2004年6月の日記


6月5日(Sat)  食欲不振


我が家の男しっぽたちは、そろって食欲不振の毎日。
そんな中、マッコ嬢だけはご飯命でムシャムシャとよく食べる。
まぁ、この時期は暑くなって湿度も高かったりで食欲が出ないのもわかるが・・・
でも、ここ数日は天気がいいわりにカラッとしていて過ごしやすい方なんだが、毛皮を全身にまとっているしっぽたちにとっては、それでもかなりの暑さなのだろう。

困るのは、食欲不振でもおいしいものは食べたがる所。
私にしてみれば、腹が減ったのなら飯を食え!という感じだが、ジュンジュンとランディは、力を合わせておやつの強奪に興じている。
ジュンジュンが押入れや引き出しに爪をかけて隙間を作り、頭を突っ込む。
ジュンジュンの頭分の隙間に今度はランディが更にでかい頭を突っ込む。
そして、ジュンジュンが中に忍び込み、カサカサとおやつの袋を物色しては、小さな牙で袋を引っ張りだす。すると今度はランディがおやつ袋を丸ごと咥え、パワーにものをいわせて袋を食いちぎり、飛び散った中身をみんなで仲良く食べるのだ。
まったく、小さくて器用なジュンジュンと力任せのランディ。お互いの得意な技を見事に使い分けての共同作戦に感心すらしてしまう。

ジュンジュンはそこそこご飯も食べているようだが、ランディはほとんどご飯を食べていない。ランディは、手作りご飯に大好きなお肉を多めにしても食べないし、犬缶でも食べようとしない。お手上げである。
2匹とも元気は爆発するほどあるから、心配はいらないと思うが・・・

でも、今からこんなんじゃ、梅雨明けの真夏が思いやられる。
早くもちょっとほっそりとしてきてたジュンジュンとランディ。ちゃーんとご飯を食べないとバテちゃうぞ!
そしてもう一つの心配は、近頃プクプクのお腹を更にふくよかにしているマッコ嬢。
あんたは食べ過ぎです!
No.230
6月10日(Thu)  はじけ犬


昨日は久しぶりに実家犬たちとランディを遊ばせてあげた。
ひとしきり遊んだ後はみんなでお散歩。
私の担当はランディとさくら。
ランディを実家犬たちと一緒にお散歩させるということは、私にとっては翌日の筋肉痛を覚悟の上である。
案の定、今日は右肩から腕までプルプル状態になってしまった。

ランディも13日には9ケ月となる。
よちよちの仔犬の頃と比べると毎日大きくなっているという目に見える成長はないが、首輪が少しづつきつくなってきていることからも、まだまだ成長中ということが実感できる。
ランディはとにかく嬉しかったり楽しかったりすると全身で感情を表す。
今までは、さくらとランディの2頭引きでも力づくでコントロールできていたが、ランディの体重が30Kgを超えた頃から、力だけでコントロールすることがきつくなってきた。
普段のランディだけを連れてのお散歩ではグイグイと引っ張ることもあるが、比較的落ち着いて脚即で歩いてくれる。
しかし、実家犬たちとのお散歩では、常に命一杯の力で引っ張って歩く。
暑い季節には、コレがとっても心配になる。
この日も、グイグイと引っ張りすぎて舌が紫色に変色。ヒューヒューと喉から変な音も出る。私は一度、弟犬のシンディの熱中症を体験しているので、ランディが同じ状態になるのではないかと心配で仕方がないのである。
夏場は実家犬たちとのお散歩は控えたほうがいいのかな?とも思うが、毎日、外で車の止まる音がするたびに、期待に満ちた顔で玄関までまっしぐらに走るランディを見ていると、実家犬達と遊べることを心待ちにしていることが手に取るようにわかる。
やっぱり、ランディが喜ぶことはできるだけさせてやりたい。
実家犬たちと会っても、最初ははじけるのは仕方ないとしても、しばらく時間がたったら、少しだけクールダウンしてくれるとありがたいのだが・・・
これがランディにとっては難しいらしく、実家犬たちと一緒に居る間は常に全力投球なのである。脳からの動きすぎたから少し休みなさいという指令が、嬉しい楽しいという感情にかき消されてずーっと動き続けるランディ。

秋には両親との同居もスタート。ランディは2階、実家犬は外という違いはあれど、そうなれば当然、今は離れて暮らしている実家犬とランディも同居。
毎日、こんなハードな散歩では心配性の私の心も体ももたない。
秋には、ランディも1歳を過ぎているし、案外、毎日一緒に居れば、今ほどはじけなくなるかもしれないが・・・
もしも、成長してもはじけ癖が落ち着いてなかったら・・・これは十分あり得る。
今より体重も増え、体も大きくなったパワーアップランディを私はどう扱えばよいのか・・・不安だ。
そのときは、2頭引きして1回で散歩を済ませようという怠け心を捨て、1頭づつ2回散歩に行くとしよう。
そう思いながらも、秋までに訓練で何とかならないものかと試行錯誤している私もいる。
もう一度、犬の訓練サイトをまわって、勉強しなおしだ。
訓練とは、犬よりも指導手の技術が大切。素人なりにがんばるのだ。
No.231

