2003年
3月12日 |
チャコとココアにおいしい骨の燻製をあげる。固くて割れなかったので大丈夫だろうといつもの2倍くらいの量をそのままココアへ。
おばあちゃんのチャコは心配なので軟骨などの柔らかい部分をいつもの量よりやや多めにあげた。その後、チャコは下痢もなく元気。
夜、2頭にいつもの量のごはんをあげる。このとき、ごはんを控えなかったのもいけなかった・・・
★その日のココアごはん〜まぐろおじや
約18キロMIX犬2頭・1.5食分
まぐろ切り落とし(骨なし)〜250g
大根〜100g じゃがいも〜60g
ブロッコリー〜40g 生姜〜少々
乾燥かぼちゃパウダー〜10g
昆布粉〜小1/2
すりゴマ・きな粉・ビール酵母〜大1ずつ
|
3月13日 |
朝の散歩で1回目のうんち正常。少しして2回目。白くてやや軟便。普段,2回続けるのは滅多になく、このころからお腹があやしかったと思われる。本犬は一応元気。
★朝ご飯〜2頭とも昨日のまぐろおじや
夕方の散歩でココアのゲイリーが発覚!3回も水溶性のゲイリーが。今日はまぐろおじやはお休みして、ビール酵母入りのカスピ海ヨーグルトで様子をみることに。本犬はいたって元気。
★ココアごはん〜おなか対策カスピ海ヨーグルト
カスピ海ヨーグルト〜100cc
リンゴ酢〜小匙1
蜂蜜〜小匙1/2
ビール酵母〜小匙1
夕方、ごはんを抜いてヨーグルトのみの後は下痢も治まったので、安心してすこし缶詰をあげたのがまずかった。その後12時までに下痢を3回。さすがに気の毒なので市販の下痢止めをあげて夜中に治まり,朝まで。
|
3月14日 |
朝,トイレに行くと軽めの下痢がでてしまったので、お散歩は休んでゆっくりさせることに。食欲・元気もあり熱もなさそうなのだが心配。主治医の先生が休診で1日様子をみることに。
★朝〜ビール酵母とリンゴ酢、はつみつ入りのヨーグルトをほんの少し食べたが下痢〜。
この頃から粘液便が出始め、腸壁を傷つけている恐れが・・・(汗)
方針を変えて水分のみ補給することに。鶏ムネ肉を煮たスープを少し薄めて2時間おきに少しずつあげる。以後、夕方まで下痢は治まっている。このままごはんはお休み。
2時間おきに水分だけでも・・とスープを与える。本犬は元気で食欲がありそう。
★夜〜下痢がおさまってるので鶏ムネ肉を少し入れたスープを2回にわけてあげる。
朝まで下痢はなし。 |
3月15日 |
ココアと動物病院に行って来た。元気で食欲もあり、出かける前のうんちもやや固まってみたものの、血液が混ざっているような便・・。
<原因>
3日前に骨のおやつをあげたことを話すとそれがやはり原因だったらしい。最近、ホームセンターなどでも大きな骨のおやつを置いていて,歯が欠けたゴールデンや骨がお腹につまって閉塞をおこして手術したチワワさんもいたとのこと。骨のトラブルが多いのであげないほうがいいかも〜と先生。
消化できる子も多いけどトラブルやリスクもあること、犬のよって合わない子もあるかから考慮が必要とのことだった。犬の胃酸は強力で、骨の固まりも少しずつ溶かして消化していくけれど、その間に消化不良を起こしたり、骨が腸壁を傷つけることも多いらしい。
<ココアの場合>
検便の結果、出血もあってかなり腸管を傷つけたらしい。
触診の結果はお腹に詰まっている心配はないとのこと。安心。体重は少しへって17.1キロ。
下痢止めの注射をして3日分のお薬をもらう。
★フェロベリンA
<分 類> 下痢止め薬。
<一般名 >塩化ベルベリン、ゲンノショウコウエキス
<効果・効能 >・下痢を止める働きのある薬です。
<気をつけてほしい副作用 >
