2005年3月の日記


3月7日(Mon)  パワーアップランディ


ランディは、今日も砂浜で走る!

遊ぶ時のランディは真剣そのもの!、芝生の公園やグランドみたいな場所だと、ボールを追いかけ勢いあまってスライディングして止まるから、後ろ足がズル剥けてすぐに血を出す。
砂浜だと、どんなにスライディングしてもズル剥ける事はない。
クッションも効いているから少しは安心。
ただ難点は、翌日のウンチがジャリジャリになることと、どんどん筋肉が鍛えられて、リードを引く力がパワーアップしていることだな・・・
最近、旦那でもランディに引きずられることがあるくらい力強くなったもんなぁ。
今、ランディは1歳5ヶ月。
シェパは2歳くらいで骨格が完成すると幅が出てきてオスらしくなるという。
まだ細っこい体のランディでもこれだけ力が強いのだから、体が完成したらもっと強くなるのかな?
大丈夫なのか、私・・・
No.349

るんば  2005/03/09/08:58:36   No.350
ランディ君の躍動感!かっこいい!
ますますパワーアップだね。これからが楽しみだ〜。


おっかあ [URL]  2005/03/10/19:50:20   No.351
ドンドン男らしくなってきて
ドンドン自信がついてきて
ドンドン力が付いてきて
ドンドン試したいことも増えてきて
(^▽^ケケケ
負けるなNAOちんっ!


NAO  2005/03/10/20:56:21   No.352
大丈夫!体はマッチョでも中身はヘタレやから!(爆)

3月10日(Thu)  紅茶トリオ


今日いつもの砂浜へ行くと、先客がいた。
黒ラブ2匹がノーリードになってる。
あの黒ラブ、もしかしたら先日公園でお友達になった黒ラブかな?
もしそうなら近づいても大丈夫だろうけど、全然知らない子だったら邪魔しても悪いしなぁ。でも、黒ラブと一緒にいる飼い主は、お友達になった黒ラブ軍団の一人のようにも見える。しかし、遠すぎて確信がもてない。
せっかく来たランディの大好きな砂浜。その気になってるランディには悪いが引き返そうと思っていたら、遠くから「ラーーーンーーーディーーー」と呼ぶ声。
やっぱりお友達の黒ラブだったんだぁ。
安心してみんなと合流。
黒ラブのアスティーとラスティー。それにミニチュアダックスのミルティー。
3匹とも名前にティーがつくので、私は勝手に「紅茶トリオ」と命名。
この紅茶トリオとは、公園で面通しができているので、安心してランディもノーリード。
唯一心配だったのは、ランディより年下の、今、生後半年のミルティー君。
とっても怖がりで、まだランディに遠慮ぎみなのだ。
心配していた通り?ミルティー君を追いかけまわすランディ。
ミルティー君が慌てて逃げるから、面白がって更に追う。
ミルティー君の飼い主の小学生の女の子も、呑気にガンバレーミルティーなんて言って笑ってるし・・・
もちろん、ランディも怒って追いかけているわけでなく、ただのかけっこのつもり。
ミルティー君が逃げ出すと、追いかけていってはミルティー君の前へ出て、自分を追いかけろとアピールするランディだが、ミルティー君はすぐ反対側へダッシュ。
相手にしてもらえず、つまらなくなったランディは今度はボール投げを催促。
ボールを投げると、近くにいたアスティーと一緒にボールを追いかける。
足はランディの方が余裕で速い。でも、ボールを取るのはアスティー。
ランディはこういうとき、どうしても相手に譲ってしまうのだ。
これは、我が家の女ボス・さくらから教わった掟。掟を破ってランディが咥えようものなら、容赦なくさくらが襲い掛かってくるのだ。
だから、他の犬と遊ぶときも、おもちゃや食べ物に対する執着はない。だから、ほとんど争いになる心配もない。
ランディも自分で取りたいんだろうし、ちょっと可哀想な気もするけど、こう言うところはランディのいい所だ。悪くいえばヘタレとも言うが(笑)
本来、激しいプロレスごっこのような遊びが好きなランディだが、ちゃんと相手の犬に合わせた遊び方も心得ているし、幼少期の社会化が満足にできなかった割には、かなり優秀な成長を遂げている。
ランディ、ほんとに良い子になっているなぁ。

