギと鶏が一緒にされてるところもありますが、オススメできません。どちらもいつ相手に危害を加えられるか・・と安心できないと思います。鶏につつかれて怪我しているウサギもいることでしょう。餌も基本的に違います。安心して幸せに暮らせるためには別のスペースにすべきだと思います。

★参考リンク

学校飼育動物の飼い方
ニワトリとチャボってこんな動物

ハムテルがチョビ(犬)の相手ができないので、布製のボールで1匹で遊ばせる。 一見ほほえましい場面なのですが・・・犬を1匹で遊ばせる場合、おもちゃの素材には充分気をつけてください。やんちゃな子犬や破壊くせのある犬は、布製のおもちゃやぬいぐるみを噛んで遊んでいるうちに呑み込んでしまう事故がまれにあります。子犬が小石を腸に詰まらせていた、ゴールデンのお腹から靴下やストッキングがでてきた・・など。これらは早期発見できて手術で助かったケースですが、私の愛犬ノエルは最期まで腸にカーペットが詰まっている事がわからず、命を落としてしまいました。犬は思わぬものを呑み込んでしまうことがあります。壊れやすいおもちゃで遊ばせる場合は人のそばや目の届く範囲にしたほうが安全です。
 食べられるボーンや牛革製のガムも塊を呑み込んで窒息したり、ビニール袋に顔を突っ込んで抜けなくなって亡くなっていたケースもあるそうです。コードをかじっての感電の事故もあります。犬を1匹でお留守番させるときは、危ないものがないか、おもちゃは安全か、おもちゃが破損して呑み込んでいないかを充分注意してあげてください。
 
お留守番の時のオススメのおもちゃ

コング〜ゴム製の渦巻き型のおもちゃ。上下に大小の穴があって、中にチーズを塗ったり、なかなかでてこないようにおやつやフードをつめて与えます。犬が夢中になっている間にお出かけ。左がL(10センチ)、右がM(8センチ)。18キロのココアにはMだとやや小さめで心配なのでLを使っています。大型犬のゴールデンでもLで十分かと。バーニーズのノエルもLでした。


コングで遊ぶココア、夢中です。


ナイラボーン〜合成樹脂でできた骨型の噛むおもちゃ。固いので折れて呑み込む心配もありません。毎回洗ったり、煮沸消毒も可。まわりにチーズなどを塗ったり、お留守番が終わったら片付けて与えっぱなしにしないように工夫して、飽きないようにするといいと思います。
 下記のスマイルドッグさんのナイラボーンを愛用しています。



ナイラボーンのページ

アイアンバロンさんのミルキーボーンもオススメです。



人と犬との生活をより楽しく、快適に、便利にするためのグッズが満載。もちろんレトリーバー以外のわんちゃんも大歓迎!だそうです。
第2話〜すなねずみが夜うるさい。やっぱり多頭飼い。 ねずみやハムスターが夜行性で夜活発になるのは当たり前。だから、昼間は無理に起こしてさわったりしないでゆっくり休ませてあげてください。無理に触ろうとして噛まれてもそれはあなたがいけない。犬でも猫でもどんな動物でも、寝ていたり、食べていたり、おもちゃに夢中になっているときに手を出すのはルール違反。噛まれた人の思いやりの足りなさが原因です。
 ハムテルのすなねずみは相変わらず多頭飼いで、しかも毛がぼさぼさであんまり体調が良く見えません。ハムスターやすなねずみの幸せのためには、多頭飼いは避けて1匹1匹お世話したほうがイイと思います。
第3話〜動物病院の待合室で犬や猫が抱っこされて待っていたり、飼い主の鈴木さん(百合先生)が猫のすみっこを放してしまってもほったらかしで話しこんでしまう。 作り話なのですが・・・やっぱり一言いいたい!漆原教授のようながさつな獣医師は実在しないはず・・あんなにがさつだったら動物の命はいくつあっても足りません。
 撮影でチョビが倒れてくる機材の下じきになりそうになった場面は、どのように撮影したかわかりませんが、できれなやってほしくなかったです・・・きっと怖かったはず。
 安全面、衛生面、患者であるペットのストレスを考えて、他の犬が病院の診察室にはいてはいけないと思います。

