2005年4月の日記


4月4日(Mon)  1階住人の定期検査


今日は1階の住人、さくら・キーボー・ゴンのフィラリア検査!
本当は、第2便で吹雪も行こうと思っていたが、思っていたより病院が込んでいた為、吹雪はまた次回。

小雨の降る中、3頭を車に詰め込み、隣家の叔母も一緒に病院へ。
何しろ、頭数が多くみんな大きいので、年に1度のこの検査の時は3人がかり。
私も「この日に病院」と予定を組んで仕事も休んでいるので、雨くらいで予定変更はできないのだ。

まず病院の雰囲気にビビリまくりのキーボーから診察。
私が診察台にあげて、NAO母と2人で保定。
その間、さくらとゴンは叔母と待合室で待機。
診察台の上で、恐怖心と緊張でキーボー固まる!
嫌がって暴れることも無く、あっという間に診察終了!

次にゴン。ゴンは、ココがどういうところなのかわかっているのかいないのか?常に嬉しそうにシッポフリフリ!
ただ、狂犬病の注射の時、キャ〜ンッ!と悲鳴をあげた。針を刺すのだから少しは痛いのだろうが、悲鳴をあげる程痛いかぁ?まぁ、ゴンはいつも少し大げさなタイプだからね。
ただ厄介だったのは、ゴンの悲鳴を待合室で聞いていたさくらが、「ゴン、どうした〜?」とリーダー犬として心配したのか吠え出してしまった!
さくらは義理人情に厚いから、リーダーとして仲間が一大事の時は「私が相手よ!」と立ち上がってしまうのだ。

そして、さくらの番。
心配していた通り、さくらは先生に対して猜疑心に満ちた瞳で睨みつけている。
そして、先生がさくらの体に触れると、奥目で睨みつけながら鼻にシワを寄せ威嚇。
キーボーやゴンは体を保定した私だが、さくらの時は顔を保定。
診察の間、常に先生の動向から目を離さず、警戒しているさくら。
異様な緊張感の中、診察も終わりに近づいた頃、先生がフードのサンプルをさくらに差し出した。ハラハラドキドキの私とNAO母。
フードを優しくパクッと先生の手からもらって食べたさくらを見て一安心。
でも、その後、フードで手慣づけたと思ったのか、先生がさくらの鼻先に手を出した!
私が先生の手の動きに気付き、「ダメッ」と言おうとしたその時、さくらがガウッ!と歯を鳴らして噛み付こうとした。
幸い、私もさくらの首を抱え、先生も反射的に手を引いたので、歯を鳴らしただけで噛み付きはしなかったが・・・危ない危ない!
冷や汗をかく瞬間もあったが、さくらも無事診察終了。

結果は、3頭ともフィラリア陰性・血液検査も異常なし!
ただ、キーボー23Kg。ゴン19Kg。さくら33Kg。
全員、肥満!
今すぐ減量しなければ健康を維持できないというわけではないけれど、ゆっくりと少しずつのダイエットは必要。
ダイエットの必要性は、常々、私がNAO母に言っているのだが、NAO母は「あげる喜び」を楽しんじゃってるから・・・。
こればかっりは、犬がどうこうではなく飼い主の心がけ次第だからなぁ。
NAO母の考え方を変えさせなければ、ダイエットの成功はない。
これが、一番難しいんだな・・・。1階の住人の体重の行方は・・・果たしてどうなることか・・・?
No.357
4月6日(Wed)  ワクチン
昨日、病院へ行ったついでの先生と私の会話。
この日のお題は、ワクチン!
まず、ランディのBUNの高値状態でのワクチン接種に問題はないそうだ!
そこで、接種するなら何種のワクチンにするかだが・・・。
この病院では6種と9種の2種類がある。
9種に含まれるレプトスピラは副作用が大きいということを聞いたことがあり、そのことについて質問してみた。
先生の話では、実際9種ではそれ以下の混合ワクチンに比べて副作用による症例が多いとデータとしてあるのだそうだ。
これは、アレルギー反応というよりは、レプトスピラのワクチン成分に元々過剰反応を示す成分が含まれているからということらしい。
ちなみに、この成分に反応しやすい犬種はダックスだということだ。
だから、この病院ではダックスには9種のワクチンは接種してしないということだった。