今日のもうひとつの収穫は、ラスティーと追いかけっこ中、「ランディ、カム!」と呼んだら、嬉しそうに戻ってきた。
私の予想は、「無視される」だったのだが、ちゃんと戻ってきてくれた。
アスティーとラスティーが前を走っていても、私の「ヒール」の号令に従い脚側もできた。せっかくの遊びの時間。あんまりお勉強させても可哀想なので、今日はできるかどうかの確認程度に留め、遊んでおいでと言うと嬉しそうに紅茶トリオの輪へ入っていった。
紅茶トリオが帰る時も、ランディはノーリードだったが私の傍を離れず、ちゃんと見送っていた。
今日は本当に偉かったぞ!ランディ!
飼い主がへなちょこなだけに、今日のランディには本当に感心した。
No.353
3月21日(Mon)  ドッグランデビュー


お天気もよく暖かい1日。絶好の行楽日和。
計画を立てていたわけではないが、思いつきでランディを連れて遊びに行った。
目指すは富士五湖。
ランディにとっては初めての長距離ドライブ。
朝霧高原付近、市街から広々とした牧草地に景色が変わるとクンクン鳴き出すランディ。オシッコなのか?と思い途中何度も休憩。それでも、またすぐクンクン・・・
どうやら、一向に目的地に着かないのが面白くないらしい。
広〜い牧草地で遊びたいからここで降ろせ!とでも言っているのだろう。
ランディよ、お前を牛さんと一緒に放牧というわけにはいかないのよ!我慢せぇ!

車内にランディのわがまま泣きを響かせながら、やっと西湖のほとりのオートキャンプ場へ。今回は泊まりではなくデイキャンプ。キャンプといっても思いつきでやってきたので、リュックの中はランディのオモチャとオヤツとお水。そしてエチケット袋のみ。
人間の食事も飲み物も何一つ用意してこなかった(^^;)
受付を済まし、早速ランディのお待ちかね。ドッグランへGO!
祝日だし、他の犬たちがいると思いきや、貸切状態!
まずは、ボール投げでランディの車内で溜まったストレス?を発散。
そしたら、フラッティの女の子がやって来た。
一応ランディにリードをつけ、まずは仲良くできるかご挨拶をさせてもらう。
お決まりの肩の毛逆立て吠えながらの挨拶をするランディ。
人の目には威嚇行動に見えるランディの挨拶にも、フラッティちゃんは怖がらず優しく挨拶を交わしてくれた。フラッティちゃんの飼い主さんと大丈夫そうですね!と確認して、2匹そろってノーリードになると、颯爽と駆けていき、追いかけっこを楽しむ。
ランディとフラッティちゃんが夢中で走っていたら、今度はゴールデンの女の子がいつの間にか入場していた。
そして、3匹で追いかけっこ!
それにしても、このレトリーバー2頭、足が速い!
最後方から2頭を追いかけるランディだが、前との距離が縮まらない。
私もこんなに早く走るランディを見たのは初めてかもしれない。
3頭が走って近づいてくると、まるで馬が走っているような地面を蹴る音。大迫力である。
しかし、すぐに疲れたのか木陰で一休みするゴールデンちゃん。そしてお水を飲む為にフラッティちゃんも退場。ランディはというと、まだまだ走るぜぃ!とゴールデンちゃんを誘う。足の速さではかなわなかったランディだが、しつこいまでの持久力は誰にも負けないのであった。
しばらくすると、ゴールデンちゃんもコテージに引き上げてしまい、また、ドックランは貸切状態。
ランディにも強制的に休憩を取らせた後、今度は初めてのアジリティーにチャレンジ!
まずは、一番危険がなさそうな蛇腹のトンネルくぐりに挑戦。
初めこそ中に入るのを怖がっていたが、トンネルの奥へボールを投げてみると、上半身はトンネルの中へ。そこで、トンネルの出口から私が覗き込んでランディを呼ぶと、蛇腹をガサガサ言わせながら、こちらに向かってきた。
1度通過してしまえば、もう恐怖心はないらしく何度も何度もトンネルの中をくぐっていく。ランディもトンネルは気に入ったようだ。
次に挑戦したのは、バーの高さを調節できるハードル。
一番低い位置にバーをセットして、リードをつけたランディと脚側しながら一緒にジャンプ。いつものように私の足元にかぶりながらアイコンタクトをとっての脚側なので、バーを全く見ていないランディは、バーを蹴散らす。
そこで、私が「ジャンプッ」と声をかけてランディの歩幅に合わせて一緒に踏み切ると、うまくバーを跳ぶことができた。
でも、ハードルはここまで。ノーリードにするとハードル自体をよけてしまうし、バーの高さを上げると、リードをつけていても横に逃げる。
バーが低ければ、ハードルはこなせるかなと予想していたが、ランディにとっては障害物を飛ぶことに面白みは感じないらしい。
それなら今度は、タイヤくぐりジャンプ。
これも、ハードル同様、横に逃げるランディ。でも、ハードルのバーよりもタイヤの方が障害物として存在感があるからなのか、それともくぐることが意外と好きなのか、ハードルに比べると成功率は高かった。
さすがに、ブリッジやシーソーは怖がってしまい前足をかけるのが精一杯。
無理にやらせて怪我をされても困るし、チャレンジは諦めた。
初めてのアジ体験に、楽しい時間はあっという間に過ぎていき、そろそろ帰ろうかと、ドッグランの出口に向かうと、「まだ、帰んないっ!」と踏ん張るランディ!
帰んないっって、アンタ・・もう3時間も遊んでるでしょっ!
そろそろ、休まないとホントに死ぬでぇ〜。
というわけで、強制退場。

