2004年8月の日記


8月8日(Sun)  訓練やり直し
久しぶりにランディの1ケ月下のラブラドール君とお散歩で会った。
すっかり体も大きくなって立派になっている。
立派になったのは体だけではない。さすがに先住犬のラブラドール君とアジの大会に出場している飼い主さんだけあって、お散歩もきちんと脚側で歩いている。
まだ、ランディの方を振り返って気にするあたりは若さが出ているが、落ち着いていられる所はさすがである。
それに比べて、ランディは・・・
ガウガウと吠えまくり、引っ張りまくり。
これも、出張訓練を頼んでしつけを熱心に頑張っている飼い主と、連日の暑さからサボり気味の飼い主の差が犬に出たなということだなぁ。反省である。
せっかく、ランディは訓練が好きで、ランディの方から私の正面に座り「早く訓練しようよ!」と誘ってくるくらいなのに、私が台無しにしてしまっているなぁ。
しかも、公園での訓練はうまく出来るのに、道路を歩くときにはそれが全くできない。
これも、中途半端な私の教え方のせい。ますます反省。

ちっと、今日は気合を入れてお散歩でしつけ&訓練を頑張ってみるか!
ということで、まずは、公園に行ってボールを使い服従訓練のおさらい。そして、ありあまるパワーを一緒に脚側で走ったり、ボールを引っ張りっこして消化してやる。
楽しそうなランディに比べ、私はこの時点で汗だく状態。でも、今日は頑張るぞ!
公園である程度満足させた上で、お散歩。今日の目標は、リードを引っ張らずにゆっくり歩くことと、他の犬に出会ったときに引っ張ってもいいからまずは吠えないこと。
ゆっくり歩く目標は、時々強くリードを引っ張って前へ出るが、私がこまめにこちらに注目するように声をかけることで、なかなかいい具合にクリア。心を入れ替えしつけのやり直しの初日としては、私が満足できる出来である。きっと毎日、これを繰り返していけばそれが当たり前の習慣になっていくだろう。大切なのは根気よく続けること。
そして、もう一つの目標である吠えないこと。一般的には基本中の基本のしつけ。でも、これはちょっと私とランディにとってはハードルが高い目標だ。
初めから他犬とすれ違うのは無理があるだろうと、今日は、家の中から吠えてくる犬がいるところをコースに選んだ。
その家の前にさしかかかかると、私の思惑どおり、家の中からワンワンと激しく吠えてくる。吠えられた瞬間に走り出すランディのリードをグイッと引っ張り返し、すかさず「いけない!」とちょっと気合の入った声で指示。
いつもと違う私の雰囲気に、ランディも興奮してリードは引っ張るものの吠えることはなかった。そして、ワンワンと吠えられ興奮しているランディのリードを操り、道路上で停座させるとしっかりと私に注目していられた。そこで、吠えなかったことをしっかりと誉めた。
2軒目も3軒目も同じ要領で通過。
リードを握る手は、軍手をはめていても擦れてヒリヒリと痛かったが、目標である吠えないことはクリアすることができた。大満足の出来である。

飼い主の気持ちが変われば、ちゃんと犬にはそれが伝わる。
犬は賢いから、飼い主の適当さはすぐに見抜いてしまう。
優秀な家庭犬に育てるためには、根気と忍耐、そして飼い主のやる気が必要なのだと改めて感じた。
No.255

るんば  2004/08/09/09:23:58   No.256
がんばって!NAOさんとランディ君ならきっといいペアになれるよ〜。


Windyママ  2004/08/18/12:25:47   No.259
お散歩で吠えるのは、吠える前にコマンドすればオッケーだし、お散歩での脚側は出来なくても私は気にしないよ。お散歩は探検モードでいつも歩いています。犬とすれ違うときだけ注意をしてればオッケーだと思う。Naoさんの愛犬を想いの心を持ってすれば、なんでも可能だと思います。リラックスして探検モードでいいのです。ファイト!!

