ペットロス関連の本の紹介


 さよなら ありがとう ぼくの友だち 
             利岡 裕子  河原 まり子著  岩崎書店

   天国からきたねこ      河原まり子   岩崎書店

   この2冊は、子供向けのペットロスの本です。「さよなら、ありがとうぼくの友だち」はイヌ・「天国からきたねこ」はネコとのお別れの本です。お子さんと一緒にぜひ読んでいただいて、一緒に亡くなったペットの思い出について お話できると素敵だと思います。ペットを失った悲しさから少しずつ立ち直るこころ温まる内容に励まされます。
 私がペットを亡くした方によくプレゼントする大好きな2冊です。


★ そこに愛がありますように    渡辺 眞子  WAVE出版

   著者の渡辺さんがご自分のペットたちとの出会い、思い出、お別れを綴った1冊です。同じ飼い主としての立場から共感できることばの数々が心を揺さぶり、癒してくれました。

ペットロスから立ち直るとき〜愛犬レイアがくれた無償の愛 
                  カタリナ房子  (株)ハート出版   

  愛犬のゴールデンレトリーバーのレイアちゃんとの予期せぬ突然のお別れによる  ショックと悲嘆・・・そこから血のにじむような努力をなさって立ち直ったカタリナさんの心の記録です。るんば自身も愛犬を突然の事故で亡くしたため、まるで自分自身のことのように感じ、本の中のカタリナさんと一緒に悲しみ、そしてそのことばに癒されました。
 亡くなった命から何を受け取るか・・・とても大切なことを考えさせられる感動の1冊です。
 
★ ペットロス・ケア   ハーバード・A・ニーバーグ
               アーロン・フィッシャー 読売新聞社
   
   るんばが一番最初に手にしたペットロスの本です。ペットとの別れが飼い主に及ぼす心理的影響や様々な別れについての対処法がとてもかわりやすく書かれています。子供への援助の方法、新しいペット を迎えるべきかという項目もとても参考になりました。
 日本とアメリカのペットロスの対応の違いも感じられます。ペットロス専門のホットラインや自助グループなどがとても充実しており、飼い主がいつでも援助を受ける事ができること、オリエンテーションを受けた獣医学生がホットラインの相談員のボランティアをするのは素晴らしいと思いました。

★ ペットの死 そのとき あなたは    鷲巣 月美  三省堂

   上記のペットロス・ケアの日本版のような形です。ペットロスを日本の立場でわかりやすく書いてあります。共著に獣医師・ペット問題研究家・内科医師など様々な立場の方がいて、内容の濃い本です。
 また、ペットを亡くした方の体験談も載っています。


★ ペットは死後も生きている ハロルド・シャープ 日本教文社

 
亡くなったペットたちがむこうの世界で幸せに生きているという世界を描いたスピチュアルな1冊です。亡くなった後、天国でもう一度逢えると信じられる暖かいメッセージに心が癒されます。

★ ペットロス18物語 動物が教えてくれた死と愛
              佐藤 道子  ネスコ 文藝春秋

  ペットロスから立ち直った18人の飼い主さんの手記です。
  体験談を読むとその悲嘆の意味やペットが遺してくれたものの意味が見えてくるような気がしました。
  どの体験談もとても心を打ちます。
  悲しいのは自分だけではないと励まされ、自分を見つめるきっかけにもなった1冊です。
                   
 ペットの死、その悲しみを越えて〜愛犬ユキチのおくりもの
                獣医師 石井 万寿美 コスモヒルズ

   獣医師である先生が16年つれそった愛犬ユキチとのお別れを通して得た心の贈り物と病院に訪れた飼い主とペットたちとの心の交流が描かれています。
今まで、獣医師として何もかもわかっているつもりで診療をしてきた石井先生が、ユキチとの別れを体験して初めて、飼い主さんの心に沿った診療を見なおしていく姿がとても感動的でした。
 石井先生のような獣医さんが一人でも増えてくだされば、ペットを亡くした方の心が救われる気がして、心があったかくなりました。

★ 動物を看取るということ 三井ひろみ 晶文社

   
ペットとともに病と闘い、介護をしてきた5人の飼い主さんの体験記、こころある獣医療に真剣に取り組む3人の獣医師の方のインタビュー、愛するペットを亡くした二人の飼い主さんとの対話、そして愛犬モモと最後まで病とい、よりそった作者の三井さんの手記が載せられています。
 動物を看取る事、その辛さ、悲しみ、こころの交流、そこから得た亡くなった子からの贈り物をそっと受け取る皆さんの気持ちがあふれています。
 今、辛い思いをしている方の応援歌になる1冊だと思います。(^^)

