Kさんとしょうへいくんの知恵袋  
                           (2002.8.29)

 「ターミナルケアについて」で紙オムツとペットシーツを使って、うんちのもれを防ぐアイディアを教えてくださったKさんから、また知恵袋をいただきました。(^^)

 寝たきりになって介護が必要になったしょうへいくん(MIX犬)との生活で、獣医さんから聞いた知恵だそうです。
 あまり動く事がなくなったしょうへいくんに、少しでも栄養がつくようにと消化にいい高栄養の缶詰をずっとあげてたそうです。
 そうしたら、しょうへいくんの下痢がずっと止まらなくなってしまい、病院に連れていったそうです。
そうしたら、しょうへいくんの体があまりカロリーを必要としていなく、かえって消化できなくて下痢になってしまっているとのことでした。
 缶詰を止めて普通のカリカリのドッグフードに代えるようにアドバイスをいただき、そのようにしたそうです。しょうへいくんの下痢はぴたりと止まったそうです。

 Kさんのご近所の方も寝たきりのワンちゃんのお世話をしていて、同じように缶詰をあげて下痢になっていたそうです。
 Kさんのアドバイスでドライに切り替えてあげたら、下痢がとまったそうです。食べずらそうだだったら、お湯でふやかしてあげてもいいかも・・とのことでした。

 私にとってもちょっと驚いたことでした。
 介護が必要で体がなかなか動く事が少なくなってきた子には、かえって消化のいい缶詰がいいような気がしていました。そのような柔らかくちょっとで栄養が取れる食事が適切な場合があっても、もっと状態が進むと体事体が栄養をさほど必要としなくなって、胃腸に負担がかかるとのことでした。
 その子の状態に合わせてちょっとフードを変えてあげることで下痢がとまることもあるんだな〜と思いました。
 下痢をするのは、ワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても辛いものです。いいうんちがでるとそれだけでも嬉しいですよね。

 その子その子で状態も違うと思いますので、必ず先生にご相談してからフードの切り替えなどをしてみてくださいね。

 しょうへいくんは、寝たきりになっても台車に乗せてもらったり、お手製の吊リベルトでお腹を支えてもらったり、お手製車椅子でお散歩にいったりしていたそうです。
 お外にでると目も輝いて生き生きとしてとても元気になったそうです。
 刺激のある生活は、介護が必要な子にも大切!とKさんはおっしゃっていました。
 「自分がこの子の立場だったら、何をしてもらいたいだろう?」をいつも考えて実行してあげてるだけ〜とKさんは明るくおっしゃいました。
 その思いやりが介護を支え、ワンちゃんを元気にするのかな?と思いました。(^^)

 Kさんの手厚い介護のもとで、しょうへいくんは穏やかに天国へ召されました。とてもしあわせだったと思います。
 私もKさんのように大切な我が子を看取ってあげたいと心から思いました。

 色々教えてくださったKさんとしょうへいくんに、心からありがとうと言いたいです。本当にどうもありがとうございました。

 しょうへいくんは、今ごろ虹に橋で元気に飛びまわっている事と思います。(^^)

                                                                                     るんば





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