8月9日(Mon)  一周忌


ファングの一周忌。
あれからもう1年。別れたばかりは、毎日同じ朝がやってきて同じ夜がやってきて、今までと何も変わらないのにファングがいないというだけで、何もやる気にならなかったし、ただ時間だけが意味もなく過ぎていくだけだった。
そしてずっとそんな毎日が続くと思っていた。だってファングはもう帰ってこないから。
でも時間が過ぎれば、死の間際のファングの姿しか思い出せなかったのが、ファングと一緒に歩いた日のことやファングと一杯話したときのことを思い出せるようになった。
そして、私が悲しみから解放されるために、ランディは心の大きな支えになってくれた。
1年前、ぽっかりと空いた心の大きな穴は、今はしっかりとファングとのたくさんの思い出で埋められている。

ファングと一緒に暮らして、老いることは決してみじめなことではないと思えるようになった。そして、死は決して恐れるものではないことも・・・
葛藤しながらも全てを受け入れ、どんな困難にも決して諦めず、常に自分と人を信じ、優しい心を失わない、そんな彼のような生き方が出来る人間に私はなりたい。


No.257

Windyママ  2004/08/18/12:28:57   No.260
ファングとの素敵な想い出を時々お話し聞かせて下さいませ。素敵な出会いに感謝!!

8月13日(Fri)  初泳ぎ?


以前、さくらファミリーと一緒に行った山へ、今日はランディとNAO夫と家族だけで出掛けた。
世間はお盆休み中ということで、他の人がいるとランディをノーリードで遊ばせられないからと、朝6時の出発だ。
現地に到着。ランディも普段感じることのできない自然の雰囲気にワクワク顔で嬉しそう。人がいないことを確認してリードをはずしてやると、ランディは「早く〜」とばかりに私たちの前を進んで行っては振り向いて待っている。
芝生の上を飛ぶように走り回り、嬉しさを体全体で表現している。
川をみつけ、「入っていい?」と確認するかのように私を見たので、「いいよ!」と言うと、川の中へジャブジャブ入っていった。
大きな石が転がる足場の悪さをもろともせず、水しぶきをあげて走り回る。
あまりのはしゃぎぶりに、足をくじいたりしないかと心配。
でも、嬉しそうな愛犬の笑顔をみるのは、この上ない幸せだ。

芝生の上では、ちゃんとお勉強も忘れない。
こういうところでないと、ノーリードでの訓練はなかなかできない。
紐無脚側、招呼、いろいろ練習。
さすがにテンションが高いのでランディの気分も乗って上手に出来るのだが、私とランディが集中してやっていると、NAO夫が「らんでぃ〜〜〜」と呼んだりするので、ランディの集中が途切れてしまう。
本当は、どんな誘惑があっても訓練中は私への集中を持続してくれないといけないが、ランディはまだまだその域には達していない。
NAO夫の邪魔が入る為、変な癖をつけてもいけないので、今日はお勉強はやめて、ランディをフリーで遊ばせることにした。

そろそろ帰ろうかと、ランディを呼んで駐車場へ向かおうとした所、川がちょっと深くなっているところを発見したランディは、またまた川の中へ。
深さはランディの足が届くか届かないかくらいの深さ。
ランディはちゃんと泳げるか心配だったので、水量の少ない場所で遊ばせていたのだが、それでは物足りなかったらしい。
深さがあっても、全く気にせずズンズン飛び込んでいく。
そして、バシャバシャと激しく水しぶきをあげながらも、なんとなく犬かきっぽい動き。
「おぉ〜〜〜〜!ランディ、泳げるんじゃん!」
でも、なんとなく溺れているようにも見えるあたりがランディらしい。
溺れるような犬かきでランディが楽しんでいると、ハイカーが2人やってきたのでリードをつけようと呼ぶが、ランディは遊びに夢中で戻ってこない。
ランディがハイカーの人のところへ行ってしまって、怖がられてしまうんじゃないかと心配したが、ランディは水遊びの方が楽しいらしく、ハイカーの2人を無視してバシャバシャしっぱなし。ハイカーの2人も、水と戯れるランディを見つめながら、笑顔で通り過ぎて行った。
水遊びに飽きたランディは、今度は芝生の方で遊ぼうよと、私たちを誘う。
せっかく来たんだしと、気の済むまで遊ばせてやることに。
芝生に戻り、追いかけっこ。でも、ランディは足元フラフラ。
少し休ませて、結局帰ることに・・・
もっと、遊ぶ〜!と寝転がったまま動かなくなり、居残り作戦に出たランディだったが、私たちがドンドン歩いていって、木の陰に隠れると、急いで追いかけてきた。
駐車場で、濡れた体を拭いて帰宅。
山を降りて、市街地に入るとものすごい暑さ。
山の中はあんなに涼しかったのに・・・
このお気に入りの山は、舗装された道も人が裸足で立っても平気なくらいだったし、真夏の日中に犬を連れてくるには、丁度いい場所だ。
もう一度くらい、今年、行けたらいいなぁ。