★ ダメ犬グー 11年+108日の物語 ごとうやすゆき 文春ネスコ


 ペットロス掲示板でアツ吉のお姉さんが教えてくださった本です。
 グーが家にやってきたときや、毎日の暮らしのエピソードを「グーはこんな犬〜」というようにひとつひとつかわいいイラストつきでお話が進んでいきます。犬と暮らした事のある人なら、「うちもそうそう!」というエピソードがいっぱい。いつのまにか笑顔になってしまいます。
 「公園のベンチに座るとぼくのひざのところに頭のっけてくる」というところで、泣きそうになってしまいました。ノエルさんがいつもそうしてきたから。最期、ぐーは病気で天国へ旅立ちます。そのぐーの様子や飼い主さん、家族の気持ちが素朴な言葉でじ〜んと胸にきました。ぼろぼろ泣いてしまいました。でも、とてもあったかい涙。ほのぼのした気持ちになりました。犬との暮らしの中の「大切なこと」を沢山見つけられる感動の本です。
 
★Kuroさんのおすすめ本

ペットロス関連の本として私が感じ入った本を2冊。
絵本と漫画ですがぜひ機会があったら読んでみてください。

「ずっとずっと大好きだよ。」 ハンス・ウィルヘルム著 評論社

絵本で小学校1年の教科書にも載っていますが、不覚にも涙してしまいました。 5年ほど前、子供番組で和田アキ子さんが推薦していたので何気に買ってしまいました。 すべての基本となるお話です。

「犬を飼う」 谷口ジロー著 小学館

老犬の介護と死という掲載されにくいテーマが表題となったコミック本。
12年前の掲載当時、谷口氏の実体験だったにもかかわらず、原作者は架空の名前で載っていました。 この作品以降、谷口氏の作風は劇的に変化します。当時まだペットロスという言葉はありませんでしたが、作者なりに想いを昇華させたものがこの作品だったのでしょう。


  ペットロスの立ち直りに役立った一般の本

  さよなら エルマおばあさん 写真・文 大塚 敦子 小学館
    
    エルマおばあさんはお医者様から病気で長くは生きられないと言われました。 この本は、おばあさんの愛猫スターキティが語る最後の1年間の記録を描いた写真絵本です。おばあさんの穏やかな1年間を家族と動物たちが暖かく支え、「最後の贈り物」を遺して 天国へ旅立つお話はとても感動的です。お子さんに「死」をどう教えたらいいかを伝えられる 1冊だと思います。エルマおばあさんのように旅立てたらどんなに幸せかと思いました。

 いのちの贈り物 犬、猫、小鳥、そして夫へ
              写真、文 大塚 敦子     岩波書店


   HIV感染を知ってから、生を終わるまでのジェニーの4年間を綴った1冊です。 さまざまな試練に直面しながらも決して希望を捨てない姿、ことばを超えた動物との絆、 残された夫のための癒しの時間が描かれています。
 「どう生きるか」を考えさせられた大切な本です。

★ あなたの天使がいるところ こころのチキンスープシリーズ14
                              ダイアモンド社

  こころのチキンスープシリーズの動物版もとっても素敵なのですが、この1冊も心温まる 素敵な本です。ここに出てくるのはごく普通の女性たちなのですが、ささやかなやさしさが 出会った人の人生を変えて、大きな実を結ぶ物語です。
 思いがけない場所で、思いがけないときに、救いの手をさしのべてくれる天使との出会い。
 この世界のどこかに「あなたの天使」がいることを信じさせてくれる手助けになれば・・と あとがきは結ばれています。

★ グリーフカウンセリング 悲しみを癒すためのハンドブック
                   J.W.ウォーデン  川島書店

   愛する人、親しい人の死の悲嘆についてそのプロセス、課題について解説しています。セラピスト、カウンセラー、教育、福祉に携わる人間的援助関わる人向けに書かれた本ですが、普通の人にもわかりやすい内容でした。
 人やペットの死の悲嘆にも共通点があることを知りました。
 また、その悲嘆が複雑化する理由など自分の心を知る上で役にたった1冊です。

★ わすれられない おくりもの 
              スーザン・バーレイ 作・絵 評論社

   
  今から10数年前に出会った絵本です。東京電力のキャラクターで知られるスーザン・バーレイさんのかわいい素敵な絵本です。
  森の老賢者のような存在のアナグマさんは、そろそろ自分の先は長くないと悟りました。みんなにお別れの手紙を遺して旅だった
アナグマさん。
 あまりの悲しさに森の皆は途方にくれます。
 そんな日々の中、皆はアナグマさんが遺してくれた宝物に少しずつ気づいていきます。とてもこころあたたまる作品です。
 この本もよく贈り物にしています。(^^)

★ アナグマさんはごきげんななめ
   アナグマのもちよりパーティ
      ハーウィン・オラム文・スーザン・バーレイ絵 評論社

   わすれられないおくりものの続編です。
   アナグマさんと森の仲間達のあたたかい友情を描いた2冊です。こころがほのぼのとして、わすれかけた大切なことを思いださせてくれる本です。
  

            ペットロスの部屋に戻る


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送