 基本的に動物病院に猫を連れてくるときは「抱っこ」が厳禁だと思います。猫のストレス・安全を考えてキャリーケースに入れて、できれば待っているときは上から布で覆ってあげると落ちつくようです。
 病院には猫の苦手な犬も来ますし、猫がわくわくする小動物・小鳥も来ます。犬がもし猫にとびかかったら?犬が猫にひっかかれたら?猫がびっくりして逃げたら?犬同志が気が合わなくてケンカになったら?猫が小動物・小鳥に手だししてしまったら?一体どうなってしまうでしょう?治療をしにきたのに、かえって被害をこうむってしまったら?
 小動物・小鳥もケージを布で覆うなどの工夫が必要かと思います。でも、そばに天敵である犬や猫がいる気配は感じられ、相当のストレスのはず。移動だけでかなりのストレスのはずです。犬や猫の飼い主さんは、そういった他の動物と飼い主さんへの配慮も忘れてはならないと思います。
 待合室では、犬はリードを短くもって自由にさせない。猫はキャリーケースに入れておく。小動物・小鳥もケージ・キャリーに入れて外界の刺激がないように配慮してあげてください。不用意に他の動物と接触しないように・・病気の治療で来ていますから、万が一の接触感染なども考えて!マナーを守って静かに待つようにしてくださいね。
★第5話5月15日放映分

第1話〜熱いおしるこが爆発して、ハスキー犬チョビにかかる。
家庭でのペットの火傷の事故は時々あるようです。台所で揚げ物をしていたら、放して遊んでいた手乗りの小鳥が油の中に入ってしまって死んでしまった。(私の親戚です・・)お湯や油を扱っていて、足元をうろうろしていた犬や猫にぶつかってかかってしまったなど・・ストーブなども注意してください。
 火傷をしたときは、流水などですぐに冷やし、病院へ連れて行ってあげてください。見た目より火傷がひどい場合もあります。致命傷になる場合もあります。
 小さな子供と一緒で、熱いものを扱うときはペットを自由にさせない。別室にさせるなど、事故がおきないように十分注意してください。近寄ってはダメと言ってもペットにはわかりませんから、飼い主が守ってあげてくださいね。台所は特においしいものがあると思って近寄ってきますから・・・
第2話〜菱沼さんが迷子のスナネズミにお菓子をあげて、床にかごをかぶせて置いておく。
 スナネズミがいると気づかなかった人が蹴っ飛ばして逃がしてしまう。
残念ながら、ドラマ中の菱沼さんは、自分がスナネズミを飼っているにもかかわらず、その扱いがぞんざいです。ポケットにスナネズミを入れて歩く、床に放置するなど・・絶対にマネしなでください。
 まず、迷子のスナネズミ(他ハムスターなどの小動物も)を見つけたら、水槽やプラケースなどの安全な入れ物の中に保護してあげてください。紙製・木の箱だとかじって穴をあけて逃げる可能性があります。ドラマ中の籠もそうです。ちゃんと通気性のある蓋をして、その動物に適したごはん(ペレットや食べれる野菜など。適さない野菜もあるので注意)をあげます。水はひっくり返して濡らすと体調を悪くするので、できれば吸水ビンがいいでしょう。人間用のお菓子は体に悪いのであげないようにしてください。
 床に蓋をかぶせて置きっぱなしで知らない人が蹴っ飛ばす・・最悪です・・踏み潰されたらどうするんでしょう?
第2話〜実験用のラットとスナネズミの扱いについて。背中の皮をつかんでぶら下げる。しっぽを引っ張って口を開けさせる。 獣医学の授業で動物を使ったり、解剖を行うのは事実です。ドラマ中はあくまで実験での取り扱いなので、ペットのハムスターやネズミをあのような扱いはしないようにしてください。ネズミにとっては痛くて苦しいはずです。マネしないでください。
 実験動物にはいろんな考え方があって、ここでは詳しくはふれませんが、欧米などでは、少しずつ実験動物の命を尊重しようとしたり、苦痛を少しでも減らそう、無意味な実験を繰り返すような犠牲を減らそう、代替法を使おうという考え方がでてきているそうです。
 人間が使う食品、化粧品、薬品を製造したり、学生の実習などで沢山の実験動物が使われているのはは事実です。本当に難しい問題ですが、実験動物の命も尊重して、少しでもいい方向に向かってくれるといいと思います。
 