No.258
8月21日(Sat)  ゴン行方不明


ゴンがいなくなった。

このところの暑さから、少しでも涼しいところへ自分で移動できるようにと、サークルで囲ってその中で離してあった。
夜もそのまま離してあると母が言っていたので、夜や人が家を空けて目が届かなくなる時には、しっかり係留するように!と私はたびたび注意をしていたのだが、大丈夫!と私の言うことを母は全くきかなかった。
今日の朝、何故かはわからないが囲っていたサークルに隙間ができていて、ゴンの姿はなかったという。
あれほど言っていたのに・・・

そんなことよりゴンを探さなければ!
住所のある警察署と役所、隣接する町の役場と市の警察署と役所に、迷い犬を保護したという連絡がなかったか問い合わせてみる。
今日は、まだないらしい。もしも、そういう連絡があったら電話をくれるようにそれぞれの機関にお願いをした。
保健所にも連絡をしたが、土曜のため留守電になっていて繋がらなかった。保健所には月曜になってもゴンが見つからなければ、朝一番で連絡をすることに。
動物病院にも、電話帳を広げ、かたっぱしからかけてみる。
事故にあって怪我をしていたから連れてきたということがあるかもしれないと思ったが、動物病院でもゴンの手がかりは見つからなかった。

ゴン、一体何処にいるの?
ゴンは、もともと迷い犬で、たまたま母の家の前をフラフラしながら通り過ぎるところを保護した犬。警察や役所にも届けたが、飼い主は見つからず母の家の子になった。
あの時もそうだったがゴンはひたすら歩き続けてしまう。
優しいそうな人に付いて行ってその家に居ついたり、自分の居心地のいい所を見つけて、その場所を基点にウロウロすることもない。
とにかくひたすら移動してしまう。
2日3日と同じ場所に留まってくれれば、気がついた人が通報することもあるだろうが、見かけただけで次の日にはいなかったとなれば、通報されることもなくそのままになってしまうだろう。
とにかくマイペースな性格だし、家や家族に執着している様子も、さくらやキーボーに比べるとあまり感じられなかった。
きっと、一人で家に帰ってくることはできないと思う。
夕方、ランディを連れて実家の方へ散歩をしながら、ゴンがいないかと歩き回ったが、やはり見つけることはできなかった。
日が暮れて、外は真っ暗。さぞかしお腹を空かせているだろう。喉も渇いているだろう。
もしかしたら、事故にあって動けなくなっているかもしれない。
もう、ゴンとは会えないのだろうか?
こんな別れ方は嫌だ!
No.261

るんば  2004/08/21/20:03:25   No.262
ゴンちゃんが無事に見つかりますように!センター休みの土日の頼みの綱は交番です。こまめの連絡と写真入の張り紙、新聞、広報誌の迷い犬欄は優先的に掲載してくれるのでがんばってみてくださいね。

8月22日(Sun)  ゴン、無事帰る!
ゴンが無事に帰ってきました!
よかった!とにかくよかった!

