最近、マッコは「蜘蛛女」と呼ばれている。 何故かというと・・・
ある日の夜、私が風呂に入ろうと洗面室へ行くと、風呂場の入り口に何やら黒い物体がある。しかも宙に浮いているように見える。眼鏡を掛けていなかったのだが、なんだかとっても嫌な予感。 眼鏡を掛けて戻ると、案の定、それは手の平程のデッカイ蜘蛛だった。 私は、虫が大の苦手・・・旦那はまだ帰っていない・・・どうしよう・・・
そうだ!!!
NAO家防衛軍!非常事態です!ただちに出動してください! ジュンジュン隊員、出撃〜! 寝ているジュンジュンを抱いて洗面室へ。蜘蛛を見せるとウニャ〜? 眠そうで、かなり迷惑顔だったジュンジュンの目がまん丸になった。 ヨシッ!ジュンジュン隊員は目標を確認! 続いて、マッコ隊員、出動〜!ジュンジュン隊員を援護してください。 逃げるマッコを捕まえて、蜘蛛のもとへ・・・ マッコも目標を確認すると、私の手から飛び降りてやる気満々!
2匹の隊員が揃うと、マッコは下で待ち構え、ジュンジュンは家具の上にのぼり、上から蜘蛛に手を伸ばす。ジュンジュンの手が糸に触れて蜘蛛が降りてきた。そこを、マッコがジャンピングキャッチ!見事な連携プレーだ。
しかし、ここからが大変だった・・・ マッコは捕まえた蜘蛛をくわえて、私に向かって走ってくる! 「あたし、捕まえたわよー!見てみて〜。」と嬉しそうに走ってくるのだが、 その口からは、蜘蛛の足がニョキニョキ出ている。 ヒャ〜〜〜来ないで〜〜〜!と私も走る。 そのうち、ジュンジュンと蜘蛛の取り合いになり、蜘蛛をくわえて2匹が部屋中を走り回る。 私にとっては、とんでもない修羅場になってしまった・・・ 仕方なく、旦那が帰ってくるまで2階の部屋に避難。 階下では、壁に体当たりする音、椅子を倒す音などが、しばらく鳴り響いていた。 仕事から帰った旦那は部屋を見て、泥棒に入られたと思ったらしく、かなり慌てておりました。
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No.160 |
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