2005年7月の日記


7月3日(Sun)  テトリンとデート


朝からワクワクドキドキ!今日はランディ、テトリンとデートの日。
心配していたお天気も、ここ数日の中では気温も湿度もそれほど高くなく、風もあってとてもさわやかな曇り空!犬たちにとっては、絶好のデート日和となった。

朝8時。待ち合わせの海でランディと待っていると、テトリン登場。
まずは緊張のご挨拶。仲良くできるかな?
初めこそ、ちょっと距離をとって吠えたランディだったが、大人の女テトリンの落ち着きぶりに少し安心?鼻と鼻をくっつけてご挨拶。肩の毛はいつもどおり立ちっぱなしのランディだったが、こちらの心配をよそに意外に早く打ち解けた。
大丈夫だね!ということで、テトリンとランディはノーリードでフリータイム。
ランディ、ちょっとしつこくしたのか、テトリンのご機嫌を損ねて渇を入れられキャンッと悲鳴をあげる場面もあったが、その後はテトリンのご機嫌を伺いながら、微妙な距離をとりつつも、テトリンの後をくっついてまわる。
テトリンが海に入れば、ランディも入る。
ただ、足元だけに波を受けているテトリンと違い、ザブザブ入っていっては、「冷たくって気持ちいいよ〜」とニコニコしているランディは、お尻からもろに波をかぶり足元をすくわれ慌てたりしている。一体コイツは何を考えているんだ!
ここの海は、遊泳禁止。急に深くなっているので危険なのだ。
呑気なランディが波にさらわれるんじゃないかと、私はちょっとハラハラした。

波打ち際から砂場に戻る途中、石ころがゴロゴロしている場所では、テトリンがちょっと足をあげて痛がってた。
石ころだらけの場所は、足腰が心配なテトリンにはちょっと酷だね。ということで砂場に戻って、ボール遊び。
テトリンはランディのブンブンボールには見向きもしないで、ひたすら自分のボールに集中!ランディもテトリンに遠慮していたが、ランディがテトリンのボールを奪っても、テトリンに怒られないとわかると、テトリンの為に投げたボールに向かって、横から全力疾走で横取り(^^;)ランディ、そんなことしてると嫌なヤツだって嫌われるぞ。
調子にのって、何度もテトリンのボールを横取りするランディ。言わんこっちゃない。やっぱり、テトリンを怒らせてしまいました(汗)
ガウガウ顔でランディを追いかけるテトリン。でも、この頃になるとランディもテトリンのことが少しわかってきたようで、逃げながらも追いかけられるのを楽しんでるようだった。そんなガキんちょランディに、本気で怒ることがないテトリンは、やっぱり心の広〜い優しい大人の女なのでありました!

仲がいいのか悪いのか?微妙な遊び方のテトリンとランディ。そこへ、海には明らかに似つかわしくないスーツ姿の男がやってきた!夜勤明けの旦那です。
遠くから歩いてくる旦那を見つけて、ランディに「ねぇ、ランディ!お父さんが来たよ」と教えると、辺りをキョロキョロ。「ランディ〜〜〜!」と呼ぶお父さんを発見っ!したはずなのに、ランディは知らんぷり。あぁ、可哀想なお父さん。
お水を取りに行った猫二さんが戻ってきた時、テトリンは迷わず走って迎えに行ったというのに・・・そんなテトリンを見て、ますます寂しくなっちゃうお父さんでありました。

テトリンは、私たち夫婦にとって初めて間近で見るうちの子以外のシェパード。
凛としたテトリンの姿に、始終「賢いなぁ〜、きれいやなぁ〜、美人やなぁ〜」と感動しまくる旦那。特に、テトリンがボールをポイッと人の前に投げ出し、ジーッと待つ仕草が気に入ったようで、ランディにも真似させようとするが、旦那の気持ちを知ってか知らずか、強欲に2つのボールを器用に咥えて取られまいと逃げ回るランディ。少しもジッとしていられない。
剥きになってボールを咥えて慌てて逃げるため、たぶん自分の舌を噛んだのだろう。気がつけば、口からダラダラ血を流しながら走ってる。(汗)
さすが我が息子!どこまでもおバカキャラである。

