猫泌尿器症候群・尿路結石について〜るんば
                           (2003.7.28)


<症状>

★何度もトイレに入り、少量のおしっこをして時には尿に血が混じることがある。

★排尿のときに苦痛の鳴き声をあげる。(猫では便秘と間違うことがある。)

★排尿時いきみが強く、嘔吐することがある。

<結石とは?>

 
泌尿器疾患のなかでも一番多いのは、細菌性の膀胱炎。
 血尿を伴う膀胱炎は、抗生物質や化学療法剤を投与して細菌を治療すれば、ほぼ1週間で症状が好転することが多い。
 しかし膀胱炎を起こすと、細菌が増殖することによって尿のpHがアルカリ性になり、尿中のミネラルの結晶が出やすくなる。これが砂粒状の結石となり、膀胱から尿道に流れ出て詰まる事もある。完全に詰まると尿は1滴も出ず、尿毒症を起こして大変危険な状態になる。
 尿路結石(膀胱・尿道)はメスに多く見られるが、これはメスの尿道がオスより太くて短く、外部から細菌が侵入しやすいためである。ただし膀胱結石は、小さな結石なら排出し、膀胱に滞りにくいことが特徴。逆にオスでは結石ができにくいかわりに、小さな結石でも尿道につかえて排出されにくく、治療が困難となる。

<結石のできる部位>
 

 
結石は膀胱のほか、腎臓にできることがある。膀胱炎ではないのに尿に血が混じる、食欲がなくなる、嘔吐するといった症状がある場合は、注意が必要。

<結石の予防>

 食餌はマグネシウムの少ないものを与え、なるべく水分を摂らせるように気をつける。特に冬場は結石になりやすいので、食餌する場所には必ず水を置いてあげる。
 また、排尿を我慢させないことも大切。猫の排尿状態には日頃から充分気を配るようにする。

注)メリアル・ジャパン(株)の健康ハナマル手帳を参考にさせていただきました。

参考サイト

All About Japanの猫泌尿器症候群のページ

 
こちらの猫の病気・下部尿器症候群のページがとても参考になります。

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