・ときに便秘になることがあります。下痢が止まったら、服用を中止して下さい。
<注意してほしいこと> ・下痢をおこす元の病気を良くしているわけではありませんので、発熱、吐き気、血便などを伴っていたり、症状が改善しないときなどは、早めに受診して下さい。
<メーカー 製造>:鐘紡(株)、発売:カネボウ薬品(株)
*ネットで調べてみました〜。
ともあれ、ごはんも7分目くらいあげてもいいとのことで、よかったね、ココア。今は食べながら治す方向にかわっているそうである。
何より、私の安心料になった今日の診察。ほっと一安心である。
★ココアごはん〜鶏おじや
鶏ムネ肉〜100g
ごはん〜1杯 卵〜1コ
乾燥かぼちゃパウダー〜10g
しょうがすりおろし
ビール酵母・すりゴマ・きな粉〜大1ずつ
以上をことこと煮たお腹対策おじや。
いつもの半分をぱくぱくいただきました〜。
今の所、お腹はだいじょぶ。 |
3月16日 |
ココアのお腹がほぼ完全復活!今朝のうんちもいい感じだった。しつけのレッスンを念の為お休みして家でのんびり。
今日からごはんもいつもの量パクパク食べて、下痢止めはストップした。便秘になったら困るので。今度のときに為にこの薬は取っておこう。やっぱり先生の薬は効くのだ〜。代わりにビフィズス菌などお腹にイイ菌が入っているビオフェルミンを少し続けることにした。
午後からは雨。お散歩はお休み。お腹いっぱいでぐうぐう寝ているここあっちである。(^^)
★ココアごはん〜鶏野菜おじや
約18キロMIX犬2頭1・5〜2食分
鶏ムネ肉〜220g
大根〜100g(消化にいい)
ニンジン〜30g (すりおりす)
乾燥かぼちゃパウダー〜10g
キャベツ〜少々
ごはん〜2杯
すりゴマ・きな粉・ビール酵母〜大1ずつ
野菜は全てみじん切り。ぱくぱくいただきました。
|
反省点&今後気をつける点 |
★今までお腹をこわしたことが滅多になかったので過信したこと。
★おやつをあげたとき(特に骨)はごはんを控える事。
★骨のおやつはトラブルが多い〜消化不良・腸閉塞・肛門につまる。できれば与えない方がいいという先生のアドバイス。
★私は,絶対にあげるな!という訳ではないと思うのだが、与え方に充分注意が必要と思う。1本を1度にあげるのではなく、2・3回にわけて食べさせる。食べているときは塊を飲み込まないように必ずそばにいる。小さくなったらとりあげる。その後のごはんを控えるなど。下痢になってないか注意する。病院に行ったら骨を与えた事を必ずつたえるなど。
★特に注意が必要なおやつ〜骨、牛皮のガム・牛のひづめ
詰まると手術が必要。のどに詰まって窒息の恐れも。腸につまると下痢・嘔吐・食欲がまったくなくなるなどの症状がでる。レントゲンでうつらなかったり、原因が特定できない場合はバリウム検査も必要。どの場合でもすぐに処置してあげないと命にかかわるので下痢と併発の症状に十分注意して,食べたもの、症状、遊んでいたおもちゃ、周囲の環境(石をのむこともあるよ)などの情報はすべて先生にお伝えしよう。
<今回考えた事>
小石を飲んだ子犬、靴下やストッキングを飲んでしまうゴールデン・焼き鳥を串ごとたべちゃった犬もいっぱいます。
私は愛犬をノエルをカーペットの誤飲による腸閉塞で亡くしています。その事故が起きる前もアイスクリームを棒ごと丸のみしたり、歯ブラシをたべちゃったり色々ありました。犬は何を食べてしまうかわかりません。まさか!というものがお腹にはいっていることも・・普段から周囲にあるもの・おもちゃ・食べ物、物の破損状況、愛犬の体調に気を配って守ってあげてください。
あなたの判断ひとつで命が守れるかもしれません。大事にしてあげてくださいね。(^^) |