ちょっと余談。感染症のワクチンではなく狂犬病ワクチンの話になるが・・・。
狂犬病ワクチンの接種は、動物病院以外でも行政が公民館などで日時を決めて集団接種を行っていたりするが、この集団接種で実際にご近所犬たちが、次々と嘔吐したり、グッタリしてしまったり、全く食事ができなくなったり、突然酷い下痢を起こしたりということが去年あった。
集団接種の場合、アレルギーというよりその接種方法に問題があるのだろうが・・・。
この地域では、集団接種は1本の注射器に薬剤を入れ、その注射器で中の薬剤がなくなるまで複数の犬達に次々と接種されていく。
当然、目分量なので、それぞれの犬の体内に投与される薬剤の量は違うだろう。
個体によって体重だって違うのだから、こんなやり方なら、具合が悪くなる子が続出して当たり前か・・・。
幸い、去年集団接種によって具合が悪くなった子たちは、大事には至らず元気に回復してくれたが、今年は飼い主さんたちどうするんだろう?心配だ。

私のワクチンに関する最大の悩み。
ワクチンを打ってのアレルギー反応により重篤な状態になるリスクと、ワクチンを打たずに病気に感染して重篤な状態になるリスクと、どちらを選択するか?
これは、私はファングの時、実際にアレルギー反応を起こした経験から、結構気にしている問題なのだ。
ファングの場合、命に関わる重篤な状態とまではいかなかったが、やはり実際に自分の目の前で起こった時の不安や恐怖感は、たまらないものがあった。
ワクチンの安全性を表わすデータとして、アレルギー反応をおこす確立は極僅かということが数字で示されているが、私にとってはそのデータはあまり意味をもたない。
なぜなら、たくさんの犬の中の何割がアレルギー反応を起こし、その中の何割が命に関わる(または命をおとす)危険にさらされるかという確率ではなく、うちの子はどうなのか?という1分の1の確率が私にとっては問題なのだから。
先生の記憶では、この病院ではワクチンのアレルギーによる死亡は過去に1件あったらしい。

確かにワクチンで予防できる病気は命に関わる大変な病気が多い。
実際、ペットショップなどで仔犬を購入後、1ケ月もたたないうちに発症して死んでしまったと言う話も聞く。
では、体力の無い仔犬ではなく成犬ではどうなのか?
この病院では、成犬が病気に感染し、治療の為来院したのは記憶にないという。
私個人の経験上では、実際にワクチンでのアレルギー症状は見たことがあるが、伝染病に感染した成犬の話は身近で聞いたことがない。、やっぱり体力も免疫力もある成犬なら、アレルギーのリスクより感染のリスクの方が低いかなと思ってしまう・・・。
ただ、ワクチンを打たない方針の飼い主が、ちょっと様子を見ている間に死んでしまったというケースもあるだろうし、こういうケースはデータとして表に出てこないから、体力のある成犬ならワクチンを打たなくても大丈夫ということにはならない。

また、アレルギーのリスクや愛犬が感染するというリスクを考えることも大切だが、万が一、自分の愛犬が他の犬への感染源になってしまうというリスクも考える必要がある。
ドッグランなど、入場の際、ワクチン接種の証明書の提示を求める所もある。提示を求めないまでも、ワクチン接種が前提になっていることがほとんどだろう。
これは当然だろう。ドッグランを経営するオーナーにしてみれば、自分のドッグランから伝染病が発生したとなれば大打撃。そこを訪れた犬とその家族も、楽しいはずの思い出が命に関わる悪夢に変わってしまうかもしれないのだから・・・。
愛犬といろんな所へ出掛けたり、たくさんお友達を作ったり、犬との生活の楽しみの幅を広げるには、やはりワクチン接種は最低限のマナーともいえる。

こうして、色々なことを考えてる私は、もしかしたら考えすぎなのかもしれない。
命に関わるような病気を予防できて、地域での感染源になる危険もなくなるし、アレルギーの確率だってデータ上多くはないのだから、ワクチン打っとこ!と簡単に考えればいいのかもしれないけど、ただやっぱりその時、アレルギー症状で、顔が変わるほどパンパンに腫れてグッタリと苦しそうだったファングの顔が頭をよぎってしまう。

ワクチン接種前にアレルギーを抑える薬を投与したり、抗体を調べて、抗体があれば1年に1回の接種ではなく個体に合わせたサイクルでの接種も可能のようだけど・・・
これに関しては、私はまだちょっと勉強不足。
さて、今年のワクチン接種。我が家はどうしようかな。悩む・・・
No.358
4月12日(Tue)  ランディ、怒る!
普段からあまり「怒る」ということはないランディ。