狗呂  2004/06/11/12:54:55   No.232
どうもです。
ますます腹筋の割れる生活となりそうですね。
ある意味うらやましいです。
しげしげと自分の腹の行く末を考えます。


NAO  2004/06/11/18:40:50   No.233
トレーニングのために、ランディ、お貸ししましょうか?(笑)

6月12日(Sat)  ギックリ腰?


昨日、久しぶりに昼寝をして目が覚めて起き上がろうとしたら、動けない!
これが噂に聞くギックリ腰というヤツだろうか?
ギックリ腰になったことのない私には、これがギックリ腰かどうかわからないが、とにかく腰が痛くて動けないのだ!
幸い、外は雨。これではランディのお散歩は行けない。(この状態では晴れていても行けないが・・・)
しばらく、うずくまって楽な姿勢を保っていると、一緒に昼寝をしていたランディも目覚めた。
「NAOが起きたぞ〜!わ〜い、遊ぼうーぜい!」と、うずくまる私に向かって、蹴りを炸裂。ソファーの上からジャンピングボディプレス。助走をつけて走ってきた勢いのまま体当たり。とどめに頭をこすり付けてきてそのままでんぐり返りの嵐。
仕方なくランディのほっぺを撫でてやると満足気な顔で落ち着いた。
でも、撫でるのをやめるとヒャ〜〜〜ンと奇声を発しながら、再びでんぐり返しの嵐。
腰の痛みとランディのでんぐり攻撃にひたすら耐えていると、今度はガシャーンと大きな音が・・・
ジュンジュンが網戸に飛びつき、外れた網戸と共に外に出てしまった。
かろうじてブロックの塀で支えられている網戸にしがみついたまま、まんまるの目でこちらを振り返るジュンジュン。
腰の痛さに耐えながら、4足歩行から2足歩行に移行する進化の過程のような奇妙な足取りで、網戸からジュンジュンを引き剥がし捕獲。
外れた網戸を直していると、ハァハァという息遣いとタッタッタッという足音が背後から近づいてくる。予想どおり次の瞬間、背中に衝撃を受ける。
普段ならランディの飛びつきなど平気だが、さすがに今日は耐えられず、そのままびしょ濡れの外へ網戸ごと私は突き飛ばされた。
ランディよ、お前は私を殺そうとしているのですか?
ジュンジュンもこんな時に冒険野朗にならないでください!
泣きが入る私に、マッコ嬢は半目でクールな視線。
しっぽたちにいたぶられながら、旦那にレスキューコール。
すると、旦那は電話口で大うけ!まったく人の不幸を笑いすぎである。

一夜明け痛みはだいぶ治まったが、まだランディのリードを持てるほど回復はしていない。仕事が休みの旦那をたたき起こし、ランディのお散歩をお願いする。
しかし、旦那と共に外へ出るのを拒否するランディ。
「今日は、おとーさんとお散歩へ行っといで・・・」
なんとかランディをなだめて散歩へと送り出したが、玄関や勝手口のまわりでウロウロしているだけで、一向に出発する気配がない。
そのうち、旦那が「オーイ、ランディ、動かへん!」と叫んでいる。
引きずって行けばランディも付いて行くだろうに・・・なんで、犬の散歩一つできんのじゃ!
仕方ない・・・
私も一緒にお散歩へ付き合う。
みんな揃ってのお散歩にランディはウキウキ!私はトボトボ!
リードさばきが下手な旦那にランディを託すことは心配だったが、今日は土曜日ということもあり、よその犬とすれ違うこともなく無事帰ってくることが出来た。
さすがに、中腰での荷物の上げ下ろしはできないので、今日は仕事を休んで安静にしていよう!


