ペットロス関連の本の紹介
天国からきたねこ 河原まり子 岩崎書店
著者の渡辺さんがご自分のペットたちとの出会い、思い出、お別れを綴った1冊です。同じ飼い主としての立場から共感できることばの数々が心を揺さぶり、癒してくれました。 愛犬のゴールデンレトリーバーのレイアちゃんとの予期せぬ突然のお別れによる ショックと悲嘆・・・そこから血のにじむような努力をなさって立ち直ったカタリナさんの心の記録です。るんば自身も愛犬を突然の事故で亡くしたため、まるで自分自身のことのように感じ、本の中のカタリナさんと一緒に悲しみ、そしてそのことばに癒されました。 ペットロス掲示板でアツ吉のお姉さんが教えてくださった本です。 グーが家にやってきたときや、毎日の暮らしのエピソードを「グーはこんな犬〜」というようにひとつひとつかわいいイラストつきでお話が進んでいきます。犬と暮らした事のある人なら、「うちもそうそう!」というエピソードがいっぱい。いつのまにか笑顔になってしまいます。 「公園のベンチに座るとぼくのひざのところに頭のっけてくる」というところで、泣きそうになってしまいました。ノエルさんがいつもそうしてきたから。最期、ぐーは病気で天国へ旅立ちます。そのぐーの様子や飼い主さん、家族の気持ちが素朴な言葉でじ〜んと胸にきました。ぼろぼろ泣いてしまいました。でも、とてもあったかい涙。ほのぼのした気持ちになりました。犬との暮らしの中の「大切なこと」を沢山見つけられる感動の本です。 ★Kuroさんのおすすめ本 ペットロス関連の本として私が感じ入った本を2冊。
|
ペットロスの立ち直りに役立った一般の本 ★ さよなら エルマおばあさん 写真・文 大塚 敦子 小学館 エルマおばあさんはお医者様から病気で長くは生きられないと言われました。 この本は、おばあさんの愛猫スターキティが語る最後の1年間の記録を描いた写真絵本です。おばあさんの穏やかな1年間を家族と動物たちが暖かく支え、「最後の贈り物」を遺して 天国へ旅立つお話はとても感動的です。お子さんに「死」をどう教えたらいいかを伝えられる 1冊だと思います。エルマおばあさんのように旅立てたらどんなに幸せかと思いました。 ★ いのちの贈り物 犬、猫、小鳥、そして夫へ 写真、文 大塚 敦子 岩波書店 HIV感染を知ってから、生を終わるまでのジェニーの4年間を綴った1冊です。 さまざまな試練に直面しながらも決して希望を捨てない姿、ことばを超えた動物との絆、 残された夫のための癒しの時間が描かれています。 「どう生きるか」を考えさせられた大切な本です。 ★ あなたの天使がいるところ こころのチキンスープシリーズ14 ダイアモンド社 こころのチキンスープシリーズの動物版もとっても素敵なのですが、この1冊も心温まる 素敵な本です。ここに出てくるのはごく普通の女性たちなのですが、ささやかなやさしさが 出会った人の人生を変えて、大きな実を結ぶ物語です。 思いがけない場所で、思いがけないときに、救いの手をさしのべてくれる天使との出会い。 この世界のどこかに「あなたの天使」がいることを信じさせてくれる手助けになれば・・と あとがきは結ばれています。 ★ グリーフカウンセリング 悲しみを癒すためのハンドブック J.W.ウォーデン 川島書店 愛する人、親しい人の死の悲嘆についてそのプロセス、課題について解説しています。セラピスト、カウンセラー、教育、福祉に携わる人間的援助関わる人向けに書かれた本ですが、普通の人にもわかりやすい内容でした。 人やペットの死の悲嘆にも共通点があることを知りました。 また、その悲嘆が複雑化する理由など自分の心を知る上で役にたった1冊です。 ★ わすれられない おくりもの スーザン・バーレイ 作・絵 評論社 今から10数年前に出会った絵本です。東京電力のキャラクターで知られるスーザン・バーレイさんのかわいい素敵な絵本です。 森の老賢者のような存在のアナグマさんは、そろそろ自分の先は長くないと悟りました。みんなにお別れの手紙を遺して旅だった アナグマさん。 あまりの悲しさに森の皆は途方にくれます。 そんな日々の中、皆はアナグマさんが遺してくれた宝物に少しずつ気づいていきます。とてもこころあたたまる作品です。 この本もよく贈り物にしています。(^^) ★ アナグマさんはごきげんななめ アナグマのもちよりパーティ ハーウィン・オラム文・スーザン・バーレイ絵 評論社 わすれられないおくりものの続編です。 アナグマさんと森の仲間達のあたたかい友情を描いた2冊です。こころがほのぼのとして、わすれかけた大切なことを思いださせてくれる本です。 ペットロスの部屋に戻る |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||