しかし、最近、ランディ坊やは怒りまくってます!
その理由は・・・
ジュンジュンが、寝ているランディに近寄ってはスリスリするから!
初めのうちは、迷惑そうに顔を上げては体をずらして寝なおしていたランディだったが、ジュンジュンのスリスリは日を追うごとにしつこさを増していき・・・
最近では、ランディがウゥ〜〜〜と唸るようになってしまった。
しかし、唸られたぐらいで怯むジュンジュンではない。
ランディの威嚇にも動じることなく、肉球を臭ってはスリスリ〜、耳の中を臭ってはスリスリ〜、鼻を臭ってはスリスリ〜・・・
時には、ランディの顔の上にでんぐりんをかますことも・・・
そして、今日とうとう、ランディ坊やの怒り炸裂!
ジュンジュンに向かって牙を剥くほどウゥーッと唸り、頭をパクッ!
でも、今日の場合、ランディが怒るのは無理もないことなのです。
だって、ジュンジュンが私の膝の上からジャンプして、スヤスヤと寝息をたてて気持ち良さそうにしているランディの首にいきなりしがみついたのだから・・・
ランディがビックリして、ジュンジュンにウゥーと唸っても、ジュンジュンは首にしがみついたまま顔をスリスリ。
ジュンジュンは、パクッとされて、ランディの口の中に頭すっぽりハマッたままズル〜リと落ちました。でも全然平気。
ランディの顎の下で寝転がったままだった。
さすがに、ジュンジュンとランディの体格差・力の差を考えると、このままエスカレートしていくと怖いものがあるので、ランディに軽く「ダメッ!」と制する言葉をかけましたが・・・確かにランディは悪くないもんねぇ。
「なんでボクが怒られなきゃなんだよぉ」と不満顔ですねてしまったランディ、ジュンジュンを前足で蹴って転がし、その場を去っていきました。

No.359

おっかあ  2005/04/14/20:19:05   No.360
ジュンジュンの逞しさに頭が下がる
怖くないのかね〜
ラン坊、大変ねっ
でもなぜだか笑える

投票有難うね
感謝感謝です
もうしばらくご協力
お願いしますね_(_^_)_

4月23日(Sat)  海に行くと・・・


ランディは海が大好き!
今日も飽きもせず海へGO!

最近、ランディと遊んだり、お勉強をしているとギャラリーが出来るようになった。
防波堤の上を海岸遊歩道として整備されているためか、ウォーキングの人や犬の散歩をしている人が多く、足をとめてずーとランディと私たちを見ている。
ギャラリーができるほどの訓練はやっているわけでなく、基本となるいわゆる服従の訓練をしているだけなのだが・・・
あとは、投げたボールを全速力で追いかけるランディが砂埃をあげてボールを拾ったり、私がディスクのスローを練習したり・・・
田舎のこの辺では、犬を訓練している人は私自身あまり見かけないし、こういうのって珍しく映るのかな?

海へ通うようになってのもう一つの不思議な現象。
散歩中リードをつけているランディには、殆どの犬の飼い主さんが近寄ってくることはない。むしろ避けて通っていくのだが、海でノーリードになっているランディの元には、色んな犬を連れた飼い主さんが近寄ってくる。何故だ?
リードつけてるほうが安全に見えると思うのだが・・・そうではないらしい。
ボール投げや脚側・待ての練習をしている所だけを見ていると、ランディはすごく訓練された賢い犬に見えるらしく、訓練されてる犬だから大丈夫と映るらしい。
本当は、遊びモード全開で海でのお勉強は満足できる出来の時の方が少ないんだけど・・・
まぁ、その大きな勘違いをされているおかげで、ランディはたくさんの犬友達ができた。
といっても、当のランディはボールに夢中。他の犬には挨拶程度で一緒に遊ぼうと言う気はないらしい。
そんな中で服従訓練ができるので、ボールを私が持っている時だけは、私の出すコマンドに集中できるようにはなった。集中力を養うにはもってこいだ。
ただ、集中してくれるのはボールを持っているときだけ。ボールなしでも集中できるようにという課題は残る。

今日も、黒ラブのアスティーと昨日お友達になったコーギーのトド君と仲良く?海を走り回ったランディ。
今日はたっぷり1時間30分。さぁ、そろそろ帰るぞ〜とリードをつけて帰ろうとすると、ランディは「まだ、帰んないっ」と踏ん張る。
あんた、あんなに走って疲れてないの?
初めの頃は、20分も走りまわって遊んだら疲れて満足そうに家路についていたのに・・・
海に行く回数を重ねる毎に、どんどんランディの持久力が増していくのがチョット怖い。
夏になったら、夕暮れ時でも砂浜はやけどするほどの熱さになるだろうし、どんどんタフになっていくランディを何処で遊ばせてやったらいいものか・・・
新しい遊び場所を開拓するにしても、近所でとなるとなかなか難しいし、遠いと毎日は行けないし・・・
いい所を見つけられなかったら、朝と夕方の散歩を逆転させようかな。
朝は、海で4時頃から遊んで6時前に帰宅。夕方は歩き散歩。
問題は、朝から激しく動き回って職場で私の体力がもつかどうかだ!
がんばるんだ!NAO!ラン坊のために・・・
No.361
4月26日(Tue)  ジュンジュン、悲鳴をあげる


このところ平和だった我が家に久々の事件?発生!