No.234

るんば  2004/06/12/19:08:37   No.235
 なんだかすごいことに・・(汗)
安静にしてお大事にしてくださいね〜。
ジュンジュン、ランディ君、かあちゃんを休ませてあげてね〜。

6月21日(Mon)  台風とお騒がせな人たち


台風が来ている。
天気図で見ると、強風域の丸の中に日本の本州がすっぽり入るほどの大きさ。
TVでは外出を控えるようしきりに呼びかけている。
こんな日は、ゆっくり家の中で過ごすのに限る。
ランディもネコズもまったりとおとなしいものだ。
2時間程前にTVで隣県の様子を見たら、どしゃぶりの雨と強風に揺さぶられる街路樹の映像が映し出されていた。
空が暗くなってきたし、そろそろこちらも強風域に入る頃かなぁ。などと思いながら、この所滞っていた日記の更新をしようとPCの電源を入れた。
しかし、いざ日記を書こうにも、コレといってネタがない。
そうだ!特別なおもしろエピソードでなくても、ランディの訓練の成果をここらでまとめてみるのもいいかもしれない。
キーボードをたたき始めると、足元でウトウトと寝ていたランディが急に起き上がり、ソワソワし始める。「誰か来たの?」耳を澄ましてみると、外でチャリンチャリンと音がする。
このチャリンチャリンの音を聞いたランディは嬉しそうに階下へと駆け下りていき、ワンワンと吠えまくる。
日記のネタがやってきたようだ。ランディの訓練成果は後日としよう!
私が窓から覗くと、さくらとキーボーが母と叔母を引き連れてこちらにやってくるのが見えた。
チャリンチャリンの音の正体は、さくらたちが首輪につけている鑑札とリードのナスカンがあたる音。
まさか、こんな日にノコノコとお散歩しているとは・・・
なんでも、さくらが朝のお散歩でウンチが出なくて、実家の方でもう一度行こうと思ったがさくらが動かないので、車でわざわざやって来たらしい。
でも、この辺りもそろそろ強風域に入る頃。外は少しづつ風が強くなりはじめ、雨も降り始めてきている。
「台風なのに、何してんのー?」と窓から声をかけているうちに、雨の勢いがドンドン強くなってくる。
掃除も済ませちゃったのに、まったく、しょうがないなぁと思いつつ、雨宿りに玄関を開けてやる。
狭い玄関の中に犬3頭と人3人。ただでさえ蒸し暑いのに密度が高くなって体感温度は急上昇。
「ちょっと、雨宿りしてればすぐやむでしょ」とのんきな母に、
「台風だから、通過しちゃうまで5時間くらい降り続けると思うよ」と私。
30分ほど玄関で待ったが、予想通り雨風ともに強くはなるもののやむ気配はまったくなく、結局、私が車で送っていくはめに・・・
まずは、カッパを着込み、勝手口から出て車を玄関に横付けにする。
もう一度勝手口から部屋に戻り、玄関からランディだけを居室側へ隔離。
そして、勝手口から再び外へ出て、玄関で待機しているさくらとキーボーを車に押し込み、母と叔母にも車に乗り込んでもらう。
強風にカッパのすそはめくりあがり腰までビショビショ。カッパのフードもかぶるどころではなく、髪の毛もビショビショの私。
勝手口と玄関の鍵を閉め、叔母の家まで送り届け、とんぼ返りで帰ってきた。
送り届ける車中では、「あんたたち、天気予報見てないの?」という私に、「そういえば、誰も外を歩いてなかったねぇ」とのんきな叔母。
「まったく、こんな日はおとなしく家にいなきゃダメでしょうが!何してんの」と笑いながら私が怒れば、「迷惑をかけに来たんだよねー!さくらー!」と大笑いの母。
まったく、気がついてみれば、家でおとなしくしていた私が、一人だけびしょ濡れではないか!
本当に、毎度のことだが、困った人たちだよ!はぁ〜(ため息)
No.236

るんば  2004/06/22/15:51:53   No.237
ドタバタだけど毎日楽しそうなNAOさん家。(^^)るんば家との違いは、きっと私が生粋のなまけたろうだからでしょう〜。NAOさんのアクティブさを見習いたい〜。