バイト先でゴンのことを話すと、仕事仲間の子が昨日の夕方、一人で歩いている犬を見かけたと言っていた。
場所は、自宅からそれほど遠いわけではないが、散歩の圏内ではない所。
早速、母に電話をして「もしかしたら、その犬がゴンかもしれないから、探しに行ってみて」と頼んだ。
しかし、そんなに簡単に見つかるわけもなく、ゴンは発見できなかった。

私は、仕事が終わった後、自宅でゴン捜索用チラシをつくり、ランディのお散歩もそこそこにして、コンビニにカラーコピーをとりに行こうとしていた。
出掛けようとしたその時、母からの電話。
「ゴン、帰ってきたよ〜」
聞くと、自宅の近くで一人で歩いているゴンを、隣のおっちゃんが見つけて連れてきてくれたらしい。やはりゴンは、飲まず食わずで36時間放浪していたらしく、ちょっとだけ痩せてはいるが、事故には遭っていないようで怪我もないという。

見つけてくれたおっちゃんの話によると、バイト仲間の子が昨日犬を見かけたという方角から歩いてきたと言うので、バイト仲間の子の見た犬はやっぱりゴンだったのかもしれない。
と、いうことは、ゴンなりに家を目指して歩いてきていたのかな?
そう考えると犬ってすごいなぁ、と思った。
そういえば、さくらやランディは、いつも歩いている道はちゃんと地理を把握していると、感じることが多々ある。ゴンからは地理をわかっていると感じたことはないが、案外、ゴンも、ちゃんとわかっているのかもしれない。

「今からゴンにご馳走をあげるから・・・」と母は早々に私との電話を切った。
なにはともあれ、本当に無事で何より!
私もこれで今日はゆっくり眠れる。
No.263

狗呂  2004/08/23/17:12:40   No.264
ひさしぶりにひまわりを覗いてみると、いやはや大変でございました。
当方で保護していたジョンも先月のとんでもない雷の日に脱走して帰らず。
結局、一年半ぶりに元の飼い主宅まで戻り、メデタシとなりましたが、詳細はまたジョン&ヨーコで報告します。
とにかくよかったですね。

8月27日(Fri)  再発、トイレ破壊


お盆休みから、私を悩ませてきたランディのいたずら。
留守番中のトイレ破壊である!

我が家では、ランディは片足をあげての男の子スタイルで用をたすので、壁にダンボールを張り付け、そこにオシッコシートを貼り付けてある。
幼い頃から、このダンボールを喰いちぎるのが楽しいらしく、留守番をさせると必ずダンボールの破片が部屋中に散乱していた。
毎回、「いけない!」と叱り、たまたま破壊していない時にたくさん誉めることで、数ヶ月は、このいたずらが治まっていた。
しかし、お盆休み終了と同時に再発!
お盆休みの間は旦那が家にいたので、ランディだけでの留守番はなかった。
たった数日、一人になることがなかっただけで、留守番が我慢できないものになってしまったようだ。
おまけに、留守番仲間であるはずのジュンジュンとマッコは、冷房の入った部屋だと寒いのか2階の締め切った部屋で寝ている。
ひとりぼっちの寂しいやり場のない切ない思いを、毎回凝りもせずダンボールにぶちまけているランディ。
気持ちはわかるが、いけない事はいけないのだ!
当然、毎回私が帰ってくると叱られるランディ。
最近では、車を降りた時点で、ランディが賢く留守番していたか、何かやらかしているかがわかるようになった。
なぜなら、イタズラをしてしまった時には、ランディは車の音がしても出窓から顔を出さない。玄関にもお出迎えに来ない。
叱られるのがわかっているから、自分の布団の上にオスワリをして、耳を倒し神妙な顔つきでおとなしくしている。
でも、今日は車から降りると出窓から顔を出していた。玄関に入ると誉められる自信があるらしく、私を出迎えシッポを振る。一応部屋を確認するとダンボールを破壊することもなく、他にもイタズラをした形跡もない。おとなしく留守中は眠っていたようだ。
私に叱られないことがわかると、もう大変。
「ボク、今日はおりこうだったでしょ!誉めて・・・誉めて・・・!」とアピール。
ランディが満足するまで、5分以上体や頭を撫でて「賢かったねぇ!」と褒めちぎる。
これで、いたずらをしなければ誉められることを思い出したはず。
明日は仕事から帰っても、部屋は無事だろう。
No.265

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