散歩が済んだランディのお水をNAO旦那が替えて部屋に戻ってきた。
ドアを閉めようとしたその時、足元で
ギャァァァーーーーーーー!!!と言う悲鳴。
見ると、ジュンジュンのシッポがドアに挟まれている。
呑気なNAO旦那は、何が起こったのか状況把握できていない。
私も慌てて、「ジュンジュンの尻尾が挟まってる!早くドア開けてー」と言いたかったのだが、あまりのジュンジュンの悲鳴に言葉がうまく出てこない。
「おーい、早く、シッポが、それだよ、早く・・・」
訳がわからない。
状況を把握したNAO旦那がドアを開けると、一目散に走って逃げていったジュンジュン。そして、ジュンジュンの悲鳴でスイッチの入ったランディがジュンジュンの後を追う。
タンスの陰に隠れてしまったジュンジュン。
ごめんよ〜〜〜。痛かったろぉ〜〜〜。
ジュンジュンが落ち着いた頃に、ジュンジュンのシッポを握ってみるが、痛がることはない。骨は大丈夫だね!よかった!

それにしても、ジュンジュンの悲鳴をあげているときの姿といったら・・・
全身がトゲトゲに毛が立って、顎が外れそうなくらいの大口で、目玉が飛び出たような形相、まるで、マンガののキャラクターのようで笑ってしまった。
ジュンジュンにしたら、笑い事じゃないかっ!

ジュンジュンの悲鳴は1階まで響いていたらしく、さくらとキーボーも2階のホールまで様子を見に来た。その後、たまたま来ていた隣の叔母ちゃんも、「何?どううした〜?」と様子を伺いにやってきた。
どうやら、ランディにジュンジュンが襲われたと思ったらしい。
ジュンジュンはランディに襲われたくらいで悲鳴をあげるほど、ヤワじゃないんだよ!
No.362
4月28日(Thu)  アホ家族・・・
このところ遊びすぎのランディ。
昨日も朝2時間、夕方2時間!たまには体を休めるように、今日は歩き散歩のみ。
仕事のあと、旦那とランディと3人でお散歩へ・・・

遊んでもらえず、ただ歩くだけのお散歩にランディは全くやる気なし。
そのうち、旦那がまたアホなことを言い出した。
「俺がサンダル忘れてったら、ランディ、拾ってくれるやろか?」
と言いながら、ランディの前に出て、歩きながらサンダルを脱いで何事もないように進んで行った。
ランディ、うっかり通り過ぎそうだったが、すぐに気付いてサンダルを拾った。
そこで、私はランディに「逃げろ〜〜〜〜〜!」と叫んで、ランディと一緒に走って逃げた。
ランディも、嬉しそうにサンダル咥えたまま走る。
「あぁ〜〜〜〜、待ってくれぇ〜〜〜〜」と裸足でアスファルトの上を走りながら、追いかけてくる旦那。
旦那が疲れて歩き出すと、ランディと私は立ち止まり、ランディもサンダルを落とす。
そして、旦那との距離が縮まったところで、再び私が「ランディ、逃げろ〜〜〜!」
ランディもちゃんと心得ていて、急いでサンダルを咥えてまた走る。
またまた、裸足で道路を駆けて来る旦那。

今日もアホ家族炸裂で、楽しかった(^^)
No.363

るんば  2005/04/29/08:43:32   No.364
私も昨日は「るんばか」でしたが・・
NAO家もお仲間でうれしいっす!大爆笑もんの日記ありがとう!


おっかあ  2005/04/29/16:03:33   No.365
素晴らしい夫婦愛
素晴らしい家族
ぐふふ・・・・


NAO  2005/04/29/18:42:48   No.366
販売機で買い物してるおっちゃんとかには、めっちゃ白い目で見られてたけどね(^^;)


[前の画面に戻る]

[Admin] [TOP]
shiromuku(n)DIARY version 1.10
SEO [PR] !uO z[y[WJ Cu