手作りの虫よけ(材料と器具)


■材料について
エッセンシャルオイル(精油)
オイル(キャリアオイル)
消毒用アルコール・グリセリン
クレイ(粘土) 
重曹
ワセリン

■器具・容器

■材料入手先

■レシピ:虫よけスプレー
■レシピ:かゆみどめクリーム
■レシピ:ダニ忌避カーペットクリーナー
■レシピ:ダニよけルームスプレー

■材料ついて
■エッセンシャルオイル(精油)

使用上の注意
精油(エッセンシャルオイル)は、植物(花、葉、樹、果皮など)の揮発性の高い芳香物質です。
天然のものとは言え、使い方によっては刺激物にもなる強い成分のものですので、取り扱いには十分気を付けてください。

(1)直接肌につけたり、口に入れたりしないこと。
例外として、ラベンダー・ティートリーの精油は直接肌につけられるものとして知られていますが、肌に合わない人は必ずいます。
まずはひじの内側などの肌の弱い部分に、オイルで濃いめに希釈した精油を少量つけて20分程度様子を見る「パッチテスト」をしてみてからのご使用をおすすめします。
パッチテストで赤くなったりかゆみを感じたりした場合は、使用を見合わせてください。
異常を感じたら、すぐに洗い流してください。
精油をマッサージなどに使用するときは、オイル(オリーブ油、ホホバ油など)で希釈して使います。精油は水には溶けません。スプレーやローションに使う場合は、オイルやアルコール、グリセリンなどに溶かしてから水と合わせるのがおすすめです。

(2)保存・取り扱いの注意
精油は、直射日光の当たらない冷暗所に保存してください。消費期限は未開封で2年・開封後1年程度が目安です。柑橘系(オレンジ、レモン等)の精油は半年程度で劣化しますので大量に買いだめしないほうが良いです。
通常、精油のボトルには1滴ずつ滴下できる「ドロッパー」がついています。使用するときには、入れすぎないように様子を見て注意して滴下します。
使用後は、きちんとフタをしめて保存します。
精油は揮発性の油です。火気のそばには近づけないこと。

(3)容器の注意
精油の原液は、プラスチックを溶かします。それぐらい、強い成分なのです。
希釈していない原液をプラスチックの容器に移し替えないでください。また、希釈した製品…スプレーやローション、クリームなど…も、できればガラス製の容器に入れて使用してください。

(4)その他の注意
オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ベルガモットなどの柑橘類の精油が肌につき、ここに日光…紫外線があたるとしみやかぶれの原因になります。これを「光感作用」といいます。ローションやクリームにこれらの精油を使用する場合は、夜の使用だけにした方が無難です。(せっけんに含まれている場合は流れてしまうのでほぼ無害です。)

また、下記の精油は妊娠中の使用は控えてください。
ジュニパー、セージ、ユーカリ、チェストベリー・アンジェリカ・カモマイル・カンファー・サイプレス・シダーウッド・ジャスミン・スペアミント・ゼラニウム・タイム・バジル・フェンネル・ペパーミント・マジョラム・メリッサ・ミルラ・ラベンダー・ローズ・ローズマリー


(5)虫よけにおすすめの精油
レモングラス、ペパーミント、ゼラニウム、ラベンダー、シトロネラ、
ユーカリやティートゥリー、カンファー・ホワイト、ジュニパーベリー、ローズウッド

■オイル(キャリアオイル)
クリームのベースになる油です。
オイルには、
ホホバオイル、オリーブオイル、マカデミアナッツオイル、ククイナッツオイル、アーモンドオイル
などの植物性のオイル、
カレンデュラオイル、アロエベラオイル
などの浸出油、
エミューオイル、馬油、ラノリン
などの動物性のオイル、
ココアバター、シアバター、マンゴバター
などのバター類があります。
化粧頻用のオイルは、手作り材料やアロマテラピー用品を通信販売しているネットショップやアロマショップなどで買えます。
いちばん手軽に手に入るのは、薬局で売っている「局方オリブ油」です。最初は入手しやすいもので試してみましょう。
「無印良品」のショップでは、ホホバオイル、オリーブオイル、スクアランオイルが買えます。
※食用オイルについて
食用のオリーブオイル、グレープシードオイル、ごま油などは安価で手に入りやすいですが、圧搾時に溶剤抽出している場合がほとんどなので、肌に直接つける化粧品にはあまりおすすめできません。

