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戦前の文学作品を読んでいると、よく「ふのりと卵で髪を洗う」というシーンが出てきます。宮尾登美子の小説や、夏目漱石の「吾輩は猫である」等々。 つやつやと豊かな黒髪に洗い上がり、こしやつやが出るようです。 しかし、ふのり…海草のふのり。どうやって髪を洗うのか?泡はたつのか? 気になっていろいろ調べてみました。 いくつかの情報をつなぎ合わせてみると、 (1)ふのり洗髪は、石鹸などの界面活性作用でなく、のりのぬるぬる、べとべと成分を使用して汚れを吸着し、流すしくみで洗うらしい。 (2)ふのりは、新潟県小千谷の名物「へぎそば」のつなぎや、染色の助剤として使われている。 (3)ふのりは土佐(高知)や紀州(和歌山)あたりが原産である。北海道でもとれる。 (4)乾燥ふのりをお湯で煮て濃し、その汁を洗髪に使う。お湯でざっと予洗いした髪にぬるぬるをよくなじませてもみ洗いし、洗い流す。リンスは不要。 卵を使うと、トリートメント効果があると思われる。 (5)市販品もある。「海藻洗髪・黒潮ふのり」や「こんぶとふのり」など。 とりあえず、食用のもので試してみることにしました。 |
■食用ふのりで試す | ||||||||||||||||
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