そして、楽しい時間はあっという間に過ぎ、帰りの時間。
荷物をまとめて、駐車場への階段に向かっていく私達を、テトリンとランディ2頭が並んで先導する。時々、同じタイミングで振り返ったりして、なんとも可愛らしい。
遠いところを、わざわざ遊びに来てくれて、楽しい時間を過ごさせて頂いた猫二さん一家に感謝!!
お子ちゃまランディと仲良く遊んでくれたテトリンにも感謝!!
また、機会があったら一緒に遊ぼうね!
No.390
7月5日(Tue)  ドタバタ散歩
テトリンとの楽しいデートの翌日は、張り切りすぎたせいかすっかりお疲れのランディ。
お散歩にも行かず、1日寝て過ごしました。
雨だったから丁度よかったけどね(^^;)

そして、1日寝たおかげでランディ、完全復活!
朝からさくらと一緒のお散歩で、遊んで欲しくて仕方が無いランディは、さくらに向かってワンワン吠えてアピールしながら歩く。
この時の吠えは、どんなに注意しても治らない。
ちょっとした空き地で、遊ぼうゼィ!とけし掛けたランディにさくらがついに乗ってしまい狂い始める。そんなご機嫌の激しいさくらを見て、俄然燃えるランディ。
ワンワン、ガウガウ・・・もう、誰にも止められない!
と思っていたら、空き地のご近所から、「うるさーいっ!」と怒られてしまった(汗)
でも、黙らせようと思っても2頭が黙るわけもなく、仕方が無いので私も犬達に「だまれー!」と叫んだ。しかも、犬たちよりもでかい声で・・・(^^;)
一応、飼い主が叱ってるようにしていれば、それ以上は怒られないだろう。卑怯な手段である。そして、ワンワン、ガウガウ、取っ組み合って遊ぶさくらとランディを引きながら、大声で叱ってるふりをして、そそくさとその場を去る。
やっぱり、朝の散歩はランディとさくらは時間をずらさないとダメだな!
ずっと、意図的に時間をずらしていたが、最近何故かさくらがランディが散歩へ行くのを待っているから、一緒になっちゃったんだけど・・・
やっぱり、ランディはさくらと一緒だと遊びモード全開になっちゃうからなぁ〜。
明日からは、うるさーいっ!と怒られることがないように別々に散歩に行こう!

夕方、仕事が終わってやっと家に帰れる。
今日は、何だか朝から実は体調不良だった私。旦那も休みだし、夕方のランディのお散歩は旦那に任せて、今日は早めに休もうと考えながらの家路。
家に着いた途端、気が緩んだのか急に気持ちが悪くなった。ヤバイ!
しかし、玄関ではキーボーが嬉しそうにお出迎え。いつもならちょっと出迎えご苦労と構ってやるのだが、今日はそんな余裕はない。
そして、トイレに直行!
しかし、トイレのドアの前には、さくらがドデーンと横たわっている。
「さくら、どいてくれぇ〜〜〜」と声を振り絞るが、さくらは呑気に「アオ〜ン」と生あくび。ウ〜〜〜ンと伸びをしてるさくらを強引にどかし、何とかセーフ!
そして、少しスッキリして2階の部屋に入ると、ランディの熱烈飛びつきおかえりなさい。ハイハイ、ただいま。
夜勤明けで寝ている旦那に散歩をお願いしてみたが、返事はするものの一向に起きる気配なし。
そして、ベッドにうずくまる私に、ランディは容赦なくキラキラした瞳で「お散歩、行こっ!」ビームを放つ。ランディ、お前、鬼だな・・・
「ごめんねぇ、ランディ。今日は、ちょっと無理みたい〜」と言い聞かせても、上目づかいでスピーッと鼻鳴き。くぅーーーーっ!可愛すぎる・・・
いつも、お利巧にお留守番していてくれてるんだもんね。仕方が無いっと、立ち上がりお散歩へGO!
しかし、気合だけで体調が回復するはずもなく、散歩の途中でダウン。
道端の縁石に腰掛、ランディとしばらく休憩。ランディもおとなしく座って、景色を眺めている。
「やっぱり、無理だぁ。ごめんランディ。今日はもう勘弁してください」と30分くらいでお散歩切り上げ。
ランディもいつもと私の様子が違うことがわかるのか、わがままも言わず、おとなしくゆっくり歩きで家に帰ってくれた。
今日ゆっくり休んだら、明日は治るから。
明日は、ランディ、一緒に海に行って遊ぼうね!