第3話〜タカさんが「もし相手が攻撃してきたら、チョビに噛みつかせなさい!」と言う。 昔は犬は番犬という考え方ですが、今では住宅化が進み、吠える事がご近所の苦情の一つになってきました。
 また、犬が人を噛んでしまうと処分対象(保健所などに送られ殺処分されてしまうこと)になってしまうケースも数多くあります。庭や店先で1頭で繋がれている。塀の中にいる犬に手を伸ばして触ろうとして噛まれてしまった。眠っていたり、ごはんを食べている犬を触ろうとして噛まれてしまったなど・・怖がりの犬だったら、自分の身を守る為に反射的に噛む場合もあります。
 実は、人間側の思いやりのない行動が犬に噛まれる事故を起こしている場合も多いんです。でも、噛まれた側は大騒ぎをして飼い主と犬を糾弾し、処分させてしまう・・とても悲しいことです。飼い主の無知やマナーの悪さが事故を起こしている場合もあります。
 処分にまでならなくても一度噛んでしまうと噛まれた人も飼い主も犬自身も心に深い傷を追います。いたずらに犬をけしかけたり、あおったりしないでください。噛むという事は、犬の命がかかっている一大事なのですから。
 
★第4話5月8日放映分
大学構内で逃げ出した動物が野生化している。
ウサギ、ハムスター、アヒルなどの動物が野生化しているようでしたが・・普通の獣医学部ではありえないと思います。これは作り話ということであっても、野生化した動物がいてもいいんだということにはなりません。
 近年、飼いきれなくなったアライグマ、大きくなったミドリガメや狂暴なカミツキガメ、ワニガメなどのペットが野に放されて、日本古来の生態系を乱し大問題となっています。カミツキガメ、ワニガメなどは水辺で遊ぶ子供たちに危害を与えかねません。でも彼らだって、好きこのんで日本の河川に捨てられたのではありません。
 人に飼われる動物の大半は捨てられたら生きていけません。収容された動物は殺処分です。野良猫もひどい環境で通常の寿命の3分の1も生きられません。
 「動物の愛護及び管理に関する法律」では愛護動物(牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、ねこ、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる並びにこれ以外で人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの)をみだりに殺傷した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金 、給餌・給水をやめること等により、みだりに虐待し、又は遺棄した者は、30万円以下の罰金に処されることとなっています。野に放す、捨てる事は犯罪です。

参考リンク

★捨てられたペット達〜カメを大切にしているカメ巫女さんの姫路市立水族館の企画展のレポートです。安易に飼われ捨てられるカメたちについて・・

★ペットの野生化 人間のエゴが生態系こわす

★ペットの環境で変わる環境・生態系
びっくりした二階堂がハムスターを放り投げる。 今回もありました・・・本当に残念で悔しいです。ハムスターをあのように放り投げたら、骨折や内臓破裂の可能性があるので絶対にマネしないでください。番組のように屋外をあのようにハムスターを無防備に歩かせたり、そのまま放置はしないでくださいね。すぐに天敵に襲われてしまいます。
 いくら撮影とは言え、固いコンクリート上に高い所からハムスターを落とす撮影に納得できません。
文鳥の卵詰まりにサラダ油を使って腹部を押す。 油を注入してマッサージは専門家の先生の見解では禁忌だそうです。羽毛を汚すこととなり、体温調節を妨げ毛引きや自咬症の原因となるそうです。また、卵を押し出す際にほかの臓器を圧迫して傷つける恐れがあるという理由や人為的に卵を押し出すことにより小鳥が本来もつ産卵の力を弱めるという理由などもあるそうです。決してマネしないようにしてください。
 
 卵詰まりを起こしたりすると床にじかに座って羽根を膨らませ、具合が悪そうにじっとしているような症状があります。ドラマの文鳥の様子は明らかに不自然を感じ、どうやったらああいう体位にできるんだろう?と逆に不思議・・・
 私はまず保温して様子をみます。白熱電球を近づけ、ケージを布で多い一部開けておきます。暑いときに小鳥に逃げ場があるようにです。素人が下手に腹腔を押すとお腹の中で卵がつぶれてとりかえしのつかないことにも(特に軟卵の場合)・・・大抵、保温するとスムーズに産卵がありました。でも、少しして産卵できなければ即病院へ!
 普段から発情期は産卵を促さないように心がけたり(交配姿勢をなるべくとらせない〜背を低くして尾羽を上げ、尾羽を振るわせるなどの行為、背中、肛門部分を刺激しない〜交配したと勘違いします。交配姿勢を多くとるようなら、外で遊ばせるのを控えるなど。)、カルシウム、ビタミンの補給に心がけます。カルシウム不足で軟卵になって卵つまりになる可能性も高まります。
 
