ランディの吠え掛かりを直すための、悪戦苦闘?を始めて2週間。 かなりの進歩をとげています! 明らかに怪しい?動きをしている人(川釣りのおっちゃんとか)や、話しかけてくる人には、ちょっと吠えるけど、以前のように飛びかかろうとしたり、始終吠え続けることはほとんどなくなった。 ただすれ違うだけの人にはほとんど吠えなくなったしね。 今日の朝はなんと、知らないおっちゃんに話しかけられ、立ち話ができちゃった! 前だったら、ずっと吠えてるランディの声で相手の声は聞こえないし、飛びかかろうとするランディを抑えるのに必死で、話しどころではなかったのに・・・。 しかも、おっちゃんと話している間、ランディはおとなしくオスワリしている。 やっぱり、こちらが真剣な態度をしめせば、犬はちゃ〜んとその思いに答えてくれる。 なんて素晴らしいんだろう(感動)
本当にこの2週間でランディは変わった。そして、私自身も変わっていることに気づいた。 最近ランディの散歩をしていると、以前とは違う人の目を私は感じるようになった。確かに以前から、ランディを連れてると人から見られることはよくあったことだが、それは「大きい犬だな」とか「怖そう」とか「かっこいい」とか・・・ランディ自身に向けられる目だった。 それが、私への目に変わったような気がする。 理由は簡単。私がランディと喋りながら歩いているから・・・ 何しろ、ランディと歩く1時間、私は何かしら話している。 ランディも、顔は前を向いていても耳はしっかり私の言葉を聞いている。 そして、たびたび私の顔を笑顔で見上げて、楽しそうに歩く。 他人からみれば、犬を散歩させながら一人で喋っている変な女に見えるのだろうな(汗) でも、ランディは私との会話をしながらのお散歩を楽しんでいるし、私自身も楽しいからそれでいいんだ。
よく店でも、引きが強いから大変で散歩できない!なーんて相談を受けたり、チョークカラーを購入するお客さんがいるけど、チョークをつけたら脚側を歩けるようになるわけじゃないんだよね。チョークは、飼い主の指示を犬に伝えるための道具なんだから、伝える飼い主側が、一貫性をもった使い方をしないと犬には何も伝わらない。 私だって、訓練士みたいに上手にリードをさばけるわけじゃないけど、どういう結果を望むのかを考え、その為にはどうすれば犬に気持ちを伝えられるかを考え、誉めること、叱ること、安心できるように声をかけること、集中力が途切れないように声をかけること、などなど。いろんな事を組み合わせて応用して、それを何日も根気よく続けて、それではじめて犬がこちらの気持ちに応えてくれるものなんだと、あらためて感じた。 案外、引きが強くて散歩が大変!って悩む人は、犬との会話が足りないのかもしれない。 犬を観察することは犬の言葉を聴くこと。犬に言葉をかけるのはこちらの気持ちを伝えること。コミュニケーションがとれて、初めて一緒に楽しく歩けるのだと思う。
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No.399 |
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