
写真A |
step 1
まずは、愛犬をリラックスさせてあげましょう。
無理強いすると緊張から筋肉が収縮して出なくなってしまうので、
愛犬が比較的落ち着いていると時に行うようにしましょう。
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写真B |
step 2
尿を搾る時の姿勢としては、写真A がおすすめです。
写真B でも出来なくはないですが、筋肉が完全に緩まないので
膀胱を圧迫した時、排尿がスムーズではありません。 |

写真C
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step 3
横たわっているとき、下側の足を前へ、上側の足を後ろにしておくと
下側の足の大腿骨が(手で押したとき)、ち
ょうど膀胱を挟んだような状態になります。
step 4
尿を受ける為のシートなどを敷いておきます。
尿が排泄されて、足や体が濡れてしまうと、不快感から動こうとするので
体が濡れないようシートの敷き方には、配慮してあげてください。 |
写真 D
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step 5
圧迫する位置は、指で触って肋骨が感じられなくなった所から大腿骨の間で、
背中側には筋肉がついていますから、軽く指で押してみて硬さを感じない
一番やわらかい部分ということになります。写真 D ○で囲んだあたりです。 |

写真 E |
step 6
圧迫する時は、手の平より手の甲を使ったほうが楽にできます。
点で押すと犬が痛みを感じるので、できるだけ広い面積に圧力がかかるよう
押していきます。 また、力任せに押すとどうしても必要以上の力が入ってしまうので、
手を固定した状態のまま、ゆっくりと体重をかけるようにして押すと良いでしょう。
大型犬の場合は両手で、小型犬の場合は片手でも十分だと思います。
尿がたまり膀胱が満杯の状態では、軽く押しただけでも勢いよくでます。
あまり膀胱内が満杯ではない状態から搾り出すときは、ゆっくりと体重をかけていき
十分に圧力をかけたまま背骨側へと、押し上げるように圧迫します。
尿がうまく出なければ、体重を右手にかけたり左手にかけたり、微妙に力のかかる位
置を 変えながら圧迫を続けます。 じわじわと尿が流れ出てくるようになったら、押す位置と力加減を固定したまま
出し切らせます。何度か繰り返すうちに、何処をどの位の力でどのように押せば尿が出るのか、自然にわかってくるようになります。
(写真E )
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