■消毒用アルコール・グリセリン
どちらも薬局で手に入ります。
アルコールには「無水アルコール」と「消毒用アルコール」があり、「無水アルコール」は純度99%以上のエチルアルコール、「消毒用アルコール」は70%程度に希釈したものです。
通常は「消毒用アルコール」を使用します。「無水アルコール」は、そのままでは消毒用には向きません。

グリセリンは、油脂を分解して作る天然の保湿剤です。化粧水などに適量配合すると保湿効果があります。使いすぎは肌を傷めるもとなので注意しましょう。
(50ccの精製水中、5cc程度がおすすめ)
■クレイ(粘土)
汚染されていない海岸の地下40〜60mの粘土層から掘り起こし、日光で乾燥させ粉砕した天然ミネラルたっぷりの粘土。
「モンモリロナイト」「ホワイトベントナイト」などの粘土の粉末です。ヨーロッパでは、伝統的に美容・病気の治療目的(クレイセラピー)で使われてきました。
水に溶けた状態で皮膚に塗るとフィルム状の膜をつくり、保湿・保護効果があります。
不純物や汚れ、毒物、老廃物をくるみこんで排出する効果があると言われており、手作り化粧品では天花粉やフェイスパウダー、化粧水や乳液などに使われます。
ジェル状にした市販品もあり、便利です。

■重曹
化学名を炭酸水素ナトリウム、別名 重炭酸ソーダともいいます。ふくらし粉などの食品や、胃薬などの医薬品としても使われます。
粒子が細かく、傷を付けない磨き粉としても利用できます。(お風呂やシンクの掃除に最適)。手作りの歯磨き粉も重曹で作ることができます。
においや汚れを吸着するため、ドライシャンプーにも使えます。
■ワセリン
ジェル状の半透明の軟膏で、メイクアップ製品や整髪料、軟膏等の原料、皮膚保護剤などに使用される、石油原料の炭化水素類の混合物です。軟膏状の化粧品を作るのに便利です。
皮膚に対する安全性は高いと言われていますが、油焼けしやすいので注意が必要です。
■容器・器具について


■計量スプーン

大さじ、小さじです。大さじは15cc、小さじは5ccがはかれます。
3本セットのものの場合、「大さじ・小さじ・小さじの2分の1」のセットになっているので、一番小さいものを小さじだと勘違いしないように。

■デジタルはかり
1g単位まで計れるデジタルはかりがおすすめです。アロマ用の0.1g単位まで計れるものがあれば理想です。


■スプーン
キサンタンガムを入れたり、できあがったクリームを容器に移すのに使います。
ステンレス製のカレースプーンなどでよいです。

■陶器ボウル
クリームをつくる容器です。
保温性がよく、湯せんにかけられるものがよいです。
角のない丸っこいもの、ごはん茶碗などが向いています。

■ビーカー
これも湯せんにかけられるもの。ビーカーでなくとも、湯飲み茶碗などで十分です。
精製水を入れ、湯せんにかける時に使います。


■温度計
オイルの温度をはかります。文房具店や製菓器具のコーナーにあります。


■ミニホイッパー
オイルと水をかき回すのに使います。製菓用の大きいものではなく、マドラーのような小さいものを使います。
これから購入するのであれば、気持ち大きめのものおすすめです。

■スプレーびん
煮沸消毒できるガラス製のものがおすすめです。エッセンシャルオイル(精油)はプラスチックを溶かすので、プラスチック製の容器での長期保存はできません。また、遮光性のある茶色や青いものの方が保ちがよいです。

■クリーム容器
金属製のメンタム容器やガラス製のクリーム容器がおすすめです。


※小さい写真はクリックすると大きなものが開きます。
■材料入手先
■生活の木
■なみきハーブガーデン
■E-CONCEPTION
■Tea Tree Farms
■ぴのあ
■お風呂の愉しみ ネットストア
■石澤研究所
■Baldwin
■ALL ABOUT JAPAN「アロマテラピー」


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