ランディは時々、寝ぼけることがある。 今日久々に、朝起きてすぐのオシッコを失敗! ランディは男の子だから、壁にシートを貼り付けて足をあげて排泄してもいいようにしてある。いつもはそこで上手にできるんだけど、寝ぼけるとシートを貼ってない場所でヒョイッとついつい足をあげてしまう。 今日は、自分の飲み水の中に命中させておった。(笑) 聞きなれないチャプチャプという水の音で目が覚めて、見るとランディがそりゃぁ、気持ち良さそうな顔で飲み水めがけて片足を上げておりました。(汗) 出すもの出して、すっきりした顔で布団に戻ったランディは、倒れこむようにまた寝始めました。 コイツ、半分、いや完全に頭は寝たままトイレに行ってるんだろうなぁ・・・ 失敗といえども、この場合、頭は寝たままでもトイレでしようとするのだから、むしろさすが!ということなのかもしれない。笑 トイレのしつけは、うちに来てすぐに覚えてくれたし、しかもほぼ完璧だった。 なーんて賢い犬なの〜と、その成長に大きな期待をしたものだった。(親ばか) でも、この寝ぼけ失敗だけは、いつになっても直らない。 こんなランディのすっとぼけたキャラが私は大好きだ!
朝のお散歩では、ランディには困った癖?がある。 草を食べるのだ。犬が草を食べるというのはよくあることだが、その食べ方がものすごくヘンなのである。 普通は、立ち止まったりして、稲科のスースーした葉っぱを選んで食べる犬が多いと思うけど、ランディは、トコトコ歩きながら、いきなり草をブチブチッとむしって、そのまま歩きながら、ムシャムシャ食べる。 葉っぱを選ぶとか、立ち止まるとか、そういう素振りは全くない。 いつだったか、他人の玄関先のプランターにきれいに咲いたパンジーをむしって食べたこともある(汗) 私は、除草剤や農薬の心配があるから、絶対に道端の草は口にして欲しくないのだが、何の前触れもなく、いつもいきなりブチブチッ〜なので、なかなか完全に防ぐことができない。 そうかといって、草のないアスファルトばかりのお散歩ではやっぱりかわいそう。 できるだけ土の上を歩く方がいいものね。 何か、草を食べる前の合図になるようなランディのしぐさを発見できればいいんだけど。 コレがなかなか難しい。
ランディはお散歩で、犬を飼ってる家の前を通るのが嫌い。 吠えられるのが怖いらしい。 ランディだって、自分の家の前を他の犬が通れば吠えるし、よその家の犬に吠えられるのが怖いなら黙って静かに急いで通り過ぎればいいのに、私の影に隠れながら進み、ここぞって場所で自分から吠えてけしかける。 特に、相手の姿が塀や垣根で見えなかったりすると緊張してしまうようだ。 海では、たった5m先を他の犬が通り過ぎても、チラッと見るだけで私と一緒に遊んでいられるし、お友達ワンコだってたくさんいる。犬が嫌いということではないはずなんだけど・・・ お友達ワンコの所にランディが勝手に行こうとしている時でも、私がストップ!カム!といえば、ランディは素直に従える。 でも、海では賢くしていられるのに、お散歩では全然ダメ。 私の言うことには、全く耳を傾けない時がある。 それでも、厳しい口調で指示を出せば、多少引っ張りも弱くなるし、振り返りながらもヒールポジションで何とか歩いたりもするが・・・ きっとお散歩ですれ違う他の犬飼いさんには、私たち、すごく怖い飼い主とすぐに喧嘩をうる凶暴な犬と思われているに違いない。 そして、ランディのお散歩風景を見たことがない海のお友達ワンコの飼い主さんからは、しつけが行き届いた賢いランディと優しい飼い主ということになっている。 ここまで、印象が違うコンビも珍しいかもしれない。 先日、初めて海でのランディを見た母にも、 「ランディって、なんで海ではあんなに賢いのに、家ではこんなにオバカなの?」と 真顔で聞かれてしまったし・・・(汗) でもね、いいのよ!これがランディだもの(^^)
そしてもうひとつ、ランディにはヘンな癖が・・・ 道を渡る時、ランディは必ず私の手を噛んで引いて行く。 まるで「ほら、早くしないと車がきちゃうよ!急いで、急いで」といったふうに。 ランディが手を引いてくれないほうが、速やかにかつ安全に渡れるんだけどね。(^^;) これも、最初はたとえ甘噛みでも人に歯をあてるのはダメ!てことで、やめさせようとしたけれど、最近はランディのこの癖が、結構可愛くて好きだったりする。 だって、道を渡り終わった後、「無事に渡れたね〜!」って満面の笑みで私を見上げるんだもの。
ヘンな癖も、オバカなところも、賢いところも、全部ひっくるめて、そんなランディが私は好きなのである。
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