全国的に大寒波やらで、毎日風は強いし、寒いし・・・ しかーし、元気印のランディに家の中でぬくぬくは通用しない。 よっしゃー、今日も気合入れて公園で遊びまくり&お勉強じゃー!
そして、いつもの公園。よしよし、早めに来たから誰もおれへん! まずは、ワクワク気分が爆発寸前のランディにボール投げ。 1回全速力で走らせれば、ランディは少し落ち着く。 そして、3mのリードをつけたランディと私も一緒に走って追いかけっこ。 息も絶え絶えの私に、ランディは容赦なく紐付きボールを見せびらかして誘ってくる。 そして、また追いかけっこ・・・
そろそろ、ランディも落ち着いてきたし、お勉強タイム! と思ったら、いつもこの公園で出会うダックス君がやってきた。 ダックス君の飼い主は小学生の女の子。よく見かけるから毎日愛犬のお散歩をしているのだろう。 ダックス君と女の子は、いつも狂って遊ぶランディを遠くから眺めていた。 先日、思い切って声をかけてみると、ランディとダックス君をお友達にさせたいみたい。 そこで、今日、思い切ってランディを近づけてみた。もちろん、女の子にランディの性格を話し許可をもらってからである。まだ、生後5ケ月でちょっと怖がりな所があるダックス君。万が一、ランディが襲ったりしないか?と不安な面もあったが、ランディは相手の傍に行ってしまえば、吠え立てることもないし鼻と鼻をくっつけてキチンと挨拶できる。 もちろん、相性の悪い相手とはうまくいかないが、このダックス君とならランディは大丈夫だろうと判断した。ランディが大丈夫ならダックス君にも恐怖心を与えトラウマになることはしないだろう。私がこう判断したのには、ダックス君の飼い主である女の子がランディをまったく怖がっていないことも大きかった。 実はかなり万が一の状況を心配していた私だが、近づけてみると、ランディもおとなしく挨拶しているし、ダックス君もちょっと戸惑いはあったようだが、ランディに興味津々の様子。ランディにとっては初めての年下のお友達である。
ダックス君とランディが、お互いの体をクンクンしていると、そこへ黒ラブちゃんがやってきた。 この黒ラブちゃんも時々ロングリードで遊んでいる所を見かけていたが、視界に犬をとらえた途端に吠えまくるランディのせいで、飼い主さんと話すのは今日がはじめて。 黒ラブちゃんの飼い主さんも、小さいダックス君と一緒にいるランディを見て、安心しているようだ。これはチャンス!と黒ラブちゃんとランディを挨拶させてとお願いすると、快くうなずいてくれた。 お言葉に甘えてリードを緩めると、ランディは黒ラブちゃんに突撃! 黒ラブちゃんの顔に右から左からチューの嵐! ランディの様子を見ていると、自分と同じくらいの大きさの犬との方が安心できるみたい。ダックス君との挨拶は、ランディもちょっとぎこちなかった。 またねー!とダックス君と黒ラブちゃんと別れたあと、とっても賢く挨拶できたランディを一杯誉めて遊んであげた。 今日は、お勉強を頑張る予定だったが、上手にお友達を作れたからお勉強免除! ハイテンションの私とランディが走り回っていると、今度は小学生の女の子2人が、「かわいいー!」と叫びながら、こちらにダッシュしてきた。 ランディを見てかわいいというのも珍しいが、何の躊躇もなく駆け寄ってくるのも極めて珍しい。 女の子2人のあまりの猛烈ぶりに、私の方がビビッてしまった。 とっさに、ランディにマテを命じるポーズと号令を、女の子たちにかけてしまった! 女の子たち、ピタッと止まる(^^;) すると、礼儀正しく2人声を揃えて「触らせてくださ〜い」とお願いされた。 相手は小さな小学生。ランディが飛びつけば、いとも簡単にひっくり返ってしまう。 しかし、何事も経験だ。 女の子たちには、「急に走ってくると犬もビックリしちゃうから、犬に近寄るときはゆっくり歩いてきてね!」とお願いをしつつ、事故がおきないようリードを持つ手に気合をいれて「どうぞー」というと、ランディもおとなしくオスワリをして撫で回されていた。 「かわいい〜、かっこいい〜」を連発しながらランディを撫で回した女の子は、気が済んだのか「ありがと〜」と言ってまた走り去っていった。
まだまだやんちゃで元気一杯、しつけだって完璧とはいえないランディを、知らない人や犬に近づけるのは、結構勇気がいる。あえてお友達を作らなくてもランディには、私たち家族がいるのだから困ることはない。でも、時には私が勇気を出してランディを信じてあげることも大切だな思った。ランディに良い経験をさせることができて嬉しい1日となった。仲良くしてくれたみんな、ありがとう!
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No.337 |
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