本日は、しっぽに尽くす1日。 さっさと家事を済ませ、ランディを連れて実家へ・・・ まずは、吹雪の爪きり。 このところ、全く実家に顔を出していなかったので、思ったよりも伸びていた。 吹雪のサークルに入ると、ランディは犬用の室内外出入り自由に作ってあるサークルの中から、ヒャンヒャン吠えながらサークルを体当たりで破壊。 仕方なく、爪きりの間、ランディだけはリードに繋ぎ、犬用サークルを修理。 さくらもキーボーもゴンも、みんなおとなしく吹雪の爪きりを見学しているのに。 まったく、余分な仕事を増やすやっちゃなぁ。 吹雪は賢く母に抱っこされて、爪きり完了。 でも、今日はランディの吠え声にちょっとビビッたか、抱っこしていた吹雪を母が降ろすと、母の膝の上にかわいいウンチがコロッと落ちていた。 それにしても、もう、薄っすらと冬毛が新しく伸びてきているというのに、まだ前の冬毛が取れていない。 吹雪は、犬のように抜けた毛が落ちず、まるで鎧のように剥がれてくるのだが、腿と首の一部がどうしても取れない。 引っ張ると痛がるし・・・これも、どうにかしてやらないとなぁ。 吹雪の後は、犬達の番。 毛玉だらけのキーボーを丹念にブラッシング。 しかし、キーボーの体にブラシをかけると、「あたしの手入れをやりなさい!」とばかりに、さくらがその巨体で割り込んでくる。 同時に、ランディも「キーボー、遊ぼうぜぃ」とキーボーに体当たり。 そして私は、35Kgのランディと20Kgのキーボーと30Kgのさくら、合計85Kgの圧力を受け撃沈。踏ん張ってみたがやはり敵わず、地面に押し倒された。 そんな時でも、ゴンはマイペース。 キーボーやさくらが、ご飯の時にこぼしたフードを探し出しては、拾って食っている。 「ゴン、そんなもん食べちゃダメだよ」というと、しっぽを振りながら愛想を振りまくが、目を離すとすぐにまた、拾い食い。 そんなゴンを見て、ランディも真似して拾い食い。 「こらっ!」 まったく!と思いながらも、犬も人の子供と一緒で、大人たちがしていることを良く見ているなぁと感心する。 そんな、リラックスしたブラッシングタイムと言えない雰囲気の中で、近寄ってきた犬を交互にブラッシングしていると、聞きなれない吠え声を聞いて、隣のおっちゃんが「誰が吠えてるだぁ〜」とニコニコ笑いながらやって来た。 「おっ、ランディもいるじゃねぇかぁ」とランディに手を出してくれたが、久しぶりだったせいか、ランディは微妙な距離を取りながら吠える。 少し時間がたったら、自分からおっちゃんの傍に行って撫でてもらえた。 そして今度は、「ランディが来てるから、カイも連れてくるかなぁ」そう言って、おっちゃんは自分の犬である甲斐犬のカイ君を連れに行った。 カイ君がやってくると、ランディはビビリまくり。 カイ君とは初対面ではなく、ランディが仔犬の頃から遊んでもらっていたのだが、やはりオス同士だからか、大きく成長したランディにはちょっと厳しい。 カイ君が鼻にシワを寄せると、耳を倒し怖がるランディとカイ君の間に、さくらがウゥーッと唸りながら割って入る。 さくらから見ると、ランディは自分の群れの一員で、カイ君はただのお友達らしい。 また、さくら姐さんに守ってもらったランディ。 カイ君も、さくら姐さんには一目置いているので、決してケンカになることはない。 そう考えるとさくらは大したものだ。、犬社会の中で女だてらに、オス犬たちをまとめきっている。ちょっとかっこいい。 でも、ゴンは以前、お散歩中にノーリードの犬に襲われたとき、さくらに守ってもらえなかったと母が言っていた。何故だろう? ランディよりも、同じ家で暮らしているのだからゴンの方が絆は深いはずなのに・・・ ゴンはマイペースだけど、ランディはいつもリーダーであるさくらの口の周りをペロペロ舐めてご機嫌をとっているからかなぁ? カイ君が帰っていった後は、暑いのとはしゃいで疲れたのとで、犬達はそれぞれ自由にくつろぎだした。騒々しいブラッシングも順調に進み、ボサボサだったキーボーもきれいな毛並みになって私も満足。 とりあえず、今日の犬たちへの奉仕は終了。
さぁ、家に帰ったら、ジュンジュン坊ちゃまとマッコ嬢と遊んであげなくちゃ!
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No.266 |
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