No.391
7月13日(Wed)  野次馬に突入〜!
夕方のお散歩。
最近、お散歩の途中でも「ボク、もうおうちへ帰る!」と動かなくなるランディが、珍しく自分から、港湾道路沿いの遠回りコースに行きたいと誘ってきた。
じゃぁ、港いこかぁ〜。とテクテク歩く。
港につくと、何やら人だかり。
ゲッ、これじゃ通れない。どうしようか?とランディと顔を見合わせる私。
しかし、来た道を戻るのもなぁ・・・よしっ!ランディ、強行突破だ!
というわけで、人だかりに近づいていく。どうやら、TVの撮影らしい。
たぶん、「港でしか食べられない猟師の味」とか何とかのたぐいの番組だろう。
私とランディが、強行突破を試みたその時は、まさに撮影中だったようだ。
野次馬たちも静かにしていたし、人だかりの真ん中の上には、マイクも見えた。
野次馬たちの中に、突入してはみたものの、みんなケイタイで写真撮ってたり、撮影の様子を見ているので、私とランディに気付いてくれない。
「すみませ〜ん、ちょ〜っと通してもらえます?」と声をかけながら進む。
ランディは、初めて囲まれる大勢の見知らぬ人間たちに戸惑い気味。
まん丸の困ったような目で、自分を見下ろすたくさんの顔をキョロキョロ見てる。
そんなランディを見て、クスクス笑い声と一緒にかわいい〜と言う声も・・・
そうだよ、シェパは怖そうに見えるけどとっても可愛いんだぞぉ〜!心の中でそう、叫びながら、「ちょっと、ごめんなさいね〜、通してくださ〜い」「ほらっ、ランディ!困ってないで、こっちおいでっ」とドンドン進む。
やっと、人だかりを抜けたと思ったら、車の陰にビーグルと甲斐犬を連れた野次馬!
お互いの存在を確認した途端に、吠え始めるランディ・ビーグル・甲斐犬!
撮影に見いっていた人だかりが、一斉にこちらに注目!
コラーッうるさい!と怒鳴って叱る甲斐犬の飼い主・ひたすらオスワリーと叫ぶビーグルの飼い主・そして、私もランディにカームッ、ヒールッ!とついつい大き目の声で指示を出す。
ありゃりゃ・・・間違いなくマイクは犬たちと飼い主の声を拾っちゃってるな・・・
拾ってるというより、あの距離で、あの声の大きさじゃ、声だけで存在感ありすぎ(汗)
こりゃ、撮影はNG。きっと撮りなおしだろうなぁ・・・
ごめんよ〜、TVクルーのみなさん!
でももしかしたら、そのまま放送されたら、声だけだけどランディ、TV初出演だな(笑)って、そんなわけないかっ!
何の番組の撮影だったんだろう?もうちょっと、野次馬根性出して、出演者とか見とけばよかったな!
No.392
7月14日(Thu)  ガムは包んで捨ててよね(怒)
今日は、私はすっごく怒っている!

夕方の散歩、久々の海で大はしゃぎで大満足のランディを家に入れてから、何故か部屋中に、庭に敷いてある砂利がポツポツ落ちているのを発見!
変だな〜?と思いながら、ランディの足裏をチェックすると・・・
なんじゃ、こりゃぁーーーーー(怒)
ランディの肉球の奥深くにガムが引っ付いている。
そのガムが接着剤のように糸を引きながら、庭を歩いた時の砂利を拾い、肉球の間にギッシリ詰まっている。
これじゃ、歩く時も砂利があたって、ランディも痛かったろう。
それにしても、これって一体どうやってとればいいんだろう???
とりあえず、汚いなぁとガムを捨てた人間に怒りながらも、ランディの足に詰まった砂利を一粒づつ爪で引っ張るように取っていく。
何とか、砂利は取り除いたものの、肉球の間の毛は見事なまでに、ベタベタの状態。
まったく、なんで、せめて紙に包んで捨てることができないのか!
このガムを捨てた人間だって、靴の裏にガムがついてイライラした経験くらいあるだろうに・・・
もう少し、他人の迷惑を考えてもらいたいものだ(怒怒)
まったく、ランディも災難だったねぇ〜。かわいそうに・・・・

