猫の病気と予防について

ここでは、猫がかかりやすい病気とその予防・健康のことを載せています。
今では、ワクチンもあり恐ろしい伝染病もかなり予防できるようになりました。
大切な愛猫のためにワクチン接種について知っておいてください。


★外部・内部寄生虫〜犬猫に共通した寄生虫にについて

寄生虫名 症状 予防法 体験談
ノミ、
ダニ、耳ダニ
ノミ〜イヌ・ネコに寄生したノミによる皮膚炎・かゆみ・発疹。
マダニ〜公園の植え込み、芝生などからイヌの毛に付着し、吸血。小豆大に膨らむ。マダニを取る時は決してつぶさないようにする。地域によっては、バべシアや野兎病などの中間宿主となる。
耳ダニ〜耳垢を食べるダニが寄生し、黒褐色の悪臭ある耳垢がたまる。イヌ・ネコはかゆみのために耳をかいたり、振ったりする。
ノミ、ダニの駆除薬には、毎月皮膚に滴下するタイプがおすすめ。皮膚に浸透して1ヶ月有効。卵と成虫の両方を予防する。
ノミとり首輪、ノミ取り粉は、イヌ・ネコが誤ってなめたり、食べたりして中毒を起こしたり、死亡する事故につながることもあるので注意が必要。
耳ダニは、感染している動物と接触することで移るので接触を避け、病院で耳掃除をしてもらい駆除薬を入れてもらう。根気よく通院が必要。
るんば家の猫たちは、毎月フロントラインを皮下に滴下しています。

アドバンテージはノミのみ予防(成虫、卵)、フロントラインはノミ、マダニの予防(成虫、卵)、プログラムはノミの卵、幼虫を駆除して予防するそうです。
消化管内寄生虫
回虫〜ミミズを白くしたような5〜7センチの丸みをびた虫。子犬、子猫のおなかのふくらみや糞便中に排出。嘔吐、下痢など。
鉤虫〜糸くずのような1〜2センチの白い虫が小腸に寄生。重い腸炎と貧血。
鞭虫〜長さ5〜7センチで盲腸に寄生。軟便、貧血、脱水。
条虫〜ノミが媒介。便やお尻ににごま(ウリ)のような変節がみられることで唯一肉眼で発見できる。猫にも多い。
お尻を地面につけて前進したり、しきりに気にする。
全て検便によって虫卵の有無を確認後、それぞれに合わせた駆虫薬や皮下注射によって駆除する。
子犬、子猫の場合、母親から胎盤感染によって生まれつき虫をもっている場合もあるため、新しく家族に迎えたときは、健康診断時に検便がおススメ。
るんば家のサビ猫、ビーちゃんが条虫に感染!何やらビーちゃんの寝ていた布団にごまのようなものがぽろぽろと落ちている!?
条虫じゃ〜!
駆虫薬を投与後、毎月のみ予防をはじめたのでした。
猫フィラリア症 猫のフィラリア症には下記のページを参考にしてみてください。
杉並獣医師会
猫のフィラリア症について
犬に比べて、感染率が低く、成虫になる確率も低いと言われています。蚊の密集地帯では稀に感染してしまうケースもあるようです。
猫を飼っている地域が蚊の発生率が高く、外へ遊びにいく子の場合は、獣医さんと予防についてご相談してみるといいと思います。
室内飼いの猫の場合は感染の危険性は低くなると思われます。(犬の場合は感染すると必ず成虫になりますのでちゃんと予防してください。)
 


猫の病気の予防


予防に勝る治療法はないとある本に書いてありました。
今では、混合ワクチンによって命にかかわる恐ろしい伝染病から愛猫を守る事ができるようになりました。
ここからは、ワクチンで予防できる病気についてお話したいと思います。
簡単な猫の健康を守るための方程式です。ココアの通ってる病院の診察手帳に書いてあったものです。

猫の健康方程式
生後日数   備考
25日目 検便   
30日目 検便離乳開始→55日目くらいまでに終わらせる。   
40〜60日目 検便、猫3種混合ワクチン1回目接種
(2回目の追加接種は3〜4週間後で以降毎年1回)
高齢、病気治療中、アレルギー体質の場合、ワクチンは体の負担になる場合もあるので、先生と良くご相談してください。
90日目〜5ヶ月目 検便    
7ヶ月目 歯の検査
避妊・去勢は5〜6ヶ月目に。
うちの猫たちは。成猫で保護した時点でワクチン・検便・駆虫・避妊・去勢を行っています。
そのときの血液検査でエイズ・白血病の有無も調べました。
10ヶ月目 7〜10ヶ月目くらいに発情が始まります。   
7歳 7歳以降は食事を良質のたんぱく質を混ぜる。   
7〜12歳 年に1回精密検査を受ける。   
13歳以上 年に2回の精密検査を受ける。   


ワクチンで予防可能な病気〜動物病院でいただいたパンフレットを参考にさせていただきました。
どうしてワクチンを打つの?