6月27日(Sun)  ついてない散歩
いつもの散歩道で右に曲がる角の家に飼われているミニチュアダックス。
この犬とランディはどういうわけか相性が悪いらしく、他の犬には見せないような激しさでランディはダックスに吠え掛かる。
いつもはこの角を、吠えまくり引っ張りまくるランディと一緒に私も走ってやり過ごすのだが、今日は、角を曲がったところに小さな子供を抱っこしたお婆ちゃんの姿があった。
ガウガウ状態のランディと私が一緒に走りながら曲がってきたら、間違いなくこのお婆ちゃんは恐怖感を抱くことだろう。
仕方なく今日は、引っ張るランディに持っていかれないようにグッと踏ん張りながら歩いて行った。しかし、コレが失敗だった。
ランディはアスファルトにガリガリと爪をたてて引っ張る。
やっとダックスの家から離れて、落ち着いたランディの足元を見ると血で真っ赤。
爪が神経や血管の通ってる部分まで削れてしまったようだ。爪が割れたり折れたりと言うわけではないのでまだマシだが、結構な量の出血。
お散歩はまだまだこれからと言うところだったが、引き返し自宅より近い祖母の家で少し休憩させてもらった。ランディを座らせてティッシュで爪を強めに押さえて止血。
暑さもあってランディも割りとおとなしくしていてくれたので、比較的早く血は止まった。
血も止まったところで、今日はそのまま帰宅することにしたのだが、自宅へ帰る途中、今度はまたしても相性の悪いチワワと遭遇。
しかも、この飼い主まったく気が利かない。すれ違いが出来ないような狭い道で前方に犬がいようが、絶対にわき道へそれてくれるようなことはしないし、抱っこして通り過ぎるわけでもないし、それこそ1メートルくらいまで近づいて早くどいて頂戴よ!と言わんばかりに仁王立ち、リードも短くするなんてことはしないので、キャンキャンと威勢良くリードの許す限りこちらに近づいて吠え掛かっている。当然、ランディの場合、こう言う状態になってしまうと引っ張ってもなかなか前には進めず、道を譲ろうにもそれる道もない。ということでどうしようもない状態になってしまう。
もう少し、距離を置いて待っていてくれたり、抱っこしてドンドン通り過ぎてくれたりと相手のことを考えて行動してくれると助かるのだが・・・
犬の散歩は時間帯が重なることが多く、コースも犬にとって心地良いコースは他の犬とのすれ違いも多く発生する。
車の運転と同じで、いつものコースだからと我を張って自分のペースで突き進んで周りを見ていないと事故がおきるもの。
お互い気持ちよく愛犬とお散歩ができるように、みんなが周りに少しだけ気を配ってもらいたいものだ。
幸い今日は後ろからやって来たこのチワワに私が早く気付いたので、公園にランディと入ってやり過ごすことが出来た。
もし、道路上でかち合ってしまったら、せっかく止まった血がまた噴出してしまうところだった。
家について早速、爪を消毒。この季節は細菌も活発に繁殖しているから化膿しないよう気をつけなくちゃ!スッキリ治ってくれるといいんだけどな。
No.238
6月30日(Wed)  雷雨


今日はものすごい雷と雨だった。
何でも1日の降水量としては観測史上初だったとか・・・
そんな中、私は家の打ち合わせの予定があったので出掛ける準備をしていると、ランディも一緒に行く気になって喜びながら駆け回る。
残念だけど、今日は遊びに行くんじゃないんだし、ものすごい雨だからランディはお留守番だよ!玄関まで見送りにきたランディの顔はいつもより不満そう。

大雨とバリバリと空気を震わせながら鳴る雷の中の打ち合わせ。
足元の水溜りが、みるみる大きく深くなっていく。
30分ほどの打ち合わせを終えて帰ろうと車に乗り込むと目の前の用水路が溢れて道路と区別がつかなくなっていた。

家につくとランディとネコズが何十時間も待っていたかのようにお出迎え。
こんな日はやっぱりしっぽだけのお留守番は不安も大きくなるらしい。
部屋に入ると久しぶりにランディに破壊されていた。
最近は仕事で留守にしても、いたずらすることなくお利巧さんに留守番が出来ていたのに。
なんだっ!コレはっ!と私が叱ると慌ててテーブルの下に頭を突っ込み耳をペシャンと畳んで上目遣いで反省のポーズ。そしてしっぽの先だけを左右に控えめに振るのがランディのごめんなさいなのだ。
実はこれ、私にとっては悩殺ポーズ。ランディの叱られている時のしぐさといい顔といい、かわいくて仕方ない。
いつも、笑いたくなるのを必死にこらえてビシッと叱りつける。
今日もしっかり反省したので許してやると、途端に飛びつきとでんぐり返りで甘えてくる。まったく調子のいいやつである。

外では相変わらず雷は鳴り続けているが、ランディはへっちゃら。
ファングは雷が大嫌いで、遠くでゴロゴロなるだけでウロウロソワソワ。近くで落ちるような大きな雷が鳴れば、もうパニックだった。
だから、留守中、雷が鳴ると私はファングのことが心配でたまらなかった。
でも、ランディは遠くでゴロゴロ鳴ってもまったく気にならない様子。さすがに近くで落ちたような雷なら、耳を立ててキョロキョロするが、すぐにフゥ〜とため息をつきながら寝てしまう。
私もせっかく雷に恐怖感を持っていないランディが、雷を特別なことと思わないように、いつものように普通に振舞う。
ファングみたいに雷や花火や子供の空気銃の音など、怖いものがあるととってもかわいそうなのだ。ファングがいた頃は、夏の風物詩の花火大会も楽しむどころか、私にとっては迷惑なイベントだった。怖がる愛犬の姿を見るのはやはり飼い主も心が痛む。
その点、今年からは花火大会もランディと一緒に?楽しむこともできるし、雷が急に鳴っても買い物をやめて家に急いで帰らなくてもいい。
No.239

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