卵塞(卵詰まり)について
★第3話5月1日放映分
ハスキー犬・チョビ、スナネズミにハムテルがお酒を飲ませる。




       
動物にお酒を絶対に飲ませてはいけません。急性アルコール中毒を起こして死に至ったり、呼吸困難、痙攣、、腎臓や肝臓などの臓器に多大な悪影響を及ぼします。晩酌なんでもってのほか!「撮影に酒類を使用していません」のテロップも効果がどれだけあるのでしょうか?獣医学生のハムテルがお酒を飲ませるのも本当に先生になる気があるのか!?としか思えません。
 だめなものは、最初から放映すべきではないと思います。
スナネズミを一つの水槽に約10匹近く多頭飼い。オスメスをわけずに「また増えたのか〜」発言。
あの水槽に10匹は多すぎます。実際、目や体の悪そうなスナネズミもいました。ケンカなどが命取りをなったり、多すぎて個体識別ができないと病気・怪我を見つける事もできません。ハムスター・ネズミは安易に多頭飼育できないと考えてください。ネズミによっては生後5週令を超えたオスなどはファイティングという決闘をはじめてしまうケースもあります。
 オスメスを分けずにいて、自分が勝手に繁殖させておいて「また増えたのか〜」無責任きわまりありません。
スナネズミを放り投げたり、ぶちまけたり・・・猫や犬が安易にうろうろ。
スナネズミやハムスターなどを絶対に放り投げたりしないでください。骨折や内臓破裂の危険もあります。また、天敵である犬や猫が安易にうろうろできる環境はネズミにとってストレスであるばかりか、食べられてしまいます。共生できると考えないでください。
★第2話4月24日放映分

ハムテルがウサギ小屋を掃除。ちりとりに入れてほうきで押さえてうさぎを移動。
小学校でも多く飼育されているウサギ。そのウサギを糞などの清掃に使用する道具でほいほいと移動するのはどうでしょう?愛情をもって大切に扱っているとは思えません。
ネズミにピーナッツをあげる。
脂肪分の多いピーナッツはネズミにとって  好物ではあれ、決していい食べものではありません。脂肪過多になり病気の  原因となり、ネズミ飼いの人では常食やおやつにあげるべきとは思っていません。  ハムスターを多く飼っている家庭や子供がおもしろ半分にピーナッツをあげてしまう  ことにもなりかねません。
回想シーンでチョビの首にウインナーを巻いてぐるぐるまわさせる。 チョビの動きの面白さで子供が自分や  他人の犬に同じいたずらをしたとしたらどうでしょう?ウインナーじたい、犬が  食べるのに塩分が多すぎて体に悪いばかりか、手近にある紐をくびにまきつけられでも  したら、窒息やけがなどの事故になりまねません。
実験用のネズミを当たり前の飼い方のように映す。   小さなところに多頭飼いという実験用の飼い方が当たり前の飼い方のようにうつります。  ハムスターやネズミでは、ケンカが命取りになるケースも多く、多頭飼いは奨励していません。  ましてや、次回は1つのケージに10匹です。悪い見本意外になにものでもありません。番組を見た人が安易に多頭飼育をしたり、過密状態で飼っていいものと誤解してしまいます。
★第1話4月17日放映分

ハスキー犬チョビが2年たっても子犬のまま・・・
ハスキーって成長が遅いんだ・・成犬でもあんまり大きくならないんだ・・という誤解が生じてしまいます。エンディングでは生後7ヶ月の犬を使っているとのこと。でもそれだけで注意書きが足りてると思えません。
 成犬時は約30キロになるハスキー。番組で成犬をなぜ使わないのか?俳優さんでは引っ張る力が強すぎて制御できないからではないでしょうか?ハスキーはソリ犬。力持ちでとても運動量が必要な犬種だからです。
 だから飼うのが大変。以前の大ブームで飼いきれなくて処分に出されて大量に命を失った犬種。番組を見て、決して安易にほしいと思わないでください。あの悲劇を繰り返さないために・・・
猫のミケが安易に学校に連れて行かれ、病院で取り違えられそうになる。 動物を見知らぬ所に連れてきたら迷子になったり、不安になってパニックになったり・・・事故がないともいいきれません。ましてや猫は環境の変化にとても弱い動物です。
 ハムテルが無知で無責任な人間のようです。
菱沼さんが屋外でスナネズミをわしづかみにして歩いている。 スナネズミやハムスターをおもしろ半分につかんだまま、外へ遊びにいかないようにしましょう。びっくりして怖くて逃げ出したりしてしまいます。
 キングコングにわしづかみされて歩かれた人間の気持ちとおんなじ。思いやりをもってあげてください。

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