子猫は母乳を通して親譲りの免疫(移行抗体)を持っているので病気に対する抵抗力があるのですが、それは長く持って生後2〜3ヶ月しか
続きません。
この免疫が切れる無防備な時期にワクチンを接種することで、命を脅かす恐ろしい感染症から身を守り、確実な免疫を身につけることが大切です。

まれにワクチン接種で副作用が出る場合があります。
高齢、病気治療中、アレルギー体質の場合は体の負担になる場合もあります。
獣医さんの説明をよく聞き、相談の上で接種してあげてください。


ワクチンを打つ時期は?

まず、動物病院で健康診断をしてもらいます。
検温、診察、元気、食欲を確認します。
生後2ヶ月くらいのときに1回目、その3週間後に2回目を接種し、その後1年後に追加接種をします。
ワクチンを打ったその日は安静にし、5日くらいはシャンプーを控えます。
免疫抗体ができるまでに2週間くらいかかるといわれています。
それまでは、他の猫との接触、外出は控え、十分に気をつけてください。



ワクチンで予防できる病気

病名 症状
猫ウイルス性鼻気管炎 いわゆる猫の鼻かぜ。
ヘルペスウイルスが病原体です。せき、発作的なくしゃみ、40度以上の発熱が主な症状。はじめは鼻水や目ヤニが出て、症状が進む食欲が無くなる、下痢をする、脱水症状を示すようになる。放っておくと肺炎をひきこして死亡することもある。
子猫だけでなく、成猫にも感染する。妊娠猫だと流産することもある。
猫カリシウイルス感染症 いわゆる猫のインフルエンザ。
かかりはじめはくしゃみ、鼻水、発熱など猫ウイルス性鼻気管炎に大変よく似ている。症状が進むと舌や口の周辺に潰瘍ができる。また、2次感染が起こると肺炎を併発して死亡することもある。
この2つの病気は混合感染し発病することが多いので、ふつう1つの病気として対処する方法がとられる。
猫汎白血球減少症
(猫パルボ)
いわゆる猫パルボ。
白血球が極端に少なくなる病気で、パルボウイルスという小さなウイルスが病原体。感染すると、高熱、嘔吐、ときには下痢が始まり、脱水症状となる。のどが麻痺して自分では水が飲めなくなることもある。
体力のない子猫など、たった1日で死ぬこともある恐ろしい病気。従って病気の様子を見るというゆとりはなく、予防が大切である。
3種混合ワクチン 上記の3つの感染症の混合ワクチンがあります。
猫白血病ウイルス感染症 猫に白血病をおこさせるウイルス。このウイルスに感染すると血液系を腫瘍化(白血病・リンパ肉腫)してしまうだけでなく、免疫を作るリンパ球を侵し、免疫不全をおこさせ、他のウイルス疾患や細菌感染に対する抵抗力を減退させる。
骨髄では造血細胞を破壊して貧血や白血球減少症をおこす。
免疫不全から引き起こすさまざまな感染症の問題、腎臓などに与える影響など多くの症状があり、発病すると助からない深刻な病気である。

ウイルスを持っていても発病していないキャリアの猫と
体をなめあったり、同じ食器で食事を食べたり、母猫の母乳を通して感染することがある。

この病気単独のワクチンがあります。
血液検査で感染の有無を確認してからの接種した方がいいと思います。


ワクチンで予防できない病気

病名 症状体験談
猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ) 下記の猫のエイズのページを参考にしてください。

杉並獣医師会 猫エイズについて

 るんば家のこたくんもエイズ陽性です。(白血病は陰性)今の所検査後4年経過、発病無しで元気にしています。エイズがわかってからは完全に室内飼いにし、ストレスをかけずにのんびり過ごさせています。
エイズは噛みつきなどのケンカで感染することが多く、
同居猫どうしのケンカには注意をしています。幸い、ケンカはほとんどなく、他の猫と一緒にのんびりすごしています。定期的に他の猫の検査も必要かと思います。
エイズに感染していたといっても悲観せず、のんびりゆっくり猫と接してあげることが大切だと思います。
猫伝染性腹膜炎 下記のページを参考にしてください。

CATS 猫伝染性腹膜炎

るんば家の初代の猫のミーシャは腹膜炎で亡くなっています。(私が嫁にくる前)
ミーシャはノラネコでとても栄養状態も悪く小さかったそうです。そういった環境が腹膜炎を発症させたのではないかと考えられます。
検査後、FIPであることがわかり、治療法もないといわれたため、家で最期まで診てあげることとなりました。
腹水ではれたお腹で苦しそうだったミーシャの最期の
お水と大好きだった生しらすを食べさせてあげたそうです。今でも義母の部屋にはミーシャの写真が飾ってあります。

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