帰り際、キャンプ場のオーナーからコーヒーをご馳走になりながら、犬談義。
シェパードは、訓練競技会・フリスビー・アジリティー・・・何でもこなせるから面白いよねとオーナー。確かに教える技術があれば、ランディも何でもソコソコにはこなすんだろうけど、飼い主の私も旦那も、ランディにドッグスポーツを上手にこなせる犬になって欲しいとは思っていないからなぁ。
私たちがランディに望むのは、いつまでも健康で元気で、下手でもいいからいろんなことを一緒に笑顔で楽しめればいいということ!
夏には、西湖でウォータートライアルの教室もあるという。
もう少し暖かくなったら、水浴び感覚でまた行ってもいいかな。
ランディも本格的に泳いだことはまだないし、以前川で泳がせた時、バシャバシャ水しぶきあげて楽しそうにしてたから・・・きっと、水泳は好きなんだと思う。

初めての長距離のお出掛け。今日は楽しかったね!ランディ!
帰りの車中、行きのわがまま泣きはどこへやら、ウトウトと目を細めて船をこぐランディであった。
No.354
3月24日(Thu)  BUN値
夕方のお散歩は海へ。
行ってみると黒ラブのアスティーがいた。
今日はアスティーと会うような予感があってカメラを持っていこうと思っていたのだが、CFカードが一杯で、いる画像いらない画像の選別がめんどくさくて置いてきた。
やっぱり、持ってくればよかったなぁ。失敗!

そして、ランディは調子づいてアスティーと追いかけっこ。
でも、アスティーはランディと会う前から遊んでいて既にバテバテ。
アスティー相手では物足りなくなったランディはボールを催促。
投げてやると弾丸のごとく突っ走っていく。
しかし、コレがいけなかった!
いつもの砂浜だけど、一部グランドのように土になっている場所がある。
今日は、アスティーがいたので砂浜ではなく、このグランドの方で遊んでいたランディ。
ボールを持って戻ってきたランディの足元を見ると、両前足の地面につかないパッドがおかしい。血も出ている。
よく見るとパッドがズル剥け。しかも、ちょっと厚めに剥けている。
今までのように薄く皮が剥けて出血しただけなら、家で消毒して様子を見るところだが、傷口が土で汚れているせいか、なんだか今日は結構深く剥けたように見えた。

