Memories of Fang                
                1990,1,30〜2003,8,9

ファングの13年の生涯の中で、私と過ごした2年7ケ月の想い出です。 


10歳のボクは、ずっと住んでたおうちからボランティアさんの所へ行くことになった。
ボクには理由なんてさっぱりわからないけど、もう大好きな家族と一緒には住めないんだって・・・
こうしてボクは、新しい家族が現れるのを待つことになったんだ。
でも、年寄りのボクを迎えてくれる人なんて、本当にいるのかなぁ?


 ある日、ボクの前にNAOって人がやって来た。
ガリガリに痩せた年寄りのボクなのに、とっても気に入ってくれてボクはNAOのおうちへ行くことになったんだ。

 初めて行ったNAOのおうちで、ボクはテーブルの上の「ネギトロ」を食べちゃった!いけない事をしたのに、誰もボクを叱らない。ネギ中毒にならないかってボクのことを心配してくれたんだ。

 新しい家族。優しい家族。ボクはすぐに大好きになった。
 この日からボクは、「ファング」って名前になったのさ。



 NAOはボクと一杯遊んでくれるんだ。追いかけっこは、すごく楽しい。
いつもボクが鬼なんだけど、NAOは足が遅いからすぐに捕まえちゃうんだ。



 NAOの手を噛んじゃって、ボクは叱られた。
 あんまり楽しかったから、つい調子に乗っちゃったんだよね〜。
 怒ったNAOはとっても怖い顔になる。でも、絶対にボクを叩いたりしないよ。
だから、ボクも素直に反省するのさ。ごめんなさい・・・




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