手作りの基礎化粧品〜器具と材料


■器具の殺菌
■基本の材料
■はちみつ化粧水
■クレイ化粧水
■漢方エキス入り化粧水
■クリームをつくろう


■器具の殺菌
手作り化粧品は、保存料を使わないため、傷み・腐りが早いです。
腐ったりかびたりした化粧品は肌に害があるので(アレルギーもおこしやすいです)、使わないでください。
傷みにくくするためには、容器を殺菌して、できあがった化粧品は冷蔵庫で保管するのがいちばんです。

使用するビーカーや保存ビン、スプーンなどは必ず煮沸消毒します。
熱いので気を付けて。金属トングを使うと便利です。
製作前には手もよく石けんで洗いましょう。

■器具について
煮沸消毒するので、器具や保存ビンは金属・ガラス製品が好ましいです。
化学実験用のビーカーや薬サジがあれば便利ですが(東急ハンズなどの理科学用品売り場で手に入ります)、なければ普通の計量カップやジャムなどのビンで問題ありません。
化粧水のビンは、市販品のビンが空いたものが使い勝手がよいと思いますし、ダイソーなどの\100ショップにも売られています。
また、無印良品のコスメ売り場にもいろいろ置いてあります。
プラスチック製品は煮沸できないので、消毒用アルコール(薬局で売ってます)を入れてシャカシャカ振ってください。

■ぴのあ
■生活の木
■グリーンフラスコ
■基本の材料
■精製水
薬局でコンタクトの煮沸消毒用に売られています。1本(500ml)で\80〜100)程度の安価なものです。(生理食塩水やコンタクト用洗剤入り保存水などと間違えないでください)
水道水(浄水器を通してあっても)、ミネラルウォーターなどだと傷みやすいので、必ず精製水を使ってください。
■はちみつ
はちみつは優秀な保湿剤です。
特売の安いものを買うと、水あめや砂糖で増量したまがいもののことが多いので、信頼できるものを探して購入しましょう。
保湿効果だけであれば砂糖やはちみつでもよいのですが、はちみつの殺菌力やミネラルの力を期待するのであれば、本物を使いたいところです。
「マヌカハニー」などの効果なものにはより力がありますが、日常的にはきちんとしたものであれば普通のはちみつで十分です。
■グリセリン
薬局で普通に手に入ります。
グリセリンは、油脂からとれる保湿剤です。少量でかなりの保湿力があります。
化粧水に入れるのであれば、100ccの精製水に対して小さじ1程度で十分です。
あまり濃度が高いとかえって刺激になるので注意。
写真の500ccビンで\980でした。100cc程度のビンでも売っています。
■スピリッツ
漢方生薬のエキス抽出に使います。
ウォッカ、ジン、焼酎などスピリッツならなんでもかまいませんが、アルコール度数の高いもの(40度以上)でにおいにくせのないもの、となるとウォッカがおすすめです。

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