念のため病院へ。
病院で、先生は地面に着く部分のパッドを怪我したものと思っていたらしい。
傷口を確認した先生は・・・
「あー、ここねぇ〜。でも、どうやったらココがこうなるんですか?地面には着かない部分なんですけど・・・どういう運動をしてるんですか?」
「ノーリードにして、ボール投げですけど・・・」と苦笑いの私。
病院で消毒してもらい剥けたパッドもハサミで切ってもらった。
きれいになった傷口をみると、私が心配したほどではなくて安心。
「ファングの時は病気ばかりだったけど、やっぱ、若い犬だと病院へ来る理由も怪我が多くなるもんですね〜。」と私が言うと、先生は「いやっ、ランディ君は怪我、多い方ですよ!まぁ、元気がいいと言うことなんでしょうけど・・・これだけきちんと運動してパッドが厚くなってる子は、そう簡単にズル剥けたりしないもんですけど・・・」
「・・・・(^^;)」な私。返す言葉がない・・・
ランディ君、もう少し自分の体をいたわって遊ぼうね!

病院に来たついでに、簡単に触診・検温・フィラリア検査・生化学検査などもしてもらった。
本日の体重33.8Kg。体温38.7度。心音も雑音などもなしで心配なし。フィラリアも陰性。
ただ一つ問題があったのは、生化学検査。
去年の検査で異常値を示していたBUNの値が気になっていたのだが、やはり今年も高かった。
それも、去年同様にクレアチニンは正常値なのに、BUNだけが高いのだ。
通常、腎臓機能に問題があっての異常値なら、BUNとクレアチニンの両方が高くなるはずなのだ。
BUNだけが高くなる可能性としては、高たんぱくな食生活・脱水(下痢などしていなくても小腸内で炎症があって、症状として見えない状態での脱水も時にあるらしい)・
泌尿器疾患が原因でオシッコがうまく排泄されていない状態・などが考えられるらしいが、どれもランディには当てはまらない。
去年は、手作り食がメインだったということもあり、高たんぱくな食事を原因として疑った。食べすぎというほど、たんぱく質は多く与えていなかったけど、他に原因が思いつかなかったから。
もともと4月には検査をするつもりでいたので、ここ数ヶ月はフードメインの食事にしていた。
それでも、去年同様の結果が出たということは・・・一体何が原因なの?
BUNが腎臓機能の状態を示す値だけに、楽観視はできない。
腎臓は他の臓器と違い、一度落ちた機能は回復することはない。
でもいくら心配しても原因がわからなければどうしようもない。
BUNだけが異常値で他は正常というケースは、先生にもよくわからない状態らしい。
しかも、食欲も元気もあるし、毛艶も悪くないし、きちんと筋肉もついて体格構成も健康そのものなのだ。
先生と話し合った結果、一番気になる腎機能の心配を原因の中から排除するため、尿検査も急遽実施することにした。
膀胱に直接針をさして尿を採取。
結果は、すべて異常なし。ということで、先生の見解は、腎機能が原因になってBUNの値が高くなっているとは考えにくいということだった。
ひとつ、考えられることとして、運動などで筋肉を酷使?した後には、BUNの値が高くなることがあるという。
でも、フリスビーやアジリティなどの競技に本気で取り組んでいるようなスポーツドッグならトレーニングも半端ではないのでそういうことも考えられるが、いわゆる家庭犬が遊びとして楽しく走り回る分には、ここまで値が高くなるかというと個体差もあるしはっきりわからないらしい。
結局は、何が原因かわからないということだった。
ただ、ランディは遊んでる間、絶対に休まない。一緒に遊んでいる犬たちが疲れて休んでも、ランディは、遊んでくれないとなると一人でボールを咥えては走り回る。
リードをつけて強制的に休ませようとしても、リードの範囲内で動き回りじっとしていることができない。
案外、筋肉の酷使がBUNの原因になっているかもしれないなぁ。
先生の見解も、筋肉を使った後のタイミングで検査しているからBUNの値が高くなるというのが濃厚なようだ。
半年くらいたったら、今度は一度、安静にしている状態から検査に連れてこよう。
いつでも全力で張り切るランディのこと、果たしてそれが可能かどうかはわからないけど・・・