どなたか、毛についたガムをキレイに取り除く方法を知っている方がいたら、アドバイスを頂きたいです。よろしくお願いします!
できれば、ランディが気にして舐めても安全な方法があるといいのですが・・・
No.393
7月20日(Wed)  吠え掛かりを直すぞっ!
このところ困ったことに、ランディはお散歩ですれ違う人に吠え掛かることが多くなった。多分、怖くて吠えるのだろうけど、吠えられた方はたまらない。
ランディだって、一応シェパード。中身はお子ちゃまでビビリだけど、ランディを知らない通りすがりの人は、襲い掛かってくる凶暴なシェパードだと思うだろう。
今日も、朝のお散歩でおっちゃんとおばちゃんに吠え掛かり、おっちゃんとおばちゃんは走って逃げた・・・

ランディが吠える理由は、知らない人が怖いから。
でも、不思議なのは、海で会う人には初対面の人にも自分から近づいて撫でてもらえるのに、歩け散歩では、全然ダメなんだなぁ・・・
ランディの場合、海で会う人はやさしい人、道で会う人は怖い人、と思っているのかな?
でも、道ですれ違う人でも、吠える人と吠えない人がいる。
まず、すれ違いざまにランディをジロジロと見る人には必ず吠える。
これは私にも理解できる。私だってすれ違いざまにジロジロ見られたら気分悪いもの。
ランディもきっと一緒なんだろう。
とはいっても、このあたりでは大型犬といえば、ラブとゴールデンしかいないから、ランディが目立っちゃうのは仕方ないか。
ただ、おとなしく脚即で歩いているランディや信号待ちで停座して待ってるランディを見て、おとなしい犬だと思うのか、黙ってすぐ真後ろまで近づいてランディに触ろうとする人がいる。
これは、やめて欲しい。ランディだってビックリするし、私だってビックリする。
驚いたランディが吠え掛かり、「何だっ!この犬は・・・」なんて顔されても、私の方こそ「お前こそ、こっそり後ろから近づいて、何なんだ?」と言いたい。
まぁ、こういう場合は仕方ないにしても、本当にただの通りすがりの人にも吠え掛かることがある。
これは、何とかしなければ・・・

やっぱり、一度チビルくらいの気迫で叱ってみたらいいかな?でも、気の小さいランディのこと、激しく叱ったら萎縮してお散歩嫌いにならないか?今だって歩き散歩はあんまり好きじゃないみたいだし・・・いやいや、もしかしたら逆効果でますますエキサイトして、吠え掛かりがひどくなるかも・・・でも、海では平気なんだから、道でも平気になれるはず!海では私との遊びに集中しているから、道を歩く時も私に集中させることができれば吠えなくなるかな?集中させるためには、どうするのがいいかな?おやつ?それとも大好きなボール?海でのお勉強みたいにキレのあるコマンドで、お勉強中の雰囲気をつくってみる?

あれやこれやと、朝からどんな方法がランディに向いているのかを考えていた。
一般的には、こういう場合、厳しく叱るという方法がとられるのかな?
でも、私はあえて、吠えたから叱られるじゃなくて、ランディに正解から教えてみることにした。
手っ取り早く、わかりやすいご褒美はおやつを使ってみることにした。
ササミジャーキーを握り締め、夕方のお散歩スタート。
歩道を歩いていると、前からおばちゃんがやってくる。
よしっ!頑張ろうね、ランディ。
ギリギリまで近づいたら、さりげなく、ランディを座らせて私に集中させながら待たせてみよう。
と、思っていたら、おばちゃん道を曲がってしまった・・・

気をとりなおして、公園にさしかかると、おっちゃん2人が立ち話中。
よーし、今度こそ、頑張ろうね、ランディ!
と思ったら、2人のおっちゃん、何か話しながら家の方に入っていってしまった・・・
何故か、気合をいれた今日に限って、犬の散歩にもあわないし、間近ですれ違う人もいない。

やっと、散歩も終盤になって、夕涼みのじーちゃんと幼児に遭遇。
じーちゃんは、幼児に「大きな犬だね〜」と話しながらジロジロランディを見ている。
ランディが吠え掛かる条件は揃ったぞ!
すれ違いざま、じーちゃんと幼児に目線を投げるランディ。その瞬間、
「ランディ、ヒールッ!」と指示をだして、私に集中させ脚即のまま通り過ぎた。
私のコマンドが一瞬おそければ、ランディは確実に吠え掛かっていただろう。
でも、我慢できたじゃん!えらいぞぉ〜。good!!!
いっぱい誉めて、ご褒美のオヤツを一口。

気合を入れた今日は、なかなかランディに正解を教える機会はなかったが、しばらくこの方法を続けてみよう。
困った子ちゃんのランディ坊や。私の思惑どおり、正解を理解してくれるといいのだけれど・・・果たして、どうなることやら・・・

No.394
7月23日(Sat)  吠え掛かりを直すぞっ!2
ランディの吠え掛かりを直すため、毎日朝夕2回、奮闘中!

初日は、気合を入れたのにも関わらず、殆ど吠え掛かる場面に出会うことなく終了!

3日目。朝は、キーボー&ゴンのお散歩とスタートが一緒になってしまい、吠え掛かり矯正どころではない。
さくらと一緒だと、遊びたくてワンワン吠えてしまうけど、何故かキーボー&ゴンとの男の子トリオでは、遊ぼうっていう誘い吠えをランディはしないから、朝の散歩でも近所迷惑になることもない。
久しぶりの男の子トリオでのお散歩。
ランディは、とっても楽しそう!
それに、一生懸命キーボーとゴンと同じようにクンクン地面を臭って、お散歩してるーって感じだ。
そして夕方、タバコがなくなったので、散歩途中にコンビニの自販機でお買い物。
sit&waitの指示に従って、おとなしくしているランディ。
買っている間、自販機の目の前の駐車スペースに車を止め降りてくる人、コンビニから出て来てランディのすぐ脇を通り過ぎる人・・・
4〜5人、知らない人がランディの近くを通り過ぎたが、吠え掛かりはゼロ!
当然、いっぱい誉めてあげました(^^)
その後も、犬やネコを見つけては、ワンワン激しく吠えては突進していきましたが、人とすれ違う時は、heelで横につけると、多少気にはするものの吠えることなく、すぐに目線を私に戻し、アイコントクトをとりながらすれ違うことができました!(^^)

4日目。朝の散歩は自宅を出てすぐの曲がり角から、急に小走りでおっちゃんが出てきました。ビックリしたランディ。昨日の優秀さはどこへやら。激しく吠えて飛び掛っていきます。私も家を出たばかりで、ちょっと気を抜いていたので、リードを少し長めに持っていたから、抑えるのに一苦労!おっちゃんに向かって「すみません」の一言を言う余裕もありませんでした。「なんだっ!」と一言、おっちゃんに怒られた(汗)
出発早々のこの出来事で、この日の朝の散歩は全然ダメ、私のコマンドは完全無視!
会う人、会う人に吠え掛かりの連続だった。
この朝の散歩中、ずっとランディを観察していたが、道を歩く姿はかなり挙動不審。
住宅が左右に並んでいる道では、1軒ずつキョロキョロしながら、「犬はいねぇか?ネコはいねぇか?」と常に警戒している。
物音がすれば、途端に背中の毛は立ち、喉の奥からガルルルーと唸り声。
子供用自転車を犬と間違えては吠え掛かり、干してある靴をネコと間違えては吠え掛かり・・・
そんな緊張の中で知らない人と出会うから、ちょっとでも不安を感じたり怖いと思った相手には、ランディの心の中で負のイメージが増長されて、ついつい吠え掛かっちゃうんだろうな。
田んぼ道では、住宅に潜む敵?が居なくて安心しているようだが、なんだかつまらなそうに見える。つまらなさそうというより、緊張の連続で疲れてしまっているのかもしれない。
なるほど!こんなに緊張感を持続させながら散歩しても、楽しいわけないし疲れるだけだよね。
だから、私と2人で行く散歩はあまり楽しそうに見えなくて、キーボー&ゴンと一緒のお散歩は楽しそうに見えるわけだ。
仲間同士大勢で歩けば、心強いし、心に散歩を楽しむ余裕が持てるのだろう。

そこで、私は考えた。
お散歩を楽しいと思う気持ちがあれば、不安や緊張を和らげてくれるだろう!ということで、夕方からの散歩では、吠え掛かりを直すお勉強プラスお散歩を楽しいものにする努力を始めてみることにした。
まずは、ほんとなら場数を踏んで慣らす為に、人が居るところや時間を選ぶのだろうが、あえて、人通りの少ない時間・人とすれ違うことが少ない道・住宅の少ない田んぼ道をコースに選んだ。それでも、何人かの人とはすれ違う。
住宅のある場所では、ランディが不安を感じたり緊張しないように、一緒にランディと楽しそうに小走りしてみたり、sitのコマンドや正面停座から脚即停座へのheel&sitのコマンドをだして、ご褒美のおやつをあげてみたり(普段はご褒美は誉めだけだった)。
この方法がよかったのかどうなのか?まだ、始めたばかりでわからないけれど、心なしか、ここ最近の中では、ランディに余裕のあるお散歩だったように思う。
そして、信号待ちのwait中、ランディと私の後ろは1.5m程広々空いているのに、何故かチャリのおばちゃんがランディと電柱の間の50cmくらいの所を通ろうとした時、私も、なんでわざわざこんな狭いところ通ろうとするかな〜、ランディが吠えたら、この距離じゃおばちゃんビックリして転ぶかもしれない・・なんて緊張が走った。
でも、私の緊張が伝わってはいけないと、小さく深呼吸して、ランディに「大丈夫だから!」といってみた。ランディも近づいてくるおばちゃんに少し緊張の表情だったが、すぐに私の顔を見て、そのまま動かず、おばちゃんをやり過ごすことができた。
えらいぞっ!ランディ!

これからも、ゆっくりゆっくり、ランディと私のペースでがんばって行こう!
No.395

るんば  2005/07/24/15:46:37   No.396
ランディ君、がんばれ〜!
毎日楽しそうにやってるね〜。もともとココアよりずっとフレンドリーの素質ありだからきっと慣れていくと思うよ。ガンバ!

7月24日(Sun)  ランディ君たいへんよくできました
ランディの吠え掛かりを直すために、私が選択した方法はどうやら間違っていなかったようだ!
もちろん、まだまだ失敗もあるけれど、今日のお散歩でも、余裕のある感じでお散歩できた。
おやつで怖い対象から気をそらす。ということよりも、お散歩を楽しもう!というのが、功を奏しているようだ。

今日は、公園横の保育園で盆踊り大会をやっていた。
大きな音で音楽が鳴り響き、園児たちが奇声をあげて走り回っている。
ランディは、大きな音やたくさんの人にも、不安や緊張を感じている様子がなかったので、「ランディ、盆踊り大会やってるよ。見ていこうか〜」と声をかけると笑顔でついてきた。ちょっとだけ立ち止まり、盆踊り大会の様子を見ていた。

保育園を後にして公園に戻ると、半年くらい前にお友達になったミニチュアダックスのミルティの飼い主のお姉ちゃんがいた。
お姉ちゃんは、小学4〜5年生くらいかな?
「あ〜〜〜〜、ランディ〜〜〜〜」と嬉しそうに声をかけてくれるお姉ちゃん。
ランディ、久しぶりの再会にお姉ちゃんのことを忘れているのか、ちょっと勢いをつけてお姉ちゃんに突進。
私は、ヤバイかな?と一瞬感じたが、お姉ちゃんの匂いをクンクンして、ミルティのことを思い出したのか、お姉ちゃんに撫でられながら、しっぽフリフリ!
お姉ちゃんと立ち話中、ずっとランディはお姉ちゃんにくっついて、可愛がってもらってました。

お姉ちゃんとさよならした後は、道端で草むしりのおばちゃんに警戒しかけたランディでしたが、すかさずheelで脚即につけ、good、goodと声をかけ、私から目線をはずして、おばちゃんの方を見て行こうとしたら、またすかさずheelのコマンド、そして、私の横に戻ったランディに大げさに、「heel上手だねぇ〜good!」。
そして、おばちゃんを通り過ぎたところで、再度「よくできたね〜!」と首や肩を撫でながら、good、goodと誉めて、ご褒美のおやつ!
ランディ、なんだか得意気な顔でした。
今日のランディ坊や、たいへんよくできました!(^^)
No.397

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