あっ、先生にひとつ聞き忘れていた!
BUNの高い状態でのワクチン接種に問題はないか?ということを。
今日、1時間にわたり、BUNの原因として考えられることを先生と話したが、結局、出た結論は憶測でしかない。ワクチンの薬剤が体内に入ってどんな作用を引き起こすのか、少しでも疑問がある以上は、今回は見合わせておいた方が賢明かもしれない。
来月、さくらたちのフィラリア検査に同行して、先生に相談してみよう!
No.355
3月28日(Mon)  調べてみた
やはり先日のランディの血液検査のBUN値が気になり、何か安心につながる事はないかと、もう一度基本から調べなおしてみた!

基本的に腎臓機能の指標になる検査項目はBUNとクレアチニン。
まとめてみると、次のようなこととなる。

BUNは生体内における蛋白代謝の終末産物。
腸から吸収された蛋白質はアミノ酸に分解され、健康を維持するため様々なことに利用される。利用されなかったアミノ酸は更に代謝され、アンモニアへと分解される。
アンモニアは体内で有害となるため、肝臓で尿素に変えられ、腎臓で濾過され体外へと排出される。
その為、BUN値の減少は肝臓機能の低下などによりアンモニア→尿素への変換ができなくなっていることを表わす。
逆に、BUN値の増加は、尿素が腎臓でうまく濾過されていないことを表わす為、腎機能の低下の指標とされる。
ただし、腎臓疾患以外の要因によっても値は左右されることが多い。
例えば、年齢・運動・食事・などにより値は変動する。

一方、クレアチニンは筋肉代謝の副産物。
BUNと比べると、腎機能以外の要因に値が左右されることは極めて少ない。
腎臓疾患以外では、筋肉量の増加で値は上昇、逆に筋萎縮では低下する。

というわけで、血液検査ではBUNとクレアチニンは、大抵セットで検査されることとなる。また、BUNとクレアチニンそれぞれの値も重要だが、この2つの比率も重要なことだということがわかった。
一般的に、BUN値が高値で、BUN/CREの比率が10倍以上の時は、腎機能低下以外の要因が考えられ、CREが高値で、BUN/CREの比率が10未満では腎機能低下の可能性が高くなると言われているらしい。

ランディの場合、BUN値が高くCREは正常値ということだから、やはり腎機能低下の心配はなさそうだ。
今回の検査は、運動後に行ったため、脱水とまでいかなくても喉が渇いている状態ではあったし、やはりその辺の事が検査値に影響を及ぼしたのだろう。

実は今回の検査から先生との話しの中で、このBUN/CREの比率のことは出ていた。
たしか、先生はこう言っていた。
「BUN/CREの比率が10倍以上なので、検査の結果としては様子を見ましょうと簡単に言えない」というようなニュアンスだったように思う。
これは、私の聞き間違いだったのか?それとも先生の勘違いだったのか?
自分なりに調べて「比率10倍以上は腎機能低下以外の要因が濃厚」ということだったから、私は先生の言葉を思い返し、矛盾を感じた。
結局、腎機能低下を心配して当日に尿検査までしたわけだから、やはり先生が勘違いしていたのかもしれない。
獣医さんも人間だもの、勘違いすることはあるだろう。
だから、私は先生を責めるつもりはない。
ただやっぱり、ファングの時から感じていたことだが、どんなに信頼できる先生であったとしても、鵜呑みはいけない。
言葉を鵜呑みしてしまうと、とんだ方向へと進んでしまう危険がある。
やはり、飼い主が先生との会話の中からヒントとなるキーワードを見つけて、自分でもう一度調べてみることが、より安全な治療を病院で受けられることに繋がるし、日頃からこう言うことを心がけていると、1秒を争うような事態になった時、そのとき自分が何をするべきか、どんな治療方針を選択するべきか、自分自身の知識として蓄積されていく。
動物の治療は、必ず飼い主の私達がすべての決断をしていかなければならない。
そのとき、先生の説明が理解できず、ただただお任せするしかないという飼い主に私はなりたくない。この子たちの命の委任状を預けられているのは、獣医さんではなく、飼い主の私自